カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

カンボジアからの輸出 米国向けは減少も日本向けは大幅増加

2017年02月15日 | 経済
 米国通商代表部によりますと、2016年のカンボジアから米国向けの輸出は、2015年の約30億ドルから7%減の28億ドル(約3200億円)程度に留まったとのことです。カンボジア商業省は、2016年後半は、米国大統領選挙等による不確実性の高まりが消費に影響したと分析しています。また、カンボジア縫製製造業協会(GMAC)では、ベトナムやミャンマー等のライバル国との競争激化を要因として挙げています。
 他方、日本貿易振興機構(JETRO)によりますと、2016年のカンボジアから日本向けの輸出は、24%増の12億ドル(約1360億円)に達したとしています。カンボジア商業省では、日本からの直接投資増加により、縫製品だけでなく自動車部品や電子部品等の輸出が伸びているとしています。
 カンボジアにとって、輸出産業の育成・振興は、最も重要な政策目標の一つとなっています。そのためにも国際的サプライチェーンを活用する部品製造業等を誘致することが必要となっており、日系企業の直接投資に注目が集まっています。
(写真は、日本からの直接投資が集まるプノンペン経済特区)


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釣り具のタックルベリー カンボジアに進出へ

2017年02月14日 | 経済
 報道によりますと、釣り具チェーン店のタックルベリーが、2018年にカンボジア1号店を出店する計画とのことです。タックルベリーは、釣り具チェーン店を日本国内で210店以上展開しています。
 2018年に開店予定のイオンモール・プノンペン2号店内に店舗を設ける予定です。また、釣り堀も設ける計画とのことで、販売だけでなく、「遊ぶ機会」も提供していきたいとしており、まずは、「釣りのマーケットを作るところから始める」としています。同社によりますと、カンボジアではレジャーとして釣りを楽しむ文化はまだ広がっていないが、「平均年齢が低く若さとパワーに溢れており、釣りの面白さを伝えれば盛り上がる可能性を秘めています。釣り堀で大会・イベント等を行って釣り人口を増やし始め、物販に繋げたい」とのことです。同社は、海外展開を成長戦略の一つとして掲げ、既に展開するタイの店舗でイオンと繋がりができたことから、カンボジアでの新規出店を決めたとしています。
 カンボジアは、労働集約型輸出志向型製造業等による生産拠点として有望ですが、タックルベリー社のようにカンボジアを新規有望市場と見て進出する形態も増えつつあり、今後の展開が大いに期待されます。
(写真は、イオンモール2号店の完成予想図)

タックルベリー社のサイト
http://www.tackleberry.co.jp/


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2017年02月13日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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カンボジア経済財政大臣 日本の外務副大臣と面談

2017年02月13日 | 経済
 2月8日、日本の外務省は、岸信夫外務副大臣と訪日中のオーン・ポンモニラット上級大臣兼経済財政大臣が、意見交換を行ったと発表しました。
 岸副大臣からは、北九州市とプノンペン都との姉妹都市提携締結や両国間直行便就航など二国間関係が大きく前進した昨年に続き、本年も更なる進展に向けて両国政府で協力していきたいと述べました。日本として、メコン域内の連結性強化のための南部経済回廊整備、質の高いインフラ整備、産業人材の育成といった分野で協力を継続する考えを表明しました。また、日本の民間投資の更なる促進のためにも、ガバナンスの強化のほか、電気料金の引き下げや物流コストの引き下げといった課題への対処を要望しました。これに対して、オーン・ポンモニラット大臣からは、カンボジアのこれまでの和平・復興・開発に対する日本の支援に対して深い感謝の意を示した上で、これまでの協力が実を結び、近年日本企業のカンボジア進出が大きく伸びて両国はウィン・ウィンの関係になっているとし、日本の投資の更なる誘致のためにも2015年に産業開発政策を発表し、投資環境の改善に努力していると説明したとのことです。
 更に、カンボジアの選挙やクメール・ルージュ裁判、地域情勢についても意見交換しました。なお、オーン・ポンモニラット大臣が最近カンボジア空手道連盟会長に就任したことも話題となり,空手を通じた文化交流についても話し合われたとのことです。
 同日に日本アセアンセンターで開催されたセミナーで、大臣は、米国の離脱でTPPの発効が難しくなる中で、アセアン10か国に日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドを加えた東アジア地域包括的経済連携(RCEP)実現に前向きに取り組みたいと述べました。また、製造業を中心とする日本からの投資がカンボジア経済の構造を変えるけん引役になるとし、「産業高度化につながる投資」への期待を表明しました。投資誘致に向けて、運輸インフラ整備、税関の近代化、投資法の改正などを民間セクターの意見を聞きつつ実施していくとしました。
(写真は外務省の新聞発表より)

