久しぶりに親父の墓参りに行った。
季節はずれの墓参り。
親父の好きだった缶ビールと線香を持って。
お盆やお彼岸にはいけない。
忙しいから。
76歳で親父が突然他界してから7年半になるが、年に二度ほどしかいかない。
そこは家から車で一時間半ほどかかる。
この時期寒風が吹きすさぶ、とある田舎にある。
なぜ、そんな所に墓があるのか、謂れは知らない。
めったに行かないのに、行く度に気づくことがある。
いつもきれいに墓石が磨かれ、周囲も掃除され、生花が凛として生けてある。
ボクの知る限り誰も訪れる人はいないはずなのに。
親父を慕う誰かが・・・・・・?
男のやる仕業とは到底思えない。
「やるなー、親父」
手を合わせながら、話しかける。
女好きだった親父の秘密が隠されているようで、微笑ましかった。
季節はずれの墓参り。
親父の好きだった缶ビールと線香を持って。
お盆やお彼岸にはいけない。
忙しいから。
76歳で親父が突然他界してから7年半になるが、年に二度ほどしかいかない。
そこは家から車で一時間半ほどかかる。
この時期寒風が吹きすさぶ、とある田舎にある。
なぜ、そんな所に墓があるのか、謂れは知らない。
めったに行かないのに、行く度に気づくことがある。
いつもきれいに墓石が磨かれ、周囲も掃除され、生花が凛として生けてある。
ボクの知る限り誰も訪れる人はいないはずなのに。
親父を慕う誰かが・・・・・・?
男のやる仕業とは到底思えない。
「やるなー、親父」
手を合わせながら、話しかける。
女好きだった親父の秘密が隠されているようで、微笑ましかった。