2月7日、カンボジア観光省のトン・コン大臣は、カンボジアへの中国人観光客誘致の方策の一つとして、ホテルやレストランでの中国人民元での支払の受入れを拡充する方針を示しました。プノンペン空港での中国からの観光客歓迎式典で、大臣は中国からの観光客を今年誘致するために「China Ready」と名付けた一連の政策を実施する方針であると説明しました。2022年の中国からの観光客数は11万人程度に留まった模様ですが、2023年にはこれを100万人~200万人程度まで回復させたいとしています。
中国政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて国民の海外団体旅行を約3年間禁止していましたが、2月6日から中国国民による20カ国への団体旅行を解禁するとしています。この20カ国の一つとしてカンボジアは旅行先となる国として認められました。カンボジアにとって中国からの観光客は重要で、新型コロナ前の2019年には国別では第1位となる約236万人が訪問していましたが、2022年には約11万人まで激減していました。
カンボジアでは、為替の制限が緩いため、街中の両替商で中国の人民元から米ドルやカンボジアのリエルにいつでも簡単に両替できるようになっています。また、中国人なら必ず持っているという連銀カードの取扱も広範に広がっています。観光大臣の中国人民元での支払い拡充策は、大きな変化とはならないものと見られますが、あらゆる手段を活用して中国人観光客の回復を図るという意気込みが感じられます。
(写真は、アンコールワット)
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村
中国政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて国民の海外団体旅行を約3年間禁止していましたが、2月6日から中国国民による20カ国への団体旅行を解禁するとしています。この20カ国の一つとしてカンボジアは旅行先となる国として認められました。カンボジアにとって中国からの観光客は重要で、新型コロナ前の2019年には国別では第1位となる約236万人が訪問していましたが、2022年には約11万人まで激減していました。
カンボジアでは、為替の制限が緩いため、街中の両替商で中国の人民元から米ドルやカンボジアのリエルにいつでも簡単に両替できるようになっています。また、中国人なら必ず持っているという連銀カードの取扱も広範に広がっています。観光大臣の中国人民元での支払い拡充策は、大きな変化とはならないものと見られますが、あらゆる手段を活用して中国人観光客の回復を図るという意気込みが感じられます。
(写真は、アンコールワット)
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村