1月30日、カンボジア経済財政省次官は、2020年のGDP成長率予測をこれまでの6.5%から6.1%に引き下げる方向であると、今年度予算に関するフォーラムで発言しました。引き下げの要因は、コロナウイルス問題とEUの特恵関税制度EBAの資格停止が主要因ですが、米中貿易真節、中東問題、保護主義の広がり、気候変動等もあるとしています。EBAの資格停止については、停止となった場合、これまで関税が無税だった縫製品には20%、靴には30%程度の関税がかかるようになり、EU向け輸出は5億ドル程度減少し、カンボジアの雇用は3万5000人程度減少すると見込んでいるとしています。ウイルス問題では、観光業への影響を主に、他のセクターにも影響が出ると懸念しています。また、不動産については、昨年のオンラインギャンブル禁止の影響も出ているとしています。
2020年のセクター別成長率は、農業0.9%、建設14.5%(2019年18.4%)、縫製5%(同7.1%)、観光2.7%(同5.3%)等と予測しています。課題としては、産業多様化と競争力強化が必要としています。特に、物流コストと電力料金の引き下げが必要と指摘しています。
なお、経済財政省では、これらの問題に対処するための財政出動の準備を行っており、外的ショックをチャンスに変えて、経済の構造改革と政府の政策を効果的に進めていきたいとしています。
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2020年のセクター別成長率は、農業0.9%、建設14.5%(2019年18.4%)、縫製5%(同7.1%)、観光2.7%(同5.3%)等と予測しています。課題としては、産業多様化と競争力強化が必要としています。特に、物流コストと電力料金の引き下げが必要と指摘しています。
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