10月7日、カンボジア南部のカンポット州で、アジア開発銀行が支援している観光港の新客船ターミナル建設現場を、オウン・ポン・モニロット経済財政大臣、スン・チャントル公共事業運輸大臣、トン・コン観光大臣が視察しました。ターミナルはほぼ完成しているとのことです。この観光港は、カンボジア南部からベトナムやタイ湾の観光地等へのゲートとなることが期待されています。
アジア開発銀行は、2014年11月に、フェリー埠頭の建設や関連道路の建設のため、1800万ドル(約26億円)の借款を供与しています。当初2019年末頃の完工を目指していましたが、新型コロナの影響もあって、ようやく完成に近づいています。なお、今後、より大型の船が入港できるように、水路を掘削する計画のための調査を実施するする予定であるとしています。
カンボジア経済にとって、観光は主要なエンジンの一つであり、新型コロナがほぼ終息に向かう中で、カンボジア政府は10月3日から全ての入国規制を撤廃しています。しかし、観光客数がコロナ前のレベルに戻るのは2026年となると見られています。また、これまで、観光客がアンコールワットに集中してきたため、カンボジア政府としては南部沿岸部のビーチリゾートやメコン川沿いのエコツーリズム、カンボジア第2の世界遺産であるプレアビヒア等の地方部への観光客誘致を進めています。観光客誘致は引き続き重要な施策であり、観光のためのインフラ整備等の継続的な努力が期待されます。
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アジア開発銀行は、2014年11月に、フェリー埠頭の建設や関連道路の建設のため、1800万ドル(約26億円)の借款を供与しています。当初2019年末頃の完工を目指していましたが、新型コロナの影響もあって、ようやく完成に近づいています。なお、今後、より大型の船が入港できるように、水路を掘削する計画のための調査を実施するする予定であるとしています。
カンボジア経済にとって、観光は主要なエンジンの一つであり、新型コロナがほぼ終息に向かう中で、カンボジア政府は10月3日から全ての入国規制を撤廃しています。しかし、観光客数がコロナ前のレベルに戻るのは2026年となると見られています。また、これまで、観光客がアンコールワットに集中してきたため、カンボジア政府としては南部沿岸部のビーチリゾートやメコン川沿いのエコツーリズム、カンボジア第2の世界遺産であるプレアビヒア等の地方部への観光客誘致を進めています。観光客誘致は引き続き重要な施策であり、観光のためのインフラ整備等の継続的な努力が期待されます。
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