英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

大雪手前

2011-01-17 15:35:08 | 気象
 積雪はアメダス(観測値)によると52cmです。昨夕の値が44cmだったので、新たな積雪が8cmということになりますが、、実際は20cm強は降った感じです。




 雪かきは重労働ですし、車の運転も難儀(まず、雪の中から脱出するのも大変)ですし、何かと大変ですが、この程度なら、仕方がないかなあと思うようにしています(愚痴りますが)。
 お天気キャスターや気象予報士が、安易に「大雪」という言葉を用いますが、「大雪警報」という警報があるように、「大雪」は「洪水」と同じように「災害」の意味が強いのです。そんなに簡単に「大雪」という言葉を用いるべきではないと思います。 予想積雪の数値によって「警報」や「注意報」が出されると思いますが、災害として「大雪(雪害)」という言葉をを考えると、家屋の倒壊(屋根の損傷)、交通マヒなど生活に非常に支障をきたす降雪量(積雪値)に達する雪の降り方を指すと考えられます。
 また、雪に慣れていて、その備えも十分な雪国と、滅多に雪の降らない太平洋側とでは、「大雪」の範疇も異なってきます。
 今回の雪なら、今のところ「大雪手前」が妥当でしょう。
 朝、お天気キャスターが「日本海側は雪が降り続き大雪のところも。太平洋側は晴れますが寒さは厳しいです」と爽やかに話しているのを聞くと、イラッときます。 
 あと、気象情報で「北陸の多いところで1mの降雪の恐れも」という表現は、もっと正確なものに切り替えるべきです。並みの寒波だと、そんなに降るところは、よほどの豪雪地帯かスキー場があるような山の中だけです。普通の山あいの町や山沿いの町で40~60cm、平野部で20~30cmがいいところでしょう(しかも多いところ)。海岸沿いだとほとんど積もりません。そりゃ、そういう予報を出しておけば、外れることはないですよね(たとえ予報が外れて、北陸のどの地点も1mに達していなくても、誰もわかりません)。
 上記の表現だと北陸中、50cmは積もる印象がしませんか?地図で地域を示す場合県単位で塗りつぶしてありますし。

 寒気の峠は越えたようで(今後も冬型の気圧配置が続くようです)、時折、日が射すようになりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする