カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

プチュンバン2017

2017年09月17日 | 社会・風土
 プチュンバンはカンボジアのお盆です。今年は9月19日から9月21日までプチュンバンの連休です。多くの人々が田舎に帰って家族で集まります。一方、プノンペンは閑散とします。お店もお休みのところが多くなります。
 プチュンバンは、仏教徒のカンボジア人にとっては、重要な宗教行事で、日本のお盆ととても似ています。お祭りは15日間続きます。この間、人々は地元のお寺だけではなく、遠くのお寺まで出かけて、お布施をします。先祖の魂と再会するために、少なくとも7か所のお寺を回らなければならないとされています。先祖の魂は、プチュンバンの15日間の間だけは自由に動き回ることを許されると言われ、食べ物等を供えてお迎えします。


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お洒落なバー ルミエールホテル スカイバー

2017年09月16日 | 生活環境
 プノンペン中心部228通りと55通りの角に完成したルミエールホテル14階のスカイバーです。大変に景色の良いロケーションで、独立記念塔を間近に見る夜景が楽しめます。天井の高い最上階で全面ガラス張りのため、開放感あふれる造りです。テラス席もあり、夜風に吹かれながら一杯やることもできます。フードメニューは、品数は多くないものの、チーズプレートやサラダなど、おつまみ類が豊富です。アルコールのメニューは数多いのですが、ワインはちょっと高級です。地元の方々がメインの様ですが、外国人のお客様も見かけました。プノンペンタワーや東屋ホテルからも近いので、軽く一杯にはちょうどいいかもしれません。今回は夜8時くらいに行きましたが、8~9割は埋まっていて盛況でした。お試しください。

ルミエールホテル
http://www.thelumierehotel.com/dine-lounge

独立記念塔も良く見えます(写真がぶれていて恐縮です)


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カンボジア・タイ首脳会談 二重課税防止協定にも調印

2017年09月15日 | 経済
 9月7日、カンボジアを訪問したタイのプラユット首相は、カンボジアのフン・セン首相と会談しました。また、併せて、カンボジア・タイ内閣共同リトリート(合宿)が開催され、同行した閣僚間の面談等も行われました。
 首相会談では、2020年までに、両国間の貿易を150億ドル(約1640億円)レベルにまで引き上げる目標について合意されました。また、現在のポイペト国境近くのストゥンボットに建設予定の新国境の建設を促進するとともに、完成後はシングルウィンドウ化することに合意しました。また、新たに4カ所の国境検問所の開設を促進すること、国境近くの両国の経済特区の連携を強化すること等が確認されました。この他、両国を連結する鉄道整備、国境の橋梁整備(パイリン州)、不法伐採問題、麻薬問題、農業振興策等について討議されました。
 また、同日、両首脳臨席の下で、カンボジア・タイ間の二重課税防止協定が調印されました。カンボジアが二重課税防止協定を締結したのは、シンガポール、中国、ブルネイに続き、タイが4カ国目となります。
 なお、今回の首脳会談で討議される予定だったサトゥンナム水力発電ダム開発事業については、タイ国内で批判が高まったことあり、見送りとなりました。この事業は、タイ国境に近いカンボジア領内にダムを建設して、タイに電力及び用水を供給する計画でした。
 フン・セン首相は、内戦終結に当って協力を得た関係もあり、プラユット首相が率いる現在のタイの軍事政権にとっては政敵であるタクシン元首相やインラック元首相等のラインと懇意な関係にあります(最近のインラック元首相の国外逃亡もカンボジア経由であったと言われます)。また、プレアビヒア遺跡を巡って両国間では、軍事衝突もありました。他方、南部経済回廊で結びつき、国際的サプライチェーンの活用が軌道に乗り始めていることもあり、両国間の経済的連携は深まりつつあります。両国の友好関係が維持されることが非常に重要であり、両国政府の継続的な努力が期待されます。
(写真はプノンペンポスト紙より。共同記者会見でフン・セン首相に抱きつかれて苦笑いのプラユット首相。いろいろある中で、こういう演出をするのがフン・セン首相の政治家的実力の一つだとも思います。)

