(編集中に、操作ミスがあったようで、文章が欠落していたり、タグが乱れていたりして、記事後半がグチャグチャでした。
一応、書き直ししたのですが、何か不完全……これで、ご容赦ください)
最終話の主題ではないが、現実とリンクしているなあと感じたのが、
助成金不正支出を告発しようとした都職員・石田が自殺に見せかけて殺害された後の風評
警察、報道、ネットが一味に加担して、《橋迫議員が石田を自殺に追い込んだ》という風評を広めた。
これに乗せられて、橋迫事務所には落書きの嵐(荒らし)。
橋迫議員の娘・ほまれの「嘘が本当のように広がり、本当のことより嘘のほうが強いの?」と。
右京は「そんなことはありません。真実は嘘より強いです」と言い切ったが、
《嘘の声が大きくて真実が聴こえない(見えない)》というのは、現実でもよくありそうだ。
最終話のタイトルは「怪物と聖剣」だったが、無理やりこじつけた感が強い。
右京と亀山が呼び出され、捜査をストップするよう副総監から命令される(刑事部長他警視庁幹部の面々の前で)
いろいろ言葉を応酬した後、
「総理候補と目される政治家を被疑者として扱うことには慎重にならざるを得ない」(副総監)に対して
「明らかに疑わしい人間がいる。それが権力者だからといって、忖度して見逃し、野放しにしていいのでしょうか?」(右京)
「最初から(一岡を)捜査するなという命令は、警察という組織の存在理由を根底から破壊することになります」(右京)
「警察でも都庁でも犯罪者まで“上の命令”って都合よく使うんすよね。でも、上の意思があるなら下の意思だってあります。俺ら下の人間は犯罪者たちと直接やり合っているんですよ。被害者のこと考えると、無力感で凹みそうになることもあるけど、それでも、自分で自分を奮い起こしてるんです、“警察を舐めるな”って。その警察っていう組織を信じられなくなったら、俺ら下の人間はどうしたらいいんですかっ」(亀山)
副総監に対しての反論である右京の主張には同感だが、亀山の主張には違和感がある。
前篇でやたら「上からの指示(命令)」という台詞が飛び交ったが、後篇は「警察を舐めるな」が頻出。
この「舐めるな」 は……
鑑識・益子「警察を舐めるなと言いたい」犯行に関わった下っ端を口封じで皆殺しの組織に対して
伊丹「舐めやがって」 自殺に偽装した石田殺害に対して
暇か課長「警察を舐めんじゃねえ」 何人も殺している一味に対して
美彌子「現場の警察官を舐めない方がいい」 “マスコミに動画が流出すれば、一岡のふざけた発言が表に出て、今以上にダメージを受けることになる”と一岡都知事の支持者に
(実は、美彌子の言う「支持者のダメージ」というのが、私は分かっていない。「国政に打って出る」と宣言した一岡への支持を各団体・組織は明示しているのだろうか?)
美彌子を除いて、《犯罪を許さない》という意志だ。
亀山の訴えにも、そういう気持ちは感じられるし、右京の言う“権力者への忖度が警察組織の存在を破壊する”ことを受けて言っていると思うが、「下の人間はどうしたらいいんだ」という訴えは変。
「警察を舐めるな」=《犯罪を許さない》⇒《組織下部の訴え》というのはズレている。
首席監察官・大河内の言葉が面白かった
「組織には、上と下…それの中間もある。中間には中間なりの思いがある」
ところで、遺失物係への異動は発令されなかったのだろうか?
