世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

運鈍根勘

2015年01月09日 | 人生
「事を成し遂げるのに必要な3条件として「運鈍根」という言葉がある。

もちろん、「運」は幸運を、「鈍」は愚直を、「根」は根気を指す。


以前は、鈍に違和感を覚えていた。

むしろ鋭、つまり鋭く、鋭敏で、細かいところにも手が届くほどのきめ細やかさが必要ではないかと思っていた。


ところが成功するには、鈍い くらいの粘り強さが必要だという。

つまり細かいところを気にしすぎてあまり神経質になると、精神的に参ってしまう可能性が高いらしい。


確かに、回りにいる人で心の病を抱えている人ほど気にしすぎの傾向が見られるようだ。

そんなところまで気にしているかと思うくらい、気を回す。

起こってもいないことを先回りして心配する。

それよりも、細かいことを気にせずやりたいことを進めるタイプのほうが何かを成し遂げる確率は高そうだ。


気が利くことと、気を使い過ぎることとはいささか違う。

つまり気疲れしてしまう。

人から間違いを指摘されたり、非難でもされようなものならそれだけで参ってしまう。


人の目ばかりを気にしていたら、自分自身を見失うことにもなりかねない。

そういう意味では、確かに鈍いほうがいい。

打たれ強い人は総じて鈍感である。

気にしない、気にしない。



さらに付け加えるなら、

勘がいい人がいい。

勘は鋭いほうがいい。

勘が鈍いと間違った選択をしてしまう。

勘は研ぎ澄まさなければならない。


勘には天性のものと、経験によって磨かれた後天的なものとがある。

判断して選択するには、最終的に勘に頼るしかない。


勘を感と置き換えてもいいだろう。

感性、第六感など。

勘を働かせてそれを信じることで初めて幸運がもたらせられる。


自分は運がいいと心底思えるか。

ついてないと思うことが多い人には、幸運は訪れにくい。


Lucky、Happyを口癖に幸運を引き寄せよう。


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