9月12日、日本の防衛省は、小野寺防衛大臣と、日本を訪問中のカンボジアのティア・バニュ国防大臣が防衛省にて会談したと発表しました。なお、ティア・バニュ国防大臣は、9月12日から14日にかけて訪日し、同期間中に福岡で開催される第9回日ASEAN防衛当局次官級会合にて特別講演も行いました。
会談では、まず北朝鮮問題について、小野寺大臣から、フン・セン首相が北朝鮮の核・ミサイル開発の断念を求めていることへの評価を述べつつ、北朝鮮に対して格段に厳しい制裁を課す安保理決議第が全会一致で採択されたことを高く評価すると述べました。これに対し、ティア・バニュ大臣から、北朝鮮の核・ミサイル開発についてはカンボジアとして許容しない姿勢を貫いていると述べました。次に、両大臣は、南シナ海をめぐる問題については、法の支配の原則に従って対応すべきであり、紛争の平和的解決が重要であるとの点で一致しました。
両大臣は、日カンボジア防衛協力が能力構築支援や軍種間交流など幅広い分野で進展していることを高く評価しました。ティア・バニュ大臣から、PKO、自然災害対処、海洋安全保障等の分野での日本による協力への期待が示されるとともに、拡大ASEAN国防相会合への日本の積極的な参加を歓迎すると述べられました。これに対し、小野寺大臣は、今後、部隊間交流、PKO分野の能力構築支援、及び装備・技術協力等幅広い分野において防衛協力・交流をより一層推進していきたいとしています。
(写真は、新聞発表より)
防衛省の新聞発表
http://www.mod.go.jp/j/press/youjin/2017/09/12_gaiyo.html
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会談では、まず北朝鮮問題について、小野寺大臣から、フン・セン首相が北朝鮮の核・ミサイル開発の断念を求めていることへの評価を述べつつ、北朝鮮に対して格段に厳しい制裁を課す安保理決議第が全会一致で採択されたことを高く評価すると述べました。これに対し、ティア・バニュ大臣から、北朝鮮の核・ミサイル開発についてはカンボジアとして許容しない姿勢を貫いていると述べました。次に、両大臣は、南シナ海をめぐる問題については、法の支配の原則に従って対応すべきであり、紛争の平和的解決が重要であるとの点で一致しました。
両大臣は、日カンボジア防衛協力が能力構築支援や軍種間交流など幅広い分野で進展していることを高く評価しました。ティア・バニュ大臣から、PKO、自然災害対処、海洋安全保障等の分野での日本による協力への期待が示されるとともに、拡大ASEAN国防相会合への日本の積極的な参加を歓迎すると述べられました。これに対し、小野寺大臣は、今後、部隊間交流、PKO分野の能力構築支援、及び装備・技術協力等幅広い分野において防衛協力・交流をより一層推進していきたいとしています。
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