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世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

不屈の精神

2020年07月27日 | 100の力
テレビの地上波、

アニメの類はほとんど観ない。


もっぱら、海外ドラマ、ハリウッド映画派だ。

ほぼ毎晩観ている。

これは、実践英会話の勉強も兼ねてのこと。



昨日、初めて「半沢直樹」を観た。


      (リビングで寛いでTVを観る筆者)

遅ればせながら、というところだが、

なぜ高視聴率なのかが知りたくて。


それに、

自分の小説の映画化やドラマ化を視野に入れているから。


脚本も手掛けているし。


同じく、「鬼滅の刃」も NetFlixで通して観た。




共通するのは、

使命感と不屈の精神。

そして、勧善懲悪という御膳立て。


「鬼滅の刃」においては、

「呼吸法」がその強力な武器になっていることは

瞑想家として一際興味深い。



「半沢直樹」に話を戻そう。


約9割がサラリーマンの日本において

その悲哀が身につまされるのであろう。


ボクも、商社マンと銀行・証券マンという職種の違いはあるが、

出向という憂き目を経験しており

よく理解できる。


クリフハンガーの手法を使っているのもサスガと言える。



ドラマの中で一貫して流れる

使命感や困難に立ち向かう不屈の精神、

それに、上を目指す上昇志向(成長)といったものは

諦観と絶望が蔓延する今の日本人に最も欠如している要素だ。


とっくに諦めた夢、

失われた希望をドラマの片鱗に垣間見ているのだろうか。


無いものねだりは、人間の性。


そして、

快楽を求め、

変化を嫌う安定志向がほとんど。


だが、快楽も安定も、

一時の夢は見させてくれるが、

決して希望は与えてくれない。


リスクと変化の先にこそ

充実した人生が待っている。


そうして憧れの姿を、

多くの人はディスプレイの向こうに投影している。















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