今回の視聴は、BS12 (トゥエルビ) の「サモ・ハン特集」。
【当ブログのジャッキー・チェン関連記事】
「新ポリス・ストーリー」(1993年公開)
「ポリス・ストーリー3 」(1992年公開)
「ポリス・ストーリー2 九龍の眼」(1988年公開)
「プロジェクトA2 史上最大の標的」(1987年公開)
「プロテクター」(1985年公開)
『福星』シリーズはサモ・ハンの主演・監督の作品(ジャッキー・チェン主演ではない)で、全部で7作あるらしい。日本で公開されたのは『五福星』(1983年)、『大福星』(1985年)、『七福星』(1985年)、『十福星』(1986年)の4作。私が観たのは『五福星』、『大福星』、『七福星』で、どれもテレビで、『大福星』を一番最後に観た記憶がある。で、政策のその順かと思っていたが、違っていた。
『五福星』が一番笑えて、『大福星』のアクションが一番良かった。『七福星』はあまり面白くなかった記憶がある。(テレビ番組なので、カットされた短縮版という可能性もある)
今回視聴して、『七福星』に関する記憶は正しかったことを再認識。
ともかく、ストーリーの8割近くを、5人組(サモハンは除く)コメディ(ギャグ)で押し続ける……しかし、これが笑えない、面白くない(『五福星』はもっと面白かったと思うが、年月が経っているので、面白さのセンスが変化しているのかもしれない)
とにかく、《女性の裸を見たい、触りたい》という欲望がむき出しでガッツキ過ぎ。
ジャッキーとユンピョウたちのアクションは凄いのだが、〝客寄せ”の役割。だったら、もっとコメディ部分を精錬してほしかった。
三作品目のせいか、登場人物の設定などの紹介的シーンやセリフもなく、5人組自体の職業などの設定もよく分からない。
さらに、ジャッキー達も何の捜査をしているのかもよく分からない。
そういう状況の中で、笑えないコメディをずっと見ているのは、フラストレーションが溜まる。
しかも、ジャッキーが肩を撃たれ、その中でも奮闘するが、戦闘不能に近い状況になってしまい、他者と格闘していたサモハンが現れ、敵を倒す……ジャッキーファンとしては大きなもやもやが残る作品だった。
【ジャッキー戦闘不能の事情について】(以下、ウィキペディアより引用)
本作ではジャッキー・チェンが珍しくバトルで負けるというストーリーになっている。それは撮影当時、ジャッキーは本作を『ポリス・ストーリー』『ファースト・ミッション』と掛け持ちしていて、非常に過密なスケジュールだった。そのため睡眠時間がとれず、移動中の車内や撮影の合間などに仮眠をとっていた。しかし疲労の限界に達したジャッキーはある日、撮影中に怒りを爆発させ「もう俺を殺してくれ」とサモ・ハンに頼み強引に脚本が「ジャッキーが銃で撃たれる」というストーリーに書きかえられた。そのためジャッキー扮するマッスルは途中からいなくなっている。【引用終】
上記の説明文だが、「ジャッキー扮するマッスルは途中からいなくなっている」というのは少し違う。ストーリー終盤で大活劇(格闘)が繰り広げられ、その中で撃たれ、その後も強敵・殺し屋(倉田保昭)と戦っている。(ジャッキー分のアクションシーンを撮り終えて、撮影現場からいなくなったのだろう)
今作があまりの出来だったので、評価をネットで調べるとそこまで酷評はされていなかった(絶賛もされていないが)
その感想の中で、
「ジャッキーが倉田保昭にボコボコにされサモハンが代倒する珍しい展開」
と記されていたが、これはおかしい。
マッスル(ジャッキー)は肩を撃たれながらも互角近く倉田と闘っていた。しかも倉田は※武器を使用
※釵(さい)、もしくは筆架叉(ひつかさ)という〝かんざし”のようなフォークのような3本の尖った武器。右手左手1本ずつ持ち相手を攻撃する。
決して、ボコボコにされたわけではない。
【ストーリー】
キッド(サモ・ハン・キンポー)をはじめとする 5 人組は前作で日本のマフィアに壊滅的な打撃を与えた褒美として、フラワー刑事(シベール・フー)のお目付けつきではあるがタイのパタヤビーチでバカンスを過ごすことになる。しかし、香港からフラワー刑事に緊急指令が入り、せっかくのバカンスはお預け。
そんな折、麻薬捜査隊の刑事マッスル (ジャッキー・チェン)とリッキー(ユン・ピョウ)は、麻薬の取引現場を急襲、乱闘の末、ギャングたちを逮捕する。そして暗殺グループ、刑事、五人組を交えたハチャメチャな大乱闘が始まった。(以上 BS12 の「サモ・ハン特集」より)
