カンボジア経済にとって、観光業は重要なエンジンの一つですが、新型コロナの影響を最も厳しく受けて不況も厳しいものがありました。訪問客数は、次第に回復しつつありますが、観光業は引き続き厳しい状況にあるため、フン・マネット首相は8月下旬に様々な支援策を指示しました。
まず、観光業に対する課税ですが、付加価値税と所得税を除く税の免税措置を、2025年6月末まで延長するとしています。また、観光ガイドのライセンス更新手数料も2024年末まで免除するとしました。また、観光業を支援するため、中小企業銀行が5000万ドル(約73億円)の融資枠を設定しています。
次に、観光客の誘致を進めるための改善として、遺跡の開場時間を延長しました。朝日を見るツアーが人気のアンコールワットについては、開場時間を朝の5時からに前倒しました。また、夕日の名所のプノンバケン等は、閉場時間を午後7時まで延長しています。
また、外国人がアンコール遺跡に入場するのに必要なチケット購入は、必要書類や写真が必要で、時間・手間が負担になっているとの指摘に応えて、チケット購入時のパスポートや写真の提出を、9月末から不要とするとしています。また、モバイルでの購入も可能としたいとしています。
一つ一つは細かい改善ですが、不況から回復の途上にある観光業にとっては、大きな支援となるものと見られます。今後とも、官民協力しての観光業の回復に向けての支援策が期待されます。
(写真は、アンコールワット)
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まず、観光業に対する課税ですが、付加価値税と所得税を除く税の免税措置を、2025年6月末まで延長するとしています。また、観光ガイドのライセンス更新手数料も2024年末まで免除するとしました。また、観光業を支援するため、中小企業銀行が5000万ドル(約73億円)の融資枠を設定しています。
次に、観光客の誘致を進めるための改善として、遺跡の開場時間を延長しました。朝日を見るツアーが人気のアンコールワットについては、開場時間を朝の5時からに前倒しました。また、夕日の名所のプノンバケン等は、閉場時間を午後7時まで延長しています。
また、外国人がアンコール遺跡に入場するのに必要なチケット購入は、必要書類や写真が必要で、時間・手間が負担になっているとの指摘に応えて、チケット購入時のパスポートや写真の提出を、9月末から不要とするとしています。また、モバイルでの購入も可能としたいとしています。
一つ一つは細かい改善ですが、不況から回復の途上にある観光業にとっては、大きな支援となるものと見られます。今後とも、官民協力しての観光業の回復に向けての支援策が期待されます。
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