「再び寒波襲来(2025年2月17日~23日)……2月15日時点予報」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~23日)②……2月16日時点予報」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)③……2月17日時点予報」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)④……2月19日午前7時時点の状況」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)⑤……2月20日午前8時時点の状況」
の続きです。
昨夜は雲の隙間が大きくて、新たな雪はうっすら積もるくらいですんだのですが、その分、放射冷却があったようで、今朝はかなり冷え込み、-4℃ぐらいまで冷え込んだようです。
まず、今朝(2月23日)の時点での今夜から明日にかけての寒気の予想
【2025年02月23日21時 23日時点の予想】↓ 左が上空1500m、右は上空5000m
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【2025年02月24日09時 23日時点の予想】↓
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参考までに【2月23日21時の寒気予報(2月17日時点)】↓も掲示しておきます。
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上空5000mの寒気は、17日時点の予想に比べて、縮小しています(これは、20日予想時点でもそうでした)
なので、「今回の最大のヤマと思われた昨日(2月22日・猫の日)の午前中の寒気は過ぎたので、24日(月)までは寒気が残るものの、それほど大した雪は降らない」と思ったのですが、もうひとヤマあるようです
というのは、《朝鮮半島の付け根東岸付近に低気圧が発生して、これが若狭湾付近に進んでくる》というのです。
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上図は今日(23日)午前6時の天気図。まだ低気圧は発生していません。
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上図は、今朝8時30分の気象衛星の写真です。
全体的に白っぽいのが赤外画像で、くっきりとしているのが可視画像です。可視画像の左の方(西の方は)まだ日が差していないので暗いです。
よく見ると、朝鮮半島付け根のやや東の海上に雲の渦のようなものが見えます(寒冷禍?)
で、23日の天気図が下図です。
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現在の気象予報は、《どこそこでどれくらいの雪や雨が降る》というのは不正確ですが、低気圧の発生や天気図はかなり正確です。
なので、けっこう心配しています。
寒冷禍の低気圧は天気図で見ると小さく、気圧の差も小さいので、軽く考えてしまいそうですが、これがけっこう厄介。
上空1500mの寒気と西高東低の気圧配置は健在なので、この低気圧によって、雪雲の発達が助長されることが大いに考えられます。
私の住む地域は、23日未明の局地的大雪は逃れたのでホッとしていたのですが(該当地域の方、ごめんなさい)、今夜から明朝にかけては心配です。
この低気圧の影響を受けるのは、福井県嶺北南部から山陰にかけて(中国地方全体、近畿地方も影響を受けそう)。
寒冷渦はその西側に寒気を引き込むので、福井県嶺南地方、近畿北部(京都、兵庫北部)や山陰への影響が大きいかも。
「再び寒波襲来(2025年2月17日~23日)②……2月16日時点予報」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)③……2月17日時点予報」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)④……2月19日午前7時時点の状況」
「再び寒波襲来(2025年2月17日~24日)⑤……2月20日午前8時時点の状況」
の続きです。
昨夜は雲の隙間が大きくて、新たな雪はうっすら積もるくらいですんだのですが、その分、放射冷却があったようで、今朝はかなり冷え込み、-4℃ぐらいまで冷え込んだようです。
まず、今朝(2月23日)の時点での今夜から明日にかけての寒気の予想
【2025年02月23日21時 23日時点の予想】↓ 左が上空1500m、右は上空5000m
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【2025年02月24日09時 23日時点の予想】↓
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参考までに【2月23日21時の寒気予報(2月17日時点)】↓も掲示しておきます。
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上空5000mの寒気は、17日時点の予想に比べて、縮小しています(これは、20日予想時点でもそうでした)
なので、「今回の最大のヤマと思われた昨日(2月22日・猫の日)の午前中の寒気は過ぎたので、24日(月)までは寒気が残るものの、それほど大した雪は降らない」と思ったのですが、もうひとヤマあるようです
というのは、《朝鮮半島の付け根東岸付近に低気圧が発生して、これが若狭湾付近に進んでくる》というのです。
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上図は今日(23日)午前6時の天気図。まだ低気圧は発生していません。
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上図は、今朝8時30分の気象衛星の写真です。
全体的に白っぽいのが赤外画像で、くっきりとしているのが可視画像です。可視画像の左の方(西の方は)まだ日が差していないので暗いです。
よく見ると、朝鮮半島付け根のやや東の海上に雲の渦のようなものが見えます(寒冷禍?)
で、23日の天気図が下図です。
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現在の気象予報は、《どこそこでどれくらいの雪や雨が降る》というのは不正確ですが、低気圧の発生や天気図はかなり正確です。
なので、けっこう心配しています。
寒冷禍の低気圧は天気図で見ると小さく、気圧の差も小さいので、軽く考えてしまいそうですが、これがけっこう厄介。
上空1500mの寒気と西高東低の気圧配置は健在なので、この低気圧によって、雪雲の発達が助長されることが大いに考えられます。
私の住む地域は、23日未明の局地的大雪は逃れたのでホッとしていたのですが(該当地域の方、ごめんなさい)、今夜から明朝にかけては心配です。
この低気圧の影響を受けるのは、福井県嶺北南部から山陰にかけて(中国地方全体、近畿地方も影響を受けそう)。
寒冷渦はその西側に寒気を引き込むので、福井県嶺南地方、近畿北部(京都、兵庫北部)や山陰への影響が大きいかも。