【当ブログのジャッキー・チェン関連記事】
「新ポリス・ストーリー」(1993年公開)
「ポリス・ストーリー3 」(1992年公開)
「ポリス・ストーリー2 九龍の眼」(1988年公開)
「プロジェクトA2 史上最大の標的」(1987年公開)
「プロテクター」(1985年公開)
『福星』シリーズはサモ・ハンの主演・監督の作品(ジャッキー・チェン主演ではない)で、全部で7作あるらしい。日本で公開されたのは『五福星』(1983年)、『大福星』(1985年)、『七福星』(1985年)、『十福星』(1986年)の4作。私が観たのは『五福星』、『大福星』、『七福星』で、どれもテレビで、『大福星』を一番最後に観た記憶がある。で、政策のその順かと思っていたが、違っていた。
『五福星』が一番笑えて、『大福星』のアクションが一番良かった。『七福星』はあまり面白くなかった記憶がある。(テレビ番組なので、カットされた短縮版という可能性もある)
今回視聴して、『七福星』に関する記憶は正しかったことを再認識。
ともかく、ストーリーの8割近くを、5人組(サモハンは除く)コメディ(ギャグ)で押し続ける……しかし、これが笑えない、面白くない(『五福星』はもっと面白かったと思うが、年月が経っているので、面白さのセンスが変化しているのかもしれない)
とにかく、《女性の裸を見たい、触りたい》という欲望がむき出しでガッツキ過ぎ。
ジャッキーとユンピョウたちのアクションは凄いのだが、〝客寄せ”の役割。だったら、もっとコメディ部分を精錬してほしかった。
三作品目のせいか、登場人物の設定などの紹介的シーンやセリフもなく、5人組自体の職業などの設定もよく分からない。
さらに、ジャッキー達も何の捜査をしているのかもよく分からない。
そういう状況の中で、笑えないコメディをずっと見ているのは、フラストレーションが溜まる。
しかも、ジャッキーが肩を撃たれ、その中でも奮闘するが、戦闘不能に近い状況になってしまい、他者と格闘していたサモハンが現れ、敵を倒す……ジャッキーファンとしては大きなもやもやが残る作品だった。
【ジャッキー戦闘不能の事情について】(以下、ウィキペディアより引用)
本作ではジャッキー・チェンが珍しくバトルで負けるというストーリーになっている。それは撮影当時、ジャッキーは本作を『ポリス・ストーリー』『ファースト・ミッション』と掛け持ちしていて、非常に過密なスケジュールだった。そのため睡眠時間がとれず、移動中の車内や撮影の合間などに仮眠をとっていた。しかし疲労の限界に達したジャッキーはある日、撮影中に怒りを爆発させ「もう俺を殺してくれ」とサモ・ハンに頼み強引に脚本が「ジャッキーが銃で撃たれる」というストーリーに書きかえられた。そのためジャッキー扮するマッスルは途中からいなくなっている。【引用終】
上記の説明文だが、「ジャッキー扮するマッスルは途中からいなくなっている」というのは少し違う。ストーリー終盤で大活劇(格闘)が繰り広げられ、その中で撃たれ、その後も強敵・殺し屋(倉田保昭)と戦っている。(ジャッキー分のアクションシーンを撮り終えて、撮影現場からいなくなったのだろう)
今作があまりの出来だったので、評価をネットで調べるとそこまで酷評はされていなかった(絶賛もされていないが)
その感想の中で、
「ジャッキーが倉田保昭にボコボコにされサモハンが代倒する珍しい展開」
と記されていたが、これはおかしい。
マッスル(ジャッキー)は肩を撃たれながらも互角近く倉田と闘っていた。しかも倉田は※武器を使用
※釵(さい)、もしくは筆架叉(ひつかさ)という〝かんざし”のようなフォークのような3本の尖った武器。右手左手1本ずつ持ち相手を攻撃する。
決して、ボコボコにされたわけではない。
【ストーリー】
キッド(サモ・ハン・キンポー)をはじめとする 5 人組は前作で日本のマフィアに壊滅的な打撃を与えた褒美として、フラワー刑事(シベール・フー)のお目付けつきではあるがタイのパタヤビーチでバカンスを過ごすことになる。しかし、香港からフラワー刑事に緊急指令が入り、せっかくのバカンスはお預け。
そんな折、麻薬捜査隊の刑事マッスル (ジャッキー・チェン)とリッキー(ユン・ピョウ)は、麻薬の取引現場を急襲、乱闘の末、ギャングたちを逮捕する。そして暗殺グループ、刑事、五人組を交えたハチャメチャな大乱闘が始まった。(以上 BS12 の「サモ・ハン特集」より)