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世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

絆というマヤカシ

2012年01月03日 | 人生
昨年の漢字は


『絆』

だった。






3・11の大震災をきっかけに



絆の大切さを知った。






最近の人は

絆を大切にする。




などと


実しやかに囁かれる。






そうだろうか。





そう簡単に


絆という言葉を使ってほしくない。




絆とは



人と人との断つことのできないつながり。


離れがたい結びつき。



と、辞書にはある。






本来


切っても切れないものであるはずだ。






最近使われる絆は



実に


軽い。





コミュニティーとも


表現されることもある。






要は


簡単に




繋がり、


群れる、


戯れる。






何か


気まずくなると


面白くなくなると



すっと消えていく。




一部では


シェアハウスが




流行っている(?) と聞く。





他人が一つ屋根の下で暮らす。


「私たちはみんな家族です」

と誰かが言えば




他のみんなが頷く。




それもまた良し。




だが


どこか


軽く


危うい気配は拭いえない。







今年は


facebook で



多くの人たちを知った。



実際あった人も多い。





「お友達」 として


沢山の人たちと繋がりができた。




それはそれでとてもイイことだと思う。





だけど


SNSの 「お友達」


って一体なんなんだろう。





会ったこともない人と



本当に

お友達になれるのか。




お友達も

実に軽い。





勝手に消されたこともある。


何が



癪に障ったのか


気に入らなかったのかも分からないまま。





「深い絆」


とか


「強い絆」


(close bond)



という表現があるくらいだから、



浅い絆や弱い絆もあるのかもしれない。





家族は


本来



もっとも「固い絆」 で


繋がっているはずだ。




それを


強く信じたい。





ともあれ


いろんな意味で



絆が深まることは


歓迎すべきことだ。

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1 Comments

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同感です (福田)
2012-01-03 11:37:40
たしかに「絆」という言葉を軽々しく使ってますよね。
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