10月16日、カンボジア政府は、シハモニ国王陛下の御在位20周年を記念する20万リエル札を発行しました。お札の表面には、国王陛下とモニク王太后の肖像が、裏面には国王陛下とバイヨン寺院の図柄が描かれています。また、国王陛下の戴冠20周年をお祝いしますとの記載もあります。なお、同日、フン・マネット首相と中央銀行であるカンボジア国立銀行のチア・スレイ総裁は国王陛下とモニク王太后を表敬訪問し、20万リエル札の発行を報告するとともに、見本を贈呈しています。なお、2019年には、御在位15周年を記念する1万5000リエル札が発行されています。
シハモニ国王陛下は、2004年10月29日に、故シアヌーク前王の跡を継いで、カンボジア国王となっています。なお、国王陛下の幼名は「トーキョー(トキオ)」とおっしゃられます。1953年、独立のために世界各国を飛び回っていた故シアヌーク前王は、1953年4月24日から5月13日まで日本に滞在され、日本政府の支援も得て、フランスからの譲歩を引き出すことに成功しました。シアヌーク前王は、5月13日に東京を発ち、5月14日にプノンペン空港に降り立ちますが、このとき、シハモニ国王がお生まれになったことを知らされ、直ちに「東京は縁起が良い。王子の幼名をトーキョーと名づける」と発表されたとのことです。シアモニ国王は、幼年期から少年期には、ご両親から毎日「トーキョー(トキオ)」と呼ばれながらお育ちになったというわけです。
これまでは、カンボジアの最高額の紙幣は、10万リエル札でした。20万リエルは約50ドル(約7500円)であり、最高額の紙幣となりますし、かなりの高額紙幣となります。中央銀行では、20万リエル札の発行枚数を2000万枚としており、市中に出回っても大きな影響はないものと見られます。なお、10万リエル札も銀行などで在庫がない例も多いようで、高額取引は引き続きドルで決済されることが多いものと見られます。
(写真は、国王陛下を表敬訪問した首相(左端)とカンボジア国立銀行のチア・スレイ総裁(右端)。カンボジア国立銀行のフェイスブックより)
カンボジア国立銀行のフェイスブック(クメール語です)
https://web.facebook.com/nationalbankofcambodiaofficial/posts/pfbid02ZLh3cKdfFFAHdNrCBZCUENQKn8msPeqS9xgVah6fa4frgNUCSmjxyVmW9Tr9yn1Vl
20万リエル札
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シハモニ国王陛下は、2004年10月29日に、故シアヌーク前王の跡を継いで、カンボジア国王となっています。なお、国王陛下の幼名は「トーキョー(トキオ)」とおっしゃられます。1953年、独立のために世界各国を飛び回っていた故シアヌーク前王は、1953年4月24日から5月13日まで日本に滞在され、日本政府の支援も得て、フランスからの譲歩を引き出すことに成功しました。シアヌーク前王は、5月13日に東京を発ち、5月14日にプノンペン空港に降り立ちますが、このとき、シハモニ国王がお生まれになったことを知らされ、直ちに「東京は縁起が良い。王子の幼名をトーキョーと名づける」と発表されたとのことです。シアモニ国王は、幼年期から少年期には、ご両親から毎日「トーキョー(トキオ)」と呼ばれながらお育ちになったというわけです。
これまでは、カンボジアの最高額の紙幣は、10万リエル札でした。20万リエルは約50ドル(約7500円)であり、最高額の紙幣となりますし、かなりの高額紙幣となります。中央銀行では、20万リエル札の発行枚数を2000万枚としており、市中に出回っても大きな影響はないものと見られます。なお、10万リエル札も銀行などで在庫がない例も多いようで、高額取引は引き続きドルで決済されることが多いものと見られます。
(写真は、国王陛下を表敬訪問した首相(左端)とカンボジア国立銀行のチア・スレイ総裁(右端)。カンボジア国立銀行のフェイスブックより)
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