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世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

危機意識

2013年01月10日 | 苦境
今、日本人に欠けているもの。


ハングリー精神より危機意識ではないだろうか。


なんだかんだ言っても満たされているから、動かない。


家から出ない。

日本から出ない。


出ても、すぐ帰ってくる。



だが、それがいつまで続くかという保証はない。

むしろ脅(おびや)かされていることは薄々感じているはずだ。


今の日本は、安心はある程度あっても安定はしていないといっていい。


今、なんとかなって、食べていくには困らない。

一人身でも生きていける仕組みが出来上がっている。


恥ずかしくない。

バツイチだろうとバツニだろうと、シングルマザーだろうと堂々としている。

むしろ自慢げだ。


昭和ではとても恥ずかしくて人には言わなかったことだ。


みんな自分勝手に生きている。

ボクも含めて。



だけどそのつけは必ず払わなくてはならない。

そのために危機意識を忘れてはならない。


誰しも、いつどこでどういう風に災難に見舞われるか分からないのだ。




ボクは、大きく2つの危機感を常に抱いている。


一つは、


経済的危機感。


いつ喰えなくなるのか?

仕事を失うのか?

破産するのか?



もう一つは、

健康に関する危機感


いつ倒れるのか?

疲労、ストレス…。


いつ病気を患うのか。

ガン、脳卒中、心筋梗塞、痛風etc.


災害や事故による怪我にも気をつけなければならない。


うかうかしてはいられないのだ。


5年先、10年先、20先を常に考慮して今を生きなければならない。


今に集中することと

今が良ければそれでいい、というのとでは訳が違う。


今を精いっぱい生きながら、

先に何が起きても対処できる適応力を身に着けておかねばならない。


あらゆることを想定して。

だが得てして想定外のことが起きることはよくあることだ。


だから想定外でも、想定しておく必要がある。

少なくとも、プランA,B,Cくらいは立てておく必要があるだろう。


そのためにあらゆることに危機意識を持って望むことだ。
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