そして、タイトルの「怪物と聖剣」
怪物……一岡(怪物の頭は一つではないけれど)
聖剣……現場の警察官たちの揺るぎなき正義の心―――「警察を舐めるな」
前篇の右京のナレーションでは
「この怪物は、ひとつの胴体からいくつもの頭が生えている。与党、野党、財界、官僚、イデオロギーや宗教、外国の思惑……
表向き分断しているかのように見える勢力が、大きな利権を分け合うために共生している。
頭同士には、戦いが存在し、勝ち残った頭は主導権を握り、一番大きな餌を食らう。その他の頭もおこぼれを食らい、結果的に胴体は太り続ける。
この怪物の餌は、税金だ」
とあり、一岡は頭のひとつにすぎないようだ。一岡は“表向きの頭”として、担がれただけ。
前篇で「この男をここで止めておかないと、大変なことになる」と言ったのは、一岡が怪物として凄いのではなく、《とっても馬鹿なので大変なことになる》のようだ。
一岡が印象通り薄っぺらな男で、“怪物のひとつの頭”に過ぎない…いや、それ以下の人物で、その裏にいたのが浦神鹿
フィクサー・浦神鹿
そもそも、私、“フィクサー”の意味が分からない。
検索すると……
・面倒な出来事を調停する人(特に、黒幕)
・政治・行政や企業の営利活動における意思決定の際に、正規の手続きを経ずに決定に対して影響を与える手段・人脈を持つ人物を指す
・「fixer」、事件などを陰で調停・処理して報酬を得る人
・事件などのまとめ役。調停役。多くは悪い意味でつかわれる
………“事件や面倒ごとの調停役”だが、陰からいろいろ操る……所謂“黒幕”。
社会の裏にいる場合だけでなく、非公式ではあるが政界や財界に影響を与える人物であるケースも。
(この浦神鹿、姓は「浦」? 「浦神」?……よく分からないので、フルネームで記します)
美彌子によると、彼は総理も浦神鹿の意向を気にするほどの影響力を持っているという。
レアメタル鉱脈を所有しているらしい。
右京を前にしても、不敵なふるまい。底知れぬ不気味さを感じさせる。
鶏入れ墨男・木原健二
“男気”を勘違いしている。
なんだかんだ言っても、金の為に人を殺害するのも全く厭わない。
一岡を都知事にならせて、大金をせしめるために、現職知事を放火して殺害。
捜査を逃れるため。匿流グループの手下を殺害……悪事は尽きない
この最終話で一番気になったのは、一岡の成り上がりぶり。最大の疑問なのが、どのようにして総理なる算段だったのか?
総理になるには、国会議員の投票で過半数を獲得しなければならない。
当然、与党の党首が選ばれることになるが、少数与党の場合、確実ではなく。野党が連合すれば、連合候補が総理になることもできる。
一岡は与党に所属しているのだろうか?
浦神鹿の影響力が絶大で、与党野党問わずに支配力が及んでいるのなら、党所属に関係なく、総理就任も可能かな。
現実では、党の総裁選に立候補するための推薦議員20人を確保するのも大変だった。
国民の人気が絶大であるようなので、与党議員がそれに乗っかろうと思えば、追い風が吹くかもしれない。
政治ドラマではないので、その辺りを描く必要はないかもしれないが、私は気になってドラマに入り込めなかった。
★取り調べ中、亀山が一岡に殴りかかったのは、不自然
亀山は正義感が強く、情に厚い男なので、先走る傾向があるが、あの取り調べでの一岡の態度程度で、殴りかかるとは思えない。
あとの流れを見ると、美彌子が右京から送られた取り調べの動画を、浦神鹿に見せるためだったと想像できる。
★不正助成金について告発しようとした石田さんは気の毒すぎる
勇気を振り絞って告発したのに、殺害されてしまった。
右京は犯人を「あまり頭はよくありません」と断言していたが、告発した石田さんを保護もせず、護衛もつけなかったのは迂闊すぎ。「僕としたことが」って……
「上からの指示・命令」や「警察を舐めるな」の頻出。「聖剣」という言葉の使用。亀山の沸騰。……脚本家の嗜好や意図を実現させるために、登場人物の言動に不自然さを感じることが多かった。
事件自体はありきたりで、シーズン最終エピソードとしては不満が多い内容だった。
【その他の感想】
①世間の動きが都合よすぎ
・橋迫都議以外は、助成金不正に見ないふり、或いは加担?
・都職員・石田心の死亡報道も慎重さに欠ける(一味の操作があったとしても)
・それで一気に、橋迫都議に避難殺到(一味の情報操作があったとはいえ)。でも、最近はネット情報に影響される傾向はある
②右京・亀山小劇場
・亀山が浮浪者を装い、木原の手下に接近
・“怖い刑事”“優しい刑事”劇で、違和感バリバリの右京の“怖い刑事”ぶりだった。面白かったが。
・一岡との公開対話で、小手鞠が名演技。それに便乗して、右京と亀山も白々しい演技
③ラストの「こてまり」シーンでは浦神鹿の登場がない方が、話としてはすっきりしていた。
次期シーズンへの前振りの意図もあるのだろうが、シーズン最後なのでもう少し気持ちよく終わってほしかった。
④美彌子が、私利私欲、権力の為ではなく、国益の為に動くらしい
ちょっと、うれしい。
都議たちに文書を送ったのは美彌子だった。右京を事件に当たらせたのも美彌子だった。
第1話「警察官A~要人暗殺の罠!姿なき首謀者」(初回拡大SP)
第2話「警察官A~逆転殺人!真犯人は二人いる!!」(拡大スペシャル)
第3話「楽園」
第4話「2つの顔」
第5話「幽霊ホテル」
第6話「薔薇と髭の夜明け」
第7話「復讐者は笑わない」
第8話「瞳の中のあなた」
第9話「最後の一日」(元日SP )
第10話「雨やどり」
第11話「33人の亀山薫」
第12話「細かいことが気になる患者」
第13話「レジリエンス」
第14話「中園照生の受難」
第15話「キャスリング」
第16話「花は咲く場所を選ばない」
第17話「盗まれた死体」
最終回SP前篇・第18話「怪物と聖剣」
【ストーリー】番組サイトより
次々に消されていく関係者たち
背後には世論すら操る謎の人物が
各地で若者の遺体が相次いで見つかり、全員が、右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)の追っていた連続強盗事件の実行犯であることが判明。ただ、不正な利権を追及していた都議・橋迫倫子 (愛希れいか)の家が襲われた件には、別の犯人が関与している可能性が高いと思われた。
いっぽう、都知事の一岡(片桐仁)は、派手なパフォーマンスで熱狂的な支持を集め、総理の椅子に少しずつ近づいていた。そんな中、利権が絡んだ凶悪な事件が発生。世論さえ操られている危険な状況に。そして、不自然に右京に接近してきた浦神鹿(毎熊克哉)にも動きが。さらに、強盗事件の主犯格として木原健二 (平山祐介)という男が浮上して…!?
