8月21日・22日に実施されたカンボジアの統一高校卒業試験の結果が発表されました。受験者数9万9728人のうち、63.8%が合格となりました。また、合格者のうち最も優秀なグレードAは424人、これに次ぐグレードBは2464人となりました。
カンボジアの高校卒業試験は、現在のハン・チュオン・ナロン大臣が改革するまで、カンニングや試験問題の漏洩等の不正が多数あったと言われます。このため、改革初年の2014年の合格率は27.5%に激減しました。しかし、この改革により、学生もきちんと勉強するようになり、合格率は2015年56%、2016年62%にまで回復してきていました。また、優秀な成績のグレードAも、2014年にはわずか11名でしたが、2015年は108人、2016年は405名と増加していました。今年も、合格率、グレードAの人数共に順調に増加しており、試験改革の成果が次第に浸透してきているものと見られます。
カンボジアにとって、優秀な人材の育成は、最も重要な政策課題であり、高校卒業試験に合格した学生の大学進学と更なる研鑽が期待されます。
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カンボジアの高校卒業試験は、現在のハン・チュオン・ナロン大臣が改革するまで、カンニングや試験問題の漏洩等の不正が多数あったと言われます。このため、改革初年の2014年の合格率は27.5%に激減しました。しかし、この改革により、学生もきちんと勉強するようになり、合格率は2015年56%、2016年62%にまで回復してきていました。また、優秀な成績のグレードAも、2014年にはわずか11名でしたが、2015年は108人、2016年は405名と増加していました。今年も、合格率、グレードAの人数共に順調に増加しており、試験改革の成果が次第に浸透してきているものと見られます。
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