世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

盲人協会を訪ねて

2012年08月03日 | 国際
ベトナム盲人トレーニング・リハビリセンターを訪ねた。






ここには8年前、

JICAで1,000万円をかけてPCと点字プリンターを寄贈して

盲人のスキルアップに貢献した日本人がいた。


     PCと左側にあるのが点字プリンター


     プリントアウトされた点字







日本における盲人は約30万人。


ベトナムは倍の約60万人で、

そのうち半分の約30万人が子供だという。


これはベトナム戦争における枯葉剤の影響が強いといわれる。













       ブレードメモポケットとよばれる小型の点字用のメモ
        22~23万円するそうだ


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その日の夕食をごちそうになった。


   看板にある BIA HOI とは、生ビールのこと

余談だが

最初に覚えたベトナム語は、

「エモ~イ、ビア・ホイ!」 だった。


これは、「おねえちゃ~ん、生ビールちょうだい!」という言葉。

まあ、日本では「とりあえずビール」みたいなものだね。


何といっても何処の国に行っても、

ボクにとっては生きていくうえで最小限必要な言葉だから。



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よく「自分探しの旅」などといわれるが、


むしろ

「未知の世界探しの旅」 といった方がいい。


あるいは、出会いと巡り合う 「人探しの旅」といってもいいかもしれない。


ボクはまた未知の世界を知ることができた。


今のところ五体満足であるが

いつ自分自身も不自由な身になるか分からない。


日本には82か所の点字図書館があるという。


ベトナムには一か所もないらしい。

だから彼らは日本の力で何とか作ってほしいという。


そしてそれを実現しようとする日本人がいる。


彼らから

勇気をもらい、希望をもらい、エネルギーをもらった。


これらは日本だけに居ては感じなかったものだ。



未知の世界がある限り、

巡り合う人々がいる限り


旅を続けなければならない。


それによって自分は一つずつ成長していくのだから。


旅のもう一つの意義は

「成長の旅」 ともいえるだろう。


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おまけの写真

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