8月30日、アジア開発銀行(ADB)は、カンボジアに対し、9360万ドル(約133億円)の支援を供与することを承認しました。対象となるのは、地方上水衛生改善セクター開発プログラムで、対象9州の農村部において安全で管理された手頃な価格の飲料水、衛生サービス、衛生施設へのアクセス改善を目指すとしています。支援の内訳は、アジア開発銀行の借款9000万ドル、日本特別基金(贈与)300万ドル、技術支援60万ドルとなっています。
カンボジアでは、水供給、衛生、衛生サービスへのアクセスが大きく改善されてきました。改善された水供給へのアクセスが2015年の77%から2020年には85%に、改善された衛生設備へのアクセスが60%から77%に、基本的な衛生サービスへのアクセスが67%から74%に改善しました。
しかし、農村部と都市部の間には大きな格差があり、カンボジアの農村部の改善は、都市部に遅れをとっています。2020年、水道水へのアクセスは都市部80%に対し、農村部では17%でした。農村部の住民のほとんどは浄化槽とトイレを使用しており(64%)、下水道に接続されているのは6%のみとなっています。都市部の下水接続率は48%でした。
カンボジアでは、道路や港湾、電力、通信等のインフラの改善が進められています。これと同時に。都市部だけでなく農村部での社会インフラの整備が課題となっています。アジア開発銀行や日本の支援を得つつ、カンボジア政府がこうした課題に取り組んでいくことが期待されます。
アジア開発銀行のサイト
https://www.adb.org/projects/55220-001/main
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カンボジアでは、水供給、衛生、衛生サービスへのアクセスが大きく改善されてきました。改善された水供給へのアクセスが2015年の77%から2020年には85%に、改善された衛生設備へのアクセスが60%から77%に、基本的な衛生サービスへのアクセスが67%から74%に改善しました。
しかし、農村部と都市部の間には大きな格差があり、カンボジアの農村部の改善は、都市部に遅れをとっています。2020年、水道水へのアクセスは都市部80%に対し、農村部では17%でした。農村部の住民のほとんどは浄化槽とトイレを使用しており(64%)、下水道に接続されているのは6%のみとなっています。都市部の下水接続率は48%でした。
カンボジアでは、道路や港湾、電力、通信等のインフラの改善が進められています。これと同時に。都市部だけでなく農村部での社会インフラの整備が課題となっています。アジア開発銀行や日本の支援を得つつ、カンボジア政府がこうした課題に取り組んでいくことが期待されます。
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