世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

どんなに苦しくても夢だけは追い続ける

2012年01月13日 | 苦境
苦しい。



収入がないのだから。



支払いは刻々と迫る。




預金もついに底が見えてきた。






このままだと


早晩行き詰る。






もちろん


手をこまねいているわけではない。





何とか切り抜ける手立てがないわけではない。







夢を見た。





海面へ向かって下降する


飛行機の操縦桿を必死で引き上げている




機長の姿があった。





たぶん



自分のようだ。






海面すれすれでもいい、


何とか機首が上向いてくれればと




必死の形相で頑張っている。







同時に


海面に突っ込んだ時の



脱出方法を考える。





だが



突っ込む1ミリでも



機体が浮いている以上



諦めはしない。












なぜこれほどまでに



不安が襲うのか。





それは


「もし・・・・・・」



と考えるからだ。






もし


水面に激突したら



機体は壊れる。





自分も死ぬかもしれない。



死ななくても



大けがをするだろう。




その場合、


機体から脱出できるのだろうか。





仮に脱出できたとしても


泳ぎ切れるのだろうか。






タイタニックを連想する。






無事生還できても


賠償責任が生じる。




今度は



負債地獄が待っている。





どっちに転んでも


悲惨な人生が待つだけだ。








などなど



まだ


起きてもいない状況を





しかも



最悪の状況ばかりを



つい考えてしまう。







そして


その亡霊にとりつかれ




不安のスパイラルへと



自らを招いていく。







妄想が


精神さえも蝕み、





体力を奪う。











そんなことを考えず、





とにかく今は


機体を起こすことに




全身全霊を捧げれば




この危機を脱出できるかもしれないのだ。







歯を食いしばり、



渾身の力を注ぐ。






火事場の馬鹿力とは



自分が思う限界を超えた




超常現象的エネルギーだ。






今は



それに賭けてみるしかない。






生き延びる希望を失ってはいけない。





そして



生き延びた後の



夢を




妄想するのだ。







絶対に


切り抜けてやる。





そして


その先には




信じられない



バラ色の光景が広がっている。







妄想しろ。




笑え。





苦しいときほど



笑え。






歯が砕けんばかりに


食いしばれ。








生き抜く。



夢を捨てない、



諦めない。








また


必ず




大空へ向かって


飛び続けるのだ。







オレは



できる。






オレなら




できる。






オレしか




できない。






オレだから



必ず



できる。







やってみせる。





やらねばならない。






ナニクソ!




コンチクショウ!






どんなに苦しくたって



夢を希望だけは



失うまい。






自分の最高の姿を



描こう。






脳に刻み込め。






自分を信じろ。



自分の脳を信じろ。





描いた姿に


脳が導いてくれる。





もしも


神がいるなら、




自分の脳にこそ宿っている。








実現するまで


夢をあきらめない。





実現するまで


何としてでも




生き延びてやる。








目が覚めた。

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