英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

クリスマス・イブの思い出

2008-12-24 19:15:20 | 日記
 私のクリスマスの思い出というのは、微妙です。

 「ケーキを食べられる日」
それが、クリスマスのイメージでした。
 もちろん、サンタクロースの存在?は知っていましたが、それは、どこか遠い国(東京)、あるいは、テレビや童話の中の話だと思っていました。

 冬休みが始まり(当時は25日が終業式だった)続いてお正月がやってくるそんな期待と興奮に包まれながら、ケーキを食べるという至福の時でした。ケーキは一年に一度(バースデーケーキは無い)しか食べられないので、それはもう嬉しかった。
 多分、ケーキも生クリームではなかった(バタークリーム?)ので、それほどおいしくなかったと思う。
 それでも、いろいろとデコレートされたケーキをみんなで食べるのは楽しかった。
 不思議とサンタクロースの話は出なかった。兄や友達との会話でも、あまり出てこなかった。福井県は田舎過ぎてサンタクロースは認知されていなかったのだろうか。とにかく、頭の中にはクリスマスプレゼントという概念は無かった。その範囲は私の周りのごく小さいものなのか、もしかすると、福井県全域かもしれない。

 一応釈明すると、うちはプレゼントを買う金銭的余裕はあったはずだ。とにかく、うちの家業は年末が滅茶苦茶忙しい。プレゼントを買う時間的余裕がなかった……はず。
 でも、うちの両親の性格を考えると、余裕があったとしても、プレゼントは無かったと思う。

 まあ、けっこう幸せな気分でした。ただ、心残りは、毎年クリスマス前にお菓子屋さんの店頭に飾られているお菓子の入った長靴(ブーツ)を買ってもらえなかったことだ。
 ちなみに、クリスマスは12月25日なので、ケーキも25日に食べていた。うちには、クリスマス・イブという概念も無かった。
コメント (4)
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