外務省の新聞発表
http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/kh/page3_001988.html


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低糖質メニューも美味しい Le Point Café & Bistro

2017年02月12日 | 経済
 素敵なカフェ・ビストロのLe Pointに、初めてディナーに行って、低糖質メニューを堪能しました。場所は、208通りで、フレンチレストラン「レジデンス」の1本北側の通りとなります。大きな木がお庭にあって、テラス席も素敵です。夜でしたが、西洋系の方はテラスがお好みの様でした。室内もセンスの良い家具と内装です。メニューに「LC」マークがついているものが「低糖質(ローカーボン)」メニューです。アルコールでも、ハイボール等は低糖質となります。メニューから、低糖質中心に選んでみました。前菜は、コールドカット(4ドル)、カントリー・パテ(4ドル)とし、メインは、オーガニック・ポークチョップ(6.75ドル)、アクア・パッツァ(6.75ドル)、カリフラワー・ドリア(6.5ドル)をチョイスしました。ソースやサイドも低糖質なのはありがたいです。しかし、低糖質と言いながら、とても美味しく、また、ボリュームもたっぷりでした。特に、カリフラワー・ドリアは最高でした。お値段もとてもリーズナブルです。美味しくて、かつ健康にもとても良い素晴らしい料理でした。お勧めです。ぜひお試しください。

Le Point Café & Bistro
No. 10, St. 208
https://www.facebook.com/lepointcafe

ブログ「カンボジア経済」2016年7月2日「低糖質グルメパーティ@Café & Bistro Le Point」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/3ccd6850b153960a0f5f2943a86bd567


低糖質でも美味しいメニューです。奥のカリフラワー・ドリアが本当に素晴らしかったです。(手前のアクア・パッツァ、ちょっと食べちゃった後ですみません。)



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有名なお寿司チェーン 元気寿司

2017年02月11日 | 生活環境
 プノンペン中心部バンケンコンに元気寿司が進出しました。場所は、KFC、バーガーキング、カールスジュニアがある交差点からすぐのところです。店内は明るい雰囲気ですが、変わっているのは、客席の横にレールのようなものがあるところです。メニューは、もちろんお寿司類がメインですが、私は開店間もなくの時期に訪問したので、品数がそれほど多くないように感じました。タブレットで注文を入力すると、レールの上を走るスポーツカーが、頼んだものを席まで運んでくれます。最初はちょっとびっくりです。ファミリーで来られると、お子様は楽しめるかと思います。お値段はちょっと高めで、ちょっと食べてビールを飲んで一人20ドルといったところです。お試しください。

元気寿司
#18, St. 310
https://www.facebook.com/GenkiSushiKH/?ref=py_c


ブログ「カンボジア経済」2015年8月29日「元気寿司 カンボジアに進出 現地企業とFC契約」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/d6fbb684bf0effec538c7cac5b67dfb6

