世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

問題が起きた時、どう対処するか

2011年09月16日 | 苦境
災いは


突然やってくるのが常である。



どんなに注意深い人でも、


水も漏らさぬほど準備万端

ぬかりないと周到に構えていても




その間隙をぬって


予期せぬところから


思いがけなく襲ってくるものである。






そして


どんなに冷静沈着に見える人でも


少なからず動揺するだろう。






初期の段階では


その 「対応姿勢」 が問われる。




よほどの緊急性を必要としない限り



あわてて動く前に


まず


冷静さを取り戻すことだ。





あとから


初動の対応の適格性を問われることがある。





慌てて動くと



まずロクなことはない。






平常心を取り戻すことが先決だ。






そして


逃げないで


正面から受け止める。




微笑みを浮かべるくらいの


余裕があってもいい。





愛と慈しみの気持ちがあれば


それは自ずと浮かんでくるかもしれない。










その次に問われるのが


「問題解決力」 だ。




あらゆる情報を収集する。



そして


すべてを鵜呑みにしないで


情報の成否を判断する。





それから


どっこいしょと、

やおら行動に移しても遅くはない。




一般には

素早い行動が求められるが、


緩急織り交ぜることも必要だ。






ときには




動かず静観することが重要な時もある。




山での遭難などは


じっと留まって待つことが要求されることが多いと聞く。







反応しなことに



相手が苛立つこともある。





北風のように


激しく攻撃してくるかもしれない。




「こっちを振り向きなさい。


私の要求に答えなさい」 とばかりに。








そんなとき



不安と恐怖が交錯するだろう。





重要なのは


弱音や


愚痴、



否定的言葉を吐かないことだ。





相手を罵ることも禁物だ。




なぜなら


相手と同レベルに墜ち込む危険性があるから。








直面している艱難をいかに切り抜けるか


その一点に的を絞って



冷静に

そして


ひたすらにあらゆる機能を働かせる。







あるいは

苦しみが襲うだろう。


だが


その苦しみが工夫を生み、


創造力を豊かにする。







そこから思わぬ展開が訪れる。






相手のある問題については、




真摯な対応こそ不可欠だ。





相手の立場


気持ちを慮(おもんぱか)る。




だからと云って


相手の要求をすべて受け入れる必要もない。





心から相手のことを思えば



たとえ


相手が望んでいない結論に達しようと


それが相手のためになることがある。




相手の要求にそぐわなければ



怒り狂い

その時は怨まれるだろう。





だが


長い目で見れば


いつか分かってくれることもある。




「情けは人のためならず」

という言葉もある。





ときには


突っぱねることが


真に相手を成長させることにつながることも多い。





相手を怨んではいけない。



だが


恨みを買うことを恐れてはいけない。





それも


真の勇気の一つなのだから。







そういう問題が


つい最近、ボクの身に起こった。




そして

つくづくそう感じた次第だ。

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