2月13日、新型コロナウイルスに感染した疑いのある乗客がいるとして、日本などが入港を認めなかったクルーズ船「ウエステルダム」は、カンボジア・シアヌークビル港に入港しました。14日午前から乗客が下船を始めています。クルーズ船の乗客は1455人、乗員は802人で、日本の国土交通省によると、うち乗客4人と乗員1人が日本人とのことです。カンボジア保健当局は、クルーズ船で体調を崩している20人の検査を行ったところ、新型コロナウイルスへの感染は確認されなかったとしています。下船した乗客は、大型バスでシアヌークビル空港に移動したあと、専用チャーター機でプノンペンの空港に向かい、そこから帰国の途についています。
フン・セン首相は、船の乗客を埠頭で出迎え、マスク無しで握手やハグまでしていました。お得意のパフォーマンスではありますが、ここまでリスクをとるトップはなかなか見当たらず、修羅場をくぐってきた人にはかなわないと感じさせます。今回の入港やその後の対応には賛否両論あるものと思われますが、感染のリスクを見極めたうえで人道的配慮を行って決定されたものと見られます。また、このクルーズ船と全く関係もないにもかかわらず、後発開発途上国であるカンボジアが入港を認めて対応したことは、評価されてしかるべきかと思われます。
(写真は、フン・セン首相のフェイスブックより)
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フン・セン首相は、船の乗客を埠頭で出迎え、マスク無しで握手やハグまでしていました。お得意のパフォーマンスではありますが、ここまでリスクをとるトップはなかなか見当たらず、修羅場をくぐってきた人にはかなわないと感じさせます。今回の入港やその後の対応には賛否両論あるものと思われますが、感染のリスクを見極めたうえで人道的配慮を行って決定されたものと見られます。また、このクルーズ船と全く関係もないにもかかわらず、後発開発途上国であるカンボジアが入港を認めて対応したことは、評価されてしかるべきかと思われます。
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