こんな感じで席に届きます。結構なスピードなので、最初はびっくりしてしまいました。



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日本商工会議所青年部 カンボジア若手起業家協会と協力へ

2017年02月10日 | 経済
 2月1日、日本商工会議所青年部とカンボジア若手起業家協会(YEAC)が、幅広い分野でのビジネス開発に向けた覚書に調印しました。調印式には、パン・ソラサック商業大臣、堀之内秀久日本大使も参加しました。定期的に日本商工会議所青年部とカンボジア若手起業家協会の代表団が互いに日本・カンボジアを訪問し、ビジネスに関する経験・知識や情報の交換、共同での展示会開催等を目指したいとしています。今年5月には、まずカンボジア若手起業家協会の代表15名が日本を訪問し、日本商工会議所青年部とビジネスマッチング等を行う予定です。
 調印式で、パン・ソラサック商業大臣は、イオンの開店やANAの直行便等、二国間の投資・貿易関係は深まっており、両国の若手起業家によるビジネス経験の交換等により、カンボジアの雇用拡大に資する事業への投資が行われることを期待すると述べました。また、堀之内秀久日本大使は、カンボジアの政治的安定と順調な経済成長が、日本の投資家を誘致する鍵となるとし、覚書が若手起業家のウィンウィン関係を促進することを期待すると述べました。
 カンボジア若手起業家協会は様々な企業を率いる優秀な若手経営者の集まり(会員数140社)であり、日本の若い経営者と刺激しあって、新たな事業が開始・開発されていくことが大いに期待されます。
(写真は新聞発表より)

日本商工会議所青年部の新聞発表
http://yeg.jp/mou/

カンボジア商業省の新聞発表(英文です)
http://www.moc.gov.kh/en-us/press-center/details/content/211709


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アンコール遺跡群 入場料を大幅値上げ

2017年02月09日 | 経済
 2月1日、世界遺産のアンコール遺跡群の外国人入場料が値上げされました(カンボジア人は無料です)。1990年代初めの公開以来、値上げは今回が初めてですが、値上げ幅が大きいため、観光業界から懸念の声も出ています。入場料は、1日券が20ドルから37ドル(約4200円)、3日券が40ドルから62ドル(約7010円)、1週間券が60ドルから72ドル(約8140円)にそれぞれ値上げされました。ホテル業界等によると、これまでのところ、予約は例年通りで、アンコール遺跡群の入域料の値上げを理由にしたキャンセル等は出ていないものの、今後の予約に影響が出る懸念が残るとしています。アンコール遺跡群を管理するカンボジア政府機関「アプサラ機構」から入場券の販売を委託されている政府系団体「アンコール協会」によると、2016年の外国人訪問客数は、前年比4.6%増の219万人で、チケット販売収入は、4.2%増の6250万ドルとのことです。
 カンボジアの観光業は、カンボジア経済の4つのエンジンの一つであり、GDPの15%程度を稼ぎ出しています。中国や韓国の経済減速で、訪問客数の伸びが鈍化している中での値上げとなり、今後の影響を注視する必要があるものと見られます。

アンコール協会のウェブサイト
http://www.angkor.com.kh/


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韓国 カンボジアに4億1700万ドルの借款供与へ

2017年02月08日 | 経済
 1月31日、カンボジア外務経済協力省は、韓国と2件の交換公文を締結したと発表しました。対象となるのは、2016年~2018年の韓国対外経済協力基金からの借款に関する枠組協定と国道48号線改修事業に対する対外経済協力基金からの借款に関する協定の2件です。枠組協定は、2016年から2018年までの3年間で3億5000万ドル(約396億円)を上限として韓国の対外経済協力基金から貸し付けるもので、インフラ、灌漑、保健、地方道路、下水等の事業を対象とする予定です。また、国道48号線改修事業は、国道4号線とタイ国境のコッコンを結ぶ国道48号線を改修するもので、上限金額は6743万4000ドル(約76億円)となっています。国道48号線は、当初タイの協力により整備されましたが、痛みが激しく、本格的な回収が必要となっていました。
 枠組協定については、前回(2013年~2016年)の2億ドルから大幅に増額されました。外務経済協力省によれば、韓国対外経済協力基金からの借款は、2001年から2016年までの間、合計17事業、5億3500万ドル(約605億円)となったとのことです。
(写真は、国道48号線コッコン付近。2014年9月撮影)

