世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

宝くじ売り場には並ぶな

2011年06月02日 | 人生
今並んでいる人。


並びながら、


このブログをスマホで読んでいる人は


すぐその場を立ち去ってほしい。




宝くじを買うのに

どれだけ時間を費やしていますか?




お金も。


わずか

1、000円だから?

2、000円だから?



「ささやかな夢を買っている」


とよく聞く。




その割に

家が欲しい、


世界一周したい、などなど





夢を語る時、


「宝くじに当たったらね」


と付け加える人が数多くいる。





もし仮に

当たったところで





自分で工夫もせず

他力本願でお金を手に入れても



どれだけ有意義な使い方が出来るだろう。






有名俳優(西田俊之だけど)を使い




パチンコ同様


公共の電波に乗せて



国民の射幸心をあおる。





国民の質が


それに見合う政治家を生み、


それに見合う


国民生活を形成することは言うまでもない。





もはや

政(まつりごと)が


文字通り

「祭りごと」 と化してしまっている。




そして


それをマスコミの質が

助長する。





現状を見れば


日本国民の質も自ずと分かろうというもの。




世界における

日本の格付けも低下の一方だ。






自助努力もそっちのけで


御上(政治家)頼みができなくなり、


「神頼み」 も通り過ぎて



宝くじ頼みに走る国民。







「庶民のささやかな夢」

と嘯(うそぶ)きながら




「さやかな時間」 と


「ささやかなお金」 をいい訳に



刻々と日々は過ぎていく。




本当は


「ささやか」 なものほど


大切なはずなのに。




たとえば


宝くじを買う 「ささやかな」 お金があり


宝くじ場に行く 「ささやかな」 時間があるのなら



それを困っている人に直接差し向けるなり



本を買って


読書の時間に充てるなどした方が



見返りは大きい。





あるいは


静かなところや


自然の中に行き、




瞑想の時間に充てる、などなど。






成長を感じる


心の満足度としての達成感を味わうだろう。





少なくとも


卑屈になることはない。






売り場まで足を運び

並んで買う時間はもう戻ってこない。





取り返しのきかない

過ぎた時間を悔むのではなく、



これからくる時間を惜しむ。




狭い宝くじ売り場の箱の中を覗くより



広い世界を見渡してほしい。





夢はいつも



広い海と空にあるのだから。





【教訓】

愚者は


寝て待つ。



賢者は

練って待つ。

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