共同声明(カンボジア外務省のサイト:英文です)
https://www.mfaic.gov.kh/site/detail/13421


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カンボジア OECDの税務情報交換フォーラムに加盟

2017年09月14日 | 経済
 9月5日、経済開発協力機構(OECD)は、カンボジアが「税の透明性及び税務目的の情報交換に関するグローバル・フォーラム」に加盟したと発表しました。同日に、グリーンランド、マダガスカル、ハイチも参加し、フォーラムの加盟国数は146カ国となりました。
 このフォーラムは、国際的な税の透明性の向上、国際的な租税回避行為の防止等に取り組むための国際的な組織です。当初は、「要請に基づく情報交換(EOIR)」からスタートしていますが、現在は、「自動的な情報交換(AEOI)」の実施を進めています。自動的な情報交換のために共通報告基準(CRS)が定められ、日本を含む各国で導入が進められており、日本を含む100カ国・地域で2018年中には自動的な情報交換を実施する体制が整う予定です。日本では、2017年1月1日から、銀行口座の開設時等に情報の提供が義務付けられています。
 カンボジアもこのフォーラムに参加したことにより、要請に基づく情報交換と自動的な情報交換の双方に関する国際基準の導入を進めていくこととなります。このため、カンボジアでも、国際的な課税逃れを防止するための規制が今後順次厳格化していくものと見られます。

OECDの新聞発表(英文です)
http://www.oecd.org/tax/transparency/cambodia-greenland-haiti-and-madagascar-join-the-fight-against-tax-evasion.htm

日本の国税庁のサイト
https://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/koho/campaign/h29/Jul/02.htm


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デジタル化とペーパーレス化の効果に期待 貿易円滑化に関する報告書

2017年09月13日 | 経済
 9月5日、アジア開発銀行(ADB)と国際連合アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)は、「アジア太平洋地域全体のための連結性強化と貿易円滑化」と題する報告書を発表しました。報告書の内容は、アジア太平洋地域の貿易円滑化とペーパーレス貿易の現状、貿易円滑化のインパクト評価、課題と今後の対応等です。
 貿易円滑化とは、税関の改善促進や各国間の越境協力等、今年2月22日に発効した世界貿易機関(WTO)の貿易円滑化協定の実施を軸としたものです。さらに、これを補完するものとして、ESCAPが主導するアジア・太平洋地域ペーパーレス越境貿易振興枠組協定(the Framework Agreement on Facilitation of Cross-border Paperless Trade in Asia and the Pacific)も重要な役割を担うものと期待されます。
 報告書では、貿易円滑化協定の全面実施によって、貿易コストが年9%削減可能と見ています。貿易円滑化の各国での取り組みについては、貿易円滑化・ペーパーレス化の実施率は、地域平均で2015年の46.5%から2017年には50.4%に改善したとしています。また、今後、全面的なペーパーレス化が実施された場合は、貿易コストの削減は、年16%に達すると期待を表明しています。
 カンボジアは、2016年2月12日にWTOの貿易円滑化協定を批准し、2017年8月29日にペーパーレス越境貿易振興枠組協定に調印しています。南部経済回廊の中心に位置するカンボジアにとって貿易円滑化は重要な課題であり、今後も継続的な取り組みが期待されます。

アジア開発銀行の新聞発表(英文です)
https://www.adb.org/news/better-trade-facilitation-could-reduce-trade-costs-asia-9-annually-report


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マレーシア系電力設備会社ペステック カンボジア証券取引所へ上場を目指す

2017年09月12日 | 経済
 新聞報道等によりますと、マレーシア系の電力設備会社ペステック・インターナショナル社は、カンボジアで送電線建設事業等を実施しているカンボジア現地法人を、2018年第2四半期にもカンボジア証券取引所に上場することを目指すとのことです。カンボジア証券取引所での新規株式公開(IPO)により、1800万ドル(約19億6000万円)を調達して、カンボジアを軸としてインドシナ地域への進出を図りたいとしています。IPO後も、ペステック・インターナショナル社がカンボジア現地法人の株式の60%以上を保有し続ける計画です。既に、主幹事を、マレーシア系のRHB銀行系列のカンボジア現地証券会社であるRHBインドシナ証券に決定しています。
 ペステック・カンボジアは、カンボジア国内では、既に完成済みのプノンペン~コンポンチャム間送電線(230KV)の建設に携わりました。また、現在は、コンポンチャム~クラチエ間送電線(230KV)、コッコン州のストゥン・タタイ水力発電所~プンペン間送電線(230KV/500KV)等の建設に携わっています。


