英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『将棋世界』12月号の杜撰な記事について 【その1】~謝罪の気持ちなどないだろう~

2015-12-06 12:45:13 | 将棋
11月30日に「『将棋世界』12月号の杜撰な記事」という思わせぶりな記事を書きました。

予想通り、12月号の記事についての訂正・お詫びの記事が1月号に載りましたが、その“おざなりさ”も予想通りでした。


 問題の記事は、「第47期女流アマ名人戦」。

・P166の中段の3段落目の「……小野ゆかりさん、小野花依さん、佐藤圭さん、遠山侑里さんがベスト4に進出した」と記されていたが、“佐藤圭さん”は“加藤圭さん”の誤り
・同ページ下段の2行目の“後手の小野さんが”は“後手の遠山さんが”の誤り
・同ページ下段の5行目の“先手の遠藤さんは”は“先手の小野さんは”の誤り。“先手の遠藤さん”は小野さんと間違えた上、遠藤さんと名前も誤っている(正しくは遠山さん)
・P167の中段の6行目“遠藤さん”は“遠山さん”の誤り

 これだけ誤記があるのは珍しい。

 それで、1月号の訂正記事を待っていたのだが、
『インフォメーション』(タイトル戦の日程、棋士の昇段や休場のお知らせ、各大会の予告や結果)
一番最後に

【■誤植のお詫びと訂正
 12月号「第47期女流アマ名人戦」の記事で名前の誤記がありました。深くお詫びして訂正いたします。
 P166下段5行目
 誤「先手の遠藤さんは」
 正「先手の小野さんは」
 P167中段6行目
 誤「ここで遠藤さんは」
 正「ここで遠山さんは」】



 ほんのページの片隅……面積にして1ページの1/10もない。それに、訂正箇所も足りない。

 「深くお詫び」という表記があるが、深い謝罪の気持ちは全く感じられない。
 そもそも、「深くお詫びして」なら、まず、「申し訳ありませんでした」と言わなければならない。
コメント
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