世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

時には海を見たくなる

2023年02月06日 | ライフスタイル


昨日は、初午(はつうま)。



熊本で有名な稲荷神社(高橋稲荷)の渋滞をやっとの思いで抜けると

西に向かって車を走らせた。


まるで沈む夕陽を追いかけるように。




その先には

長崎県、島原半島の普賢岳が異彩を放って見える。


それは一目で分かる形状をしていいる。



熊本の山は、

総じてなだらかで優しい。


それに比べて、

普賢岳の頂(1359m)は少しいびつな形をしている。



普賢岳は、

今から32年前の1990年11月、

198年ぶりに噴火して

火砕流により44人が亡くなっている。



それ以来、

いまにも崩れそうな巨岩が一面を覆い、

ゴツゴツした溶岩ドームを形成している。





車はやがて

埋立地へと続く橋(熊本港大橋)を渡ると

出島につくられた熊本港(1993年開港)に行きつく。



丁度引き潮で

夕陽に照らされた干潟が一際美しい。



ここを訪れるのは十数年ぶりだろうか。




ここからは

島原行きのフェリーが出ている。



今にも停泊している船に飛び乗りたい

激しい衝動に駆られた。



その気持ちを力づくでグッと抑えつつ

後ろ髪を引かれる思いで港を後にした。




次は、

時間に余裕を持って訪れ、

フェリーに乗って

島原・雲仙へと旅をしようと

心に誓った。







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