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2017年09月11日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
 配信御希望の方は、下記のアドレス、または右側のブックマークから、まぐまぐのページで皆様のメールアドレスのご登録をお願いします。

 メールマガジン「週刊カンボジア経済ニュース」
http://archive.mag2.com/0001154670/index.html


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ASEAN物流専門家会合 コールドチェーン物流の促進に向けて

2017年09月11日 | 経済
 9月6日、日本の国土交通省は、第12回ASEAN物流専門家会合を東京で開催したと発表しました。会合には、日本側は、町田国土交通省総合政策局国際物流課長、学識経験者、民間事業者等が、ASEAN側からは、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナムの交通担当省、アセアン事務局等が参加しました。
  今回は、まず、ニチレイロジスティクス及びヤマトホールディングスより、日本の高品質なコールドチェーン物流サービスが紹介されました。これに対し、ASEAN各国より、物流事業者の能力向上、交通・物流インフラ及び電力インフラの向上、政府による政策の必要性等コールドチェーン構築に関するソフト・ハードの両面の課題が指摘されました。
 結論として、日ASEAN交通連携の枠組みの下で新たに「日ASEANコールドチェーン物流プロジェクト」を第15回日ASEAN交通大臣会合に提案することについて合意しました。また、日ASEANコールドチェーン物流ガイドライン案については、その策定の必要性が共有され、ASEANにおいて質の高いコールドチェーン物流の構築のため、次回の専門家会合において引き続き議論していくことが確認されました。
(写真は、新聞発表より)

国土交通省の新聞発表
http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000345.html



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ハングリー・ゴースト・フェスティバル(中華系お盆)2017

2017年09月10日 | 経済
 プノンペンでも華僑系の人たちが「ハングリー・ゴースト・フェスティバル」の習慣を守っています。これは、中華風のお盆で、地獄の門が開かれる1ヶ月間、祖先の霊が戻ってくるというものです。今年は9月5日にプノンペンのあちこちで家の祭壇にお供えをし、また御馳走を出す等の行事を見かけました。豚の丸焼や様々なご馳走が並ぶ姿は見ごたえがあります。また、写真のように紙のお金等を燃やして、ご先祖様に奉げます。また、最終日には、身寄りのないゴーストが悪さをするので、早く家に戻らないといけないそうです。
 プノンペン中心部、セントラルマーケット周辺やモニボン通り沿いの商店やレストランでは、このお祭りを行っているお店が多く、プノンペンの華僑系の多さを実感します。また、中華系の人たちがお休みなので、プノンペンの街は車も少なく、ちょっと静かな感じです。

燃やすのは、カラーコピー風の100ドル札、金塊、薬、膏薬、魔除け等があります。



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ミス・カンボジア2017

2017年09月09日 | 社会・風土
 9月1日、プノンペンのナガワールドで、2017年のミス・カンボジアの最終選考会が開催されました。ミス・カンボジアには、コンポンチャム州出身のレーンシー・ナットさん(21歳、Miss. Rern Si Nat)が選ばれました。最終選考会では、20名のファイナリストたちが、民族衣装やクメール伝統様式のシルクガウン等を纏って、選考に臨みました。
 カンボジアでもこうしたイベントが行われるようになったことは、本当に喜ばしいことだと思います。
(写真は クメールタイムズより)

ミス・カンボジア公式サイト(英文です)
https://misscambodia.org/

クメール伝統様式のシルクガウンを纏ったファイナリスト。ナットさんは左から二人目です。



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2017年1月~8月 アンコール遺跡入場料収入 大幅増加

2017年09月08日 | 経済
 アンコールワット等のアンコール遺跡を見学する際の入場料は、今年2月1日から1日券が20ドルから37ドル(約4200円)、3日券が40ドルから62ドル(約7010円)、1週間券が60ドルから72ドル(約8140円)に値上げされました。大幅な値上げであったため、観光客の減少も懸念されましたが、2017年1月~8月の外国人入場者数は、前年同期比12.3%増の160万8172人と順調に増加しており、入場料値上げの影響は限定的であったものと見られます。入場料収入も順調に増加し、2017年1月~8月で6923万ドル(約75億円)と69.8%増となっています。また、2017年8月だけ見ると、入場者数は前年同月比11.8%増の19万2403人、入場料収入は80.8%増の884万ドル(約9億6000万円)となっています。なお、8月の入場者数を国別でみると、1位は中国(7万4882人)、2位日本(1万3987人)でした。
 2016年のカンボジア訪問客数は、初めて500万人を突破し501万1712人に達しました。2017年の目標は540万人ですが、2020年には700万人を誘致したいとしています。


