2009年の幕開けは、いきなりクレームから始まった。
世に言う、「モンスター客」?
予約のお客様から、道が分からないと電話がかかってきた。
確かに、ここは地の果て森の中。
しかも午後4時からチェックインというのに、まだお昼の12時半だ。
「看板を見ながらお越しください」
というボクの応答にどうやらカチンときたらしい。
一癖も、二癖もあるやくざ風なオッサン相手に暫し言い合いに。
だけど、そこは老獪なワタシ。
「お気持ちはヨーク分かります。できるだけ早くご用意いたしましょう」
それでもお客様の怒りは収まらない。
一度抜いた刃を収めあぐねているようだ。
「お客様、大変失礼ですが、とてもいいお顔をされてますね。きっと心根は優しいお方なんですね」
「そんなに言われたんじゃァ、返す言葉がネージャねーか。俺も商売人だ、あんたもこだわりを持って商売してんだろ。ここは女房の手前、俺の顔を立ててくれ」
ハイハイ、お安い御用で、
ナーんていうことはいわなかったが、一件落着。
そのあとワザワザ、コンビにまで行って、
「あんたをイジメタお詫びだ」
と、照れくさそうに酒を買ってきてくれた。
お友達になった。
帰り際、
「俺の店にも遊びに来てくれ」 と、名刺をくれた。
「どんな店ですか?」 と聞いた。
「ソープランド」
オヤジさんはうれしそうに笑った。
「ハイハイ、行きます、いきまーす!」
マア、今年も幸先が良い様で。ウシッ!
世に言う、「モンスター客」?
予約のお客様から、道が分からないと電話がかかってきた。
確かに、ここは地の果て森の中。
しかも午後4時からチェックインというのに、まだお昼の12時半だ。
「看板を見ながらお越しください」
というボクの応答にどうやらカチンときたらしい。
一癖も、二癖もあるやくざ風なオッサン相手に暫し言い合いに。
だけど、そこは老獪なワタシ。
「お気持ちはヨーク分かります。できるだけ早くご用意いたしましょう」
それでもお客様の怒りは収まらない。
一度抜いた刃を収めあぐねているようだ。
「お客様、大変失礼ですが、とてもいいお顔をされてますね。きっと心根は優しいお方なんですね」
「そんなに言われたんじゃァ、返す言葉がネージャねーか。俺も商売人だ、あんたもこだわりを持って商売してんだろ。ここは女房の手前、俺の顔を立ててくれ」
ハイハイ、お安い御用で、
ナーんていうことはいわなかったが、一件落着。
そのあとワザワザ、コンビにまで行って、
「あんたをイジメタお詫びだ」
と、照れくさそうに酒を買ってきてくれた。
お友達になった。
帰り際、
「俺の店にも遊びに来てくれ」 と、名刺をくれた。
「どんな店ですか?」 と聞いた。
「ソープランド」
オヤジさんはうれしそうに笑った。
「ハイハイ、行きます、いきまーす!」
マア、今年も幸先が良い様で。ウシッ!