6月7日、世界銀行グループの国際金融公社(IFC)とプノンペン商業銀行は、リスク・シェアリング・ファシリティに関する覚書に、プノンペンのローズウッドホテルで調印しました。リスク・シェアリング・ファシリティは、プノンペン商業銀行が零細・中小企業に貸し付けを行う際に、国際金融公社とプノンペン商業銀行でリスクを50:50で分担するものです。貸付の上限額は、3000万ドル(約32億円)となっています。また、同時に、国際金融公社は、プノンペン商業銀行に対し、零細・中小企業向け貸付に関するアドバイスを行うことも取り決められました。このリスク分担等により、零細・中小・女性企業への貸し付けを促進し、今後5年間で合計5500件、総額5億2000万ドル(約560億円)を零細・中小・女性企業に貸し付けることが期待されます。
カンボジアでは、外資の誘致と共に、地場中小企業の振興が重要な課題となっています。零細・中小企業にとって最大の難関は、資金へのアクセスで、中小企業の66%が資金へのアクセスが最も重要だとしています。
中小企業金融については、日本も国内・国外で多くの経験を有しています。また、カンボジア政府も中小企業振興のための中小企業銀行の設立に向けて動いています。多くのチャンネルで、資金・技術の導入をすることでカンボジアの中小企業の振興が進むことが期待されます。
(写真は、プノンペン商業銀行提供)
国際金融公社の新聞発表(英文です)
https://ifcextapps.ifc.org/IFCExt/Pressroom/IFCPressRoom.nsf/0/0F2E4372A5A5F8A285258412003B28E6
プノンペン商業銀行の新聞発表(英文です)
https://www.ppcbank.com.kh/notice/news/detail/3755
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村
カンボジアでは、外資の誘致と共に、地場中小企業の振興が重要な課題となっています。零細・中小企業にとって最大の難関は、資金へのアクセスで、中小企業の66%が資金へのアクセスが最も重要だとしています。
中小企業金融については、日本も国内・国外で多くの経験を有しています。また、カンボジア政府も中小企業振興のための中小企業銀行の設立に向けて動いています。多くのチャンネルで、資金・技術の導入をすることでカンボジアの中小企業の振興が進むことが期待されます。
(写真は、プノンペン商業銀行提供)
国際金融公社の新聞発表(英文です)
https://ifcextapps.ifc.org/IFCExt/Pressroom/IFCPressRoom.nsf/0/0F2E4372A5A5F8A285258412003B28E6
プノンペン商業銀行の新聞発表(英文です)
https://www.ppcbank.com.kh/notice/news/detail/3755
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村