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民主広場周辺の違法駐車 解消へ

2017年09月07日 | 経済
 プノンペン北部の民主広場は、高層ビルに囲まれた広場ですが、その周辺には、多くの違法駐車車両が置かれていました。これらの違法駐車は、中古車業者が中古車を展示・販売するために、多くの中古車を道路上にぎっしりと並べていたものです。中古車には、電話番号が書いた紙が貼られており、興味を持った買手が電話するシステムとなっていました。この状況が長く続いていましたが、ようやくプノンペン都が腰を上げ、取締りに乗り出し、違法駐車が一掃された形となっています。
 民主広場周辺には、カナディアタワー、ヴァタナックタワーに加えて、エクスチェンジスクエアも完成し、高層オフィスビル群が形成されつつあります。ヴァタナックタワーとカナディアタワーの間の地下駐車場もほぼ完成し、その地上には公園が整備される計画となっています。
 プノンペンには、大規模な公園がないこともあり、トンレサップ川の河岸や元々河川だったところ等細長い公園ができてきています。近年、花壇や緑地の整備が進んでおり、プノンペン都民に憩いの場を与えつつあります。
(写真は、周辺の違法駐車が無くなった民主広場。8月30日撮影)


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オランダの種子会社 イースト・ウェスト・シードがカンボジア進出

2017年09月06日 | 経済
 8月21日、オランダ系の大手種子会社イースト・ウェスト・シードは、カンボジアに拠点を開設し、8月17日に開所式典を行ったと発表しました。同社では、カンボジアを東南アジアでの農業有望国と見ており、当面は野菜の種子の提供と農業技術の振興を図りたいとしています。
 同社は、2005年からカンボジアで種子を販売してきました。2009年からはドイツ国際協力公社(GIZ)等の支援も受けて、カンボジアの農民のトレーニング等も実施してきたとしています。
 同社では、これまでの経験を生かして、優良種子開発技術への投資、農業を通じた知識普及、ヴァリューチェーン開発への貢献等を通じて小規模農家の生産性向上を図っていきたいとしています。また、カンボジアの農業の潜在力を実際に発揮していくためには、官民連携が非常に重要であると指摘しています。
 カンボジアの農業の開発に当たっては、灌漑、農業技術、ポストハーベスト、物流、品質管理、マーケティング、国際競争力の向上等の様々な課題をステップバイステップで改善していく必要があります。大手種子会社として、カンボジアの実情やニーズをくみ取って、適切な種子を適切な価格で販売していくことが望まれます。

イースト・ウェスト・シードの新聞発表
http://www.eastwestseed.com/news/east-west-seed-takes-root-in-cambodia


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貿易手続きのペーパーレス化へ カンボジアも枠組協定に調印

2017年09月05日 | 経済
 8月29日、カンボジアは、アジア・太平洋地域ペーパーレス越境貿易振興枠組協定(the Framework Agreement on Facilitation of Cross-border Paperless Trade in Asia and the Pacific)に、タイ・バンコクで調印しました。この協定は、国際連合アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)が主導して、アジア・太平洋地域での貿易振興のためのペーパーレス化等を進めるための協定です。ESCAP加盟国53カ国に調印を呼び掛けていますが、今回は、カンボジアに加え、中国とバングラデシュが初の調印国となりました。9月30日までに更に調印国が増える予定ですが、5カ国以上が調印した日から90日後に発効する予定となっています。
 ESCAPでは、この協定により貿易手続きのペーパーレス化を進めることにより、時間とコストの削減、国際競争力の増強等を目指すとしています。ESCAPによれば、本協定の全面実施によりアジア・太平洋地域の輸出額は年間2500億ドル(約27兆円)に達するとしています。また、部分的実施でも、年間360億ドル(約3兆9000億円)の輸出増加、貿易手続きに必要な時間の44%削減、同じくコストの31%の削減が期待できるとしています。

国際連合アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)の新聞発表(英文です)
http://www.unescap.org/news/bangladesh-cambodia-and-china-sign-new-un-treaty-strengthen-digital-trade-asia-pacific


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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2017年09月04日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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