世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

これはビジネスではない!?

2011年08月28日 | 仕事
 「This is not a business for you」 


スタッフから浴びせられた言葉だ。



「あなたにとってビジネスになっていない」 と。




オープンから5カ月


利益が出るどころか


まったくの赤字で

手出しがずっと続いている。



テナント料と


経費を賄い



スタッフの給料も


最低保証ラインで支払っている。




依然、厳しい経営が続く。






ボクの懐には


一銭も入ってこないばかりか、




預金は


ドンドン目減りしている。





お客さんからも


「これだけの場所で家賃を払って


人件費も払って


やっていけるんですか?」



と、ありがたいお気づかい(指摘)もよくある。





確かにそうだ。





危機感はものすごく強い。


不安も大いにある。







だが


切迫感やひっ迫感


といった悲観的考えはあまり浮かばない。




悲壮感が全くない。



それだけが取り柄といえば

取り柄なのだろうけど。






むしろ

なぜか




毎日が楽しい。



こんなに楽しんでいいんだろうかと思うくらい


毎日が楽しくて仕方がない。




ボクには

「希望」 がある、


「夢」 がある。




ぜったい

できる!


という  「不確実な自信 (Uncertain Confidence)  もある。




それに


収入以上の


「何か (something)」 を得ている。




英語はもちろん


スタッフに教えられることは多い。





ボクの手出しは


その授業料と思えば



決して高いものではない。





彼らの生きざま、


考え方は




日本人が失った貴重なものを


ボクに蘇らせてくれる。





その最たるものは


「ハングリー精神」 であり


「真摯に生きる」 ことだ。





これらは


日々の生活の中から


感じ取ることであって



お金で買える代物ではない。





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