8月31日、プノンペンで2か所の立体交差を建設する起工式が開催されました。起工式には、フン・セン首相も参加しました。立体交差が建設されるのは、プノンペン南部のモニボン橋の西のモニボン通りと271通りとフン・セン大通りが交差する交差点(プレア・モニボン陸橋)、プノンペン西部、空港へ向かう途中のロシア大通りと2004通りの交差点(コンサムオル陸橋)の2か所です。建設を担当するのは、オーバーシーズ・カンボジア・インベストメント(OCIC)です。建設費・工期は、モニボン・インターチェンジが3677万ドル(約52億円)・36カ月、コンサムオル陸橋が1000万ドル(約14億円)・16カ月の予定です。
プノンペンでは、次第に交通渋滞対策が課題となってきており、立体交差等のハード面の整備は必要不可欠となってきています。既に6カ所の立体化が完了しており、現在7カ所目がプノンペン北部の国道5号線で建設中です。カンボジアのような開発途上国では、既に成熟化した日本等の先進国と比べて、立体交差等のインフラ整備の便益は非常に大きいものがあり、地道な整備を続けていくことには大きな意義があります。アジアでもジャカルタやバンコクの交通渋滞は大きな問題となっており、渋滞がどうにもならない大きな問題となる前に整備を進めていくことが必要と見られます。
(写真は、AKPより。プレア・モニボン陸橋)
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プノンペンでは、次第に交通渋滞対策が課題となってきており、立体交差等のハード面の整備は必要不可欠となってきています。既に6カ所の立体化が完了しており、現在7カ所目がプノンペン北部の国道5号線で建設中です。カンボジアのような開発途上国では、既に成熟化した日本等の先進国と比べて、立体交差等のインフラ整備の便益は非常に大きいものがあり、地道な整備を続けていくことには大きな意義があります。アジアでもジャカルタやバンコクの交通渋滞は大きな問題となっており、渋滞がどうにもならない大きな問題となる前に整備を進めていくことが必要と見られます。
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