カンボジア外務経済協力省の新聞発表(英文です)
http://www.mfaic.gov.kh/site/detail/8263


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シアヌークビルの火力発電所 増強へ

2017年02月07日 | 経済
 1月30日、カンボジア電力庁(EAC)のトゥン・レーン副長官は、シアヌークビル郊外のスタンハウにあるCIIDG(Cambodia International Investment Development Group)の石炭火力発電所に増設工事を行っていた3号機(135MW)がテスト段階に入っていると述べました。テストは2カ月程度で終了し、3月末までには運転を開始したいとしています。同発電所は、これまで135MWの発電機2基、合計270MWでしたが、3号機の増設により、設備容量は405MWとなります。また、今後の増設(270MW)により、675MW程度まで設備容量を拡大する予定としています。
 CIIDGの発電所の隣には、マレーシア系のCELの石炭火力発電所(100MW)もあり、こちらも100MWの増設を計画中です。スタンハウで発電された電力は、現在のところ日本の円借款等により建設された230KV送電線でタケオ経由プノンペンに送電されていますが、今後の発電機増設に備えて、国道4号線沿いでも送電線の建設計画が進められています。
 今年から来年にかけて、カンボジア北東部ラタナキリ州にローワーセサン水力発電所や、ラオスとプノンペンを結ぶ送電線等が完成する見込みであり、カンボジアの電力事情は、量的には改善方向に向かうものと期待されます。しかし、電力料金については、残念ながら当面大幅な値下がりは期待できない状況です。


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2017年02月06日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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カンボジア WTOで後発途上国の意見を取りまとめへ

2017年02月06日 | 経済
 1月26日、カンボジア商業省は、世界貿易機関(WTO)と貿易訓練・調査機構(TTRI)との共催で、「後発開発途上国(LDC)の課題と協調」と題するワークショップを開催しました。カンボジアは、2004年にLDCでありながら、WTOに加盟し、その後も順調な発展を続けています。このため、今年、WTOのLDCコーディネーター国に選定され、LDC48カ国の意見を取りまとめて、本年末にアルゼンチンで開催されるWTOの第11回閣僚会合で報告する予定となっています。
 ワークショップに参加したパン・ソラサック商業大臣は、2002年のドーハラウンドで、LDCで生産された製品が無税・無枠で先進国市場にアクセスできるようになったことの重要性を理解していると述べました。更に、他のLDCがWTOに加盟していく際にカンボジアとしても支援していきたいとしています。
 また、3月にシェムリアップで、LDC48カ国が集まって、各国の抱える課題の解決方法を議論するための円卓会議を開催する予定です。
 カンボジアは、日米欧からLDC向けの特別特恵関税を享受して、縫製品や革靴等、様々な製品を無税無枠で輸出できることをメリットの一つとして、外国直接投資を誘致し、輸出を伸ばし、雇用を拡大するという成功を収めてきました。なかなか離陸できずにいる他のLDC諸国に、その経験をシェアすることは、世界経済全体にとっても意義のあることと見られます。
(写真は新聞発表より)

カンボジア商業省の新聞発表(英文です)
http://www.moc.gov.kh/en-us/press-center/details/content/211704


