英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『LADY ~最後の犯罪プロファイル~』 第2話、第3話

2011-01-22 16:11:18 | ドラマ・映画
 第1話はもちろん、第2話もひどいなあと思っていたら、第3話はもっとひどかったです。第2話がまともに思えてしまいました。かなり忘れてしまいましたが、第2話から簡単に。
★第2話 「赤い死者を吊るす殺人者…」
①主人公・香月(北川景子)に魅力を感じない。自分勝手で気が強く、自慢くさい……。まあ、ヒロインにはよくあるタイプですが、今作の場合、好感が持てない。
(『警視庁継続捜査班』の貴志真奈美(木村佳乃 )もひどかったが、なぜか笑えた)
②被害者の髪型やサイズの合わない下着などに関する考察は評価できる
③あれだけ写真を撮っていたら、いくら犯人が女性でも目立ってしまい、目撃情報がないというのはおかしい
④いつ第三者が来るか分からない状況で、あれだけの装飾(死体を着替えさせたり、写真を貼り付ける)する余裕はないだろう
⑤犯行現場の写真やダッフルコートなどの遺留品、また、ストーカー行為の嫌がらせの写真やプレゼントのなどかなりの数の手がかりがある。そこからから犯人にたどり着けないのは、変。
⑥犯人は何着ダッフルコートを持っていたのか?
⑦犯人の動機が理解できない(これは、殺人と言う行為が異常なので、理解できないのは仕方がないのかも)
⑧「美人プロファイラー」と言われて、にやける北川景子は評価できる(笑)

★第3話「純愛・・・天才VS美しき吸血鬼」
 無理やり「吸血鬼モノ」にした時点で、終わっています。興味を引くようなタイトルで視聴率を稼ごうとする…『キイナ -不可能犯罪捜査官-』を思い出したしました。
 まあ、題材が奇をてらっても、内容が良ければかまわないのですが、まったく中身がありませんでした。他の方も仰っていますが、プロファイルとは名ばかりで、妄想としか呼べないものでした。

①捜査会議でCPSのメンバーに、かわるがわる薀蓄(うんちく)を語られたら、そら、捜査班はムカつくだろう。小学生の発表会みたいなの、何とかならないかな
②「復活の儀式」と断定(推定)していたが、「教会が見える」「歯」「遺体を丁寧に扱う」「血」……これらで思いつくのもすごいが、断定してしまうと言うのはすごい。
「プロファイル」というより、何らかの「SPEC」なのかもしれない
③終盤のプロファイルなども、プロファイリングの結果を伝えているだけで、何の根拠も示さない。猶予のない状態だし、いちいち論拠を述べていたら、スピード感に欠けてしまうからかもしれないが、「プロファイル」が売りのこのドラマ、その辺をおろそかにしてはいけないのではないだろうか。視聴者としても、根拠が知りたい。
④お約束の六芒星。これだけ頻繁に使われているネタを使う勇気に拍手
⑤捜査班ではないけれど、霊柩車を襲って遺体を奪った犯人を早く捕まえれば、今回の連続殺人は起こらなかった
⑥逃げたのに、逆方向から被害者を襲う犯人、テレポーテーションのSPEC?
⑦逮捕現場にまで、しゃしゃり出て、見せ場を作る。「(犯人を)助けに来た」「遺体を治療する」など、よく分からない説得がだらだら続くのも勘弁してほしい
 それに、犯人の動機がまったく理解できない。ごまかしのような説得よりも、罪もない若い女性の命を絶ったこと罪の大きさを知らしめてほしい

 ヒロインの妄想で真相を解明し、逮捕までしてしまうという独壇場でした。
 もう見ないかも…
コメント
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