7月11日、日本地雷処理を支援する会(JMAS)の山崎幸二会長(元統合幕僚長・陸将)が、フン・マネット首相を表敬訪問しました。日本地雷処理を支援する会(Japan Mine Action Service – JMAS)は、地雷・不発弾の除去等の国際貢献活動を行っています。退職自衛官を中心として設立され、2002年からカンボジアで献身的に活動されてきています。
会談では、山崎会長から、これまでのJMASとカンボジア地雷対策センター(CMAC)の良好な協力の成果について説明し、6000ヘクタールの土地から地雷と不発弾が除去され、2万個の対人地雷が処理されたと述べました。これに対し、フン・マネット首相は、山崎会長のカンボジア訪問を温かく歓迎するとともに、日本政府及び日本国民に対し、和平プロセスから現在の進展に至るまでのカンボジアへの支援に感謝の意を表明しました。
山崎会長は、統合幕僚長・陸将であった2022年4月にカンボジアを訪問し、当時陸軍司令官であったフン・マネット首相と面談しています。その会談においては、国際社会の平和と安定のため、日カンボジア間におけるPKO、教育交流といった幅広い分野における防衛協力・交流の更なる推進について一致しました。また、「自由で開かれたインド太平洋」の実現のため、自衛隊とカンボジア軍がより一層緊密に連携し、域内の課題に対処していくことで一致しました。
親中国と言われるカンボジアですが、アジアでは最も親日の国と言ってもよく、日本に対する信頼感は厚いものがあります。日本が様々なチャンネルを活用して、両国間の友好関係を深めることは大きな意義があると見られます。JMASの地道な活動は、カンボジアの地雷被害減少に大きく貢献してきたものであり、高く評価されています。今後もこうした活動の継続とカンボジアとの協力関係の深化が期待されます。
(写真は、AKPより)
日本地雷処理を支援する会のサイト
https://jmas-ngo.jp/
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会談では、山崎会長から、これまでのJMASとカンボジア地雷対策センター(CMAC)の良好な協力の成果について説明し、6000ヘクタールの土地から地雷と不発弾が除去され、2万個の対人地雷が処理されたと述べました。これに対し、フン・マネット首相は、山崎会長のカンボジア訪問を温かく歓迎するとともに、日本政府及び日本国民に対し、和平プロセスから現在の進展に至るまでのカンボジアへの支援に感謝の意を表明しました。
山崎会長は、統合幕僚長・陸将であった2022年4月にカンボジアを訪問し、当時陸軍司令官であったフン・マネット首相と面談しています。その会談においては、国際社会の平和と安定のため、日カンボジア間におけるPKO、教育交流といった幅広い分野における防衛協力・交流の更なる推進について一致しました。また、「自由で開かれたインド太平洋」の実現のため、自衛隊とカンボジア軍がより一層緊密に連携し、域内の課題に対処していくことで一致しました。
親中国と言われるカンボジアですが、アジアでは最も親日の国と言ってもよく、日本に対する信頼感は厚いものがあります。日本が様々なチャンネルを活用して、両国間の友好関係を深めることは大きな意義があると見られます。JMASの地道な活動は、カンボジアの地雷被害減少に大きく貢献してきたものであり、高く評価されています。今後もこうした活動の継続とカンボジアとの協力関係の深化が期待されます。
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