世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

情熱と沈着のあいだ

2013年03月20日 | 人生
時に情熱と沈着が交錯する。

人と接するときは自ずと情熱が頭をもたげるが


潮が引くように人がいなくなると

急激に冷静さがボクの心を支配する。


まるで祭りの後の静けさの中に放り込まれたかのように。



人はいつもハイパーテンションではいられない。

時に冷静に自分を見つめる時間が必要だ。


だが、冷静さを通り越してむしろ虚脱感に襲われてしまう。

この空虚さは何なんだろう。



若き青春時代、よりどころのない不安に苛まれたことがある。


それから幾星霜、

純白の服が汚れきってしまっている。

ところどころ擦り切れている。


あの頃の純粋さはどこへ行ってしまったのだろうか。

ボクは穢(けが)れきってしまったのだろうか。


若さを気取っていきがってみたところで、

所詮、早晩息切れするのは見えている。


ドーパミンを噴出させねば。

だが出しまくるととんでもないことになりそう。

どこかの暴走老人になりかねない。


だから、ときどき冷静ホルモンが必要になる。



こんな時はセロトニンが湧き出る。

これもまた行き過ぎると、鬱になる危険性があるが。



要は、ホルモンのバランスなのだ。

だがあまりに入れ替わりが激しいと、躁うつ病になりかねない。


人生ってバランスとるのが難しい。


まるでジェットコースターのように激しい浮き沈みを繰り返し、

終わってみればクタクタ。

だけど、どこかに爽快感が残る。

また乗ろうと、病み付きになることも。




そういえば、昔(1999年)「冷静と情熱のあいだ」という小説(映画)があった。

それはイタリアのフィレンツエが舞台だった。




たしか、ドゥオーモのクーポラ(聖堂の丸屋根)で昔の恋人との再会は…

といった内容だったような。




また、この週末から東南アジア行脚が始まる。

そこに何が待っているというのか。


昔の恋人なんか居やしない。

新しい恋人が待っているのかも。


いかん、またドーパミンが出始めたゾ。
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