世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

「罪を憎まず、人も憎まず」  敵を味方にする人心掌握術

2011年09月21日 | 人生
ストーキングされた。



主に


ブログやMIXI,FaceBook、そして


e-mail上でだが。





覚えのないことに

誹謗中傷の数々を浴びせられた。




面識のある女性からだ。


とはいえ


一年以上会ってはいない。







こちらから連絡をしたわけでもないし、



悪いことをしたとか、

変なことをしたことはない。







突然、


一方的に

無理難題を要求する連絡がメールで届いた。






余りの唐突さと


意味不明の内容に


答えずに無視していると




メールやブログのコメントの内容は


どんどんエスカレートしていった。





「いつも立派なことを書いているが



あなたに本当にやれるのか」



とか


「私の夢を壊すのか」 などなどと。






あまりにもバカらしくて

答えずにいると



「なぜ返事をしないのか」


と電話がかかってきた。





受話器の向こうから


罵声を浴びせられ



一方的に切られてしまった。







同様に


事務所のスタッフにも


ボクのことを誹謗中傷したメールが届く。









我慢の日が


一週間ほど続いたある日





彼女のご主人から電話がかかってきた。






状況を丁寧にかつ冷静に説明した。




ご主人は


理解してくれ



妻にもうしないように言ってくれた。





事は一見落着した。









【教訓】


今回のことで


2つのことを心がけた。






一つは


彼女からの

メールやコメントなどの連絡手段を



こちらから一切断たなかったことだ。






すべてを受け入れず



拒絶することは簡単に出来る。






敢えてそれをしなかったのは



彼女のはけ口をすべて塞いでしまえば


彼女の行動はますますエスカレートしていくだろう


と思ったからだ。





何をやるかわからにほど


興奮しているようだった。





このままだと

直接的犯罪に及びかねないと感じたほどだった。





むしろ


彼女の言い分を全部聞くことで


彼女の気持ちのエア抜きをしてやらないといけない





幸い


SNS 系の友達関係を



彼女の方から解除してきた。



自分で連絡網を断ったことになる。




自作自演といった様子だ。






もしこの手段をこちらから使えば


彼女の感情は行き場を失い



怒りを募らせていっただろう。









心がけたもう一つのことは



彼女のご主人に対し


今起きている事実と


状況を冷静に告げ




こちらからは一切の要求をしなかった






そして


彼の奥さんのことを一切悪く言わないことだ




彼女をまったく悪く思っていないことを告げた。



ましてや憎んでなんかいないことも付け足した。





むしろ


彼女のこと


「素晴らしい才能ある良い奥さんです」

と褒めた。



「今後の活躍を期待しています」 とも。








もし

彼女の夫に対し



奥さんのことを非難したり


悪口を言おうものなら




おそらく


旦那は奥さんを擁護する側に回るだろう。





そして


奥さんと一緒になって


ボクを悪者に仕立て上げるだろう。





それが夫婦というものだ。





その時点で

どちらが良い悪いは関係なくなる。






彼女を理解してやれば



彼女の夫も同意してくれる。





少なくとも


悪い気はしないはずだ。






そして


幸い常識のあるご主人だったので



自分の方から


理解ある道を選んでくれた。






こちらからは一切何もお願いしていない。



淡々と起きている状況を述べただけだ。







相手を受け入れ


認め


理解する。





さらに褒める。





どんな理不尽な要求に対しても


全否定しないことだ。





要求には従えなくても


気持ちを十分わかってやること。





相手の立場を理解しようとする


姿勢こそ大切なのだ。





できれば


一緒に

代案を考えてやることも効果的になる。




「何かいい方法を一緒に考えましょう」


と言葉をかける。







そうすることで


敵になる人を





味方に付けることもできるのだ。






降りかかる火の粉はよけなければならないが




無駄な争いは極力避けたいものだ。






そんなことに


エネルギーを費やしている時間は



ボクには残されていない。



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