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成田空港の有名ラーメン店 日本の中華そば富田

2017年02月05日 | 生活環境
 成田空港第一ターミナルに開店した有名ラーメン店「日本の中華そば富田」です。プノンペンでラーメンに最も詳しい某所長のお勧めということで、早速行ってみました。第1ターミナル4階中央部に新たに開店した6軒のうちの1軒です。ANAのプノンペン直行便(10:50発)に乗るには、成田空港はちょうど朝ごはん時間帯ですが、富田は朝8:00から営業なので助かります。富田は、松戸にある本店ではいつもすごい行列だそうですが、成田空港では時間が早かったこともあってか、あっさり入れました。しかし、周辺のお店はガラガラなのに、富田だけは8割ほど埋まっており、有名店の実力を見せていました。メニューは、大勝軒系統と言われる濃厚つけ麺と、中華そばの2系統です。今回は、寒い日だったこともあって、半熟味玉中華そば(930円:写真上)を頼んでみました。しっかりしたしょうゆ味のラーメンで、東京育ちには嬉しい味です。ビールでも飲みながらだともっとおいしいかもしれません。次回はぜひ濃厚つけ麺にトライしてみたいと思います。お勧めです。飛行機を待つ間にぜひお試しください。

中華蕎麦とみ田のサイト
http://www.tomita-cocoro.jp/

お店の外観です。第1ターミナル4階の真ん中にあります。



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ANA直行便に搭乗

2017年02月04日 | 生活環境
 遅ればせながら、ANAのプノンペン~成田直行便を利用しました。プノンペンからは、夜行便ですが、5時間ほどで到着し、これまでの乗り継ぎとの大きな差を感じさせてくれました。映画(君の名は。)を見て、ちょっとしたら朝ごはんが始まってしまい、ほとんど寝る暇がありませんでした。久しぶりにANAに乗ったせいかもしれませんが、日本人のCAの方々のおもてなしの素晴らしさに感動を覚えました。また、日本語の映画がたくさんあるのもやっぱり嬉しいです。
 帰りの成田からの便では、何も手続きをしていないのに、自動的にインターネットチェックインが完了した旨のメールが送られてきて、日本の会社のサービスの良さや、ネット時代の到来を実感させてくれました。インターネットで買った往復チケットの値段(エコノミ-)は、505ドルとリーズナブルです。
 便利で快適で、しかも価格もリーズナブルなANAの直行便、益々使用頻度が高まりそうです。また、次の機会にはぜひビジネスクラスにもトライしたいと思います。


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TI腐敗認識指数2016 カンボジアは156位

2017年02月03日 | 経済
 世界各国の汚職を監視している非政府組織トランスペアレンシー・インターナショナル(本部ベルリン)は1月25日、2016年版「TI腐敗認識指数」を発表しました。カンボジアの今年の指数は21点(100点満点)で、順位は176か国中156位でした(昨年は21点、168か国中156位)。東南アジア諸国の中では、最下位となっています。NGOの活動が極めて制限されていると判定されていることも順位の低い要素の一つとされています。
 腐敗認識指数(Corruption Perceptions Index: CPI)は、トランスペアレンシー・インターナショナルが、1995年以来毎年公開しているもので、公務員と政治家がどの程度腐敗していると認識されるか、その度合を国際比較し、国別にランキングしたものです。1位はデンマークで、90点でした。日本は72点で20位となっています。
 TIでは、「途上国は、国連腐敗防止条約(UNCAC)のもと、この10年で贈賄防止法を整備し、途上国の贈賄事情が劇的に改善しています。企業は海外進出にあたり、「途上国では賄賂が当たり前」という認識を改める必要があります。また、アメリカやイギリスはOECDの外国公務員贈賄防止条約のもとで贈賄防止法を整備して執行を強め、日本企業も巨額の罰金・和解金を払わされるケースも多く、多国籍ビジネスにおいては注意が必要です。過去に日本企業が米国法や日本の不正競争防止法、現地法で捜査を受け高額の追徴金を払った例をふりかえると、得点が低い国に集中し、和解金などの額も得点が低いほど高い傾向にあります。」としています。

トランスペアレンシー・ジャパンの新聞発表(日本語)
http://ti-j.org/CPI2016pressrelease.pdf


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