12月17日、カンボジア北東部ストゥントレン州で建設されていたローワー・セサン第二ダム・水力発電所が完成し、フン・セン首相も参加して式典が開催されました。このダム・発電所の総工費は約8億1600万ドル(約920億円)で、中国ハイドロランチャン国際エネルギーが51%、カンボジアの財閥ロイヤル・グループが39%、ベトナム電力グループ(EVN)が10%を出資する合弁事業体が、期間45年(うち運営40年間)のBOT方式(Built Operate Transfer)で請け負っています。2017年11月にまず一号機(50MW)の発電を開始し、このほど全8基の発電機(合計400MW)が稼働しました。カンボジアでは、最大の水力発電所となります。発電された電力は、カンボジア電力公社(EDC)に、6.95セント/kwhで売り渡すこととなっています。
発電所から、ストゥントレン、クラチエを経由してコンポンチャムまでの送電線も完成しています。コンポンチャムからプノンペンまでの送電線は、2016年に完成済ですので、プノンペンにも送電されています。
カンボジアでは、シアヌークビル近郊の石炭火力発電所と、カンボジア南西部のコッコン州・プルサット州等の水力発電所が次々と完成しており、電力は量的には充足しつつあります。地方部での電力の安定供給、電力の質の向上とともに、電力料金の引き下げが重要な課題となっており、カンボジア政府の積極的な対応が期待されます。
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発電所から、ストゥントレン、クラチエを経由してコンポンチャムまでの送電線も完成しています。コンポンチャムからプノンペンまでの送電線は、2016年に完成済ですので、プノンペンにも送電されています。
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