日本を飲み込む“怪物”の正体は!?
倒すための“聖剣”は存在するのか
力を持たざる者たちの逆襲が始まる!
ゲスト:毎熊克哉 片桐仁 平山祐介 愛希れいか
脚本:真野勝成
監督:橋本一
一応、書き直ししたのですが、何か不完全……これで、ご容赦ください)
最終話の主題ではないが、現実とリンクしているなあと感じたのが、
助成金不正支出を告発しようとした都職員・石田が自殺に見せかけて殺害された後の風評
警察、報道、ネットが一味に加担して、《橋迫議員が石田を自殺に追い込んだ》という風評を広めた。
これに乗せられて、橋迫事務所には落書きの嵐(荒らし)。
橋迫議員の娘・ほまれの「嘘が本当のように広がり、本当のことより嘘のほうが強いの?」と。
右京は「そんなことはありません。真実は嘘より強いです」と言い切ったが、
《嘘の声が大きくて真実が聴こえない(見えない)》というのは、現実でもよくありそうだ。
最終話のタイトルは「怪物と聖剣」だったが、無理やりこじつけた感が強い。
右京と亀山が呼び出され、捜査をストップするよう副総監から命令される(刑事部長他警視庁幹部の面々の前で)
いろいろ言葉を応酬した後、
「総理候補と目される政治家を被疑者として扱うことには慎重にならざるを得ない」(副総監)に対して
「明らかに疑わしい人間がいる。それが権力者だからといって、忖度して見逃し、野放しにしていいのでしょうか?」(右京)
「最初から(一岡を)捜査するなという命令は、警察という組織の存在理由を根底から破壊することになります」(右京)
「警察でも都庁でも犯罪者まで“上の命令”って都合よく使うんすよね。でも、上の意思があるなら下の意思だってあります。俺ら下の人間は犯罪者たちと直接やり合っているんですよ。被害者のこと考えると、無力感で凹みそうになることもあるけど、それでも、自分で自分を奮い起こしてるんです、“警察を舐めるな”って。その警察っていう組織を信じられなくなったら、俺ら下の人間はどうしたらいいんですかっ」(亀山)
副総監に対しての反論である右京の主張には同感だが、亀山の主張には違和感がある。
前篇でやたら「上からの指示(命令)」という台詞が飛び交ったが、後篇は「警察を舐めるな」が頻出。
この「舐めるな」 は……
鑑識・益子「警察を舐めるなと言いたい」犯行に関わった下っ端を口封じで皆殺しの組織に対して
伊丹「舐めやがって」 自殺に偽装した石田殺害に対して
暇か課長「警察を舐めんじゃねえ」 何人も殺している一味に対して
美彌子「現場の警察官を舐めない方がいい」 “マスコミに動画が流出すれば、一岡のふざけた発言が表に出て、今以上にダメージを受けることになる”と一岡都知事の支持者に
(実は、美彌子の言う「支持者のダメージ」というのが、私は分かっていない。「国政に打って出る」と宣言した一岡への支持を各団体・組織は明示しているのだろうか?)
美彌子を除いて、《犯罪を許さない》という意志だ。
亀山の訴えにも、そういう気持ちは感じられるし、右京の言う“権力者への忖度が警察組織の存在を破壊する”ことを受けて言っていると思うが、「下の人間はどうしたらいいんだ」という訴えは変。
「警察を舐めるな」=《犯罪を許さない》⇒《組織下部の訴え》というのはズレている。
首席監察官・大河内の言葉が面白かった
「組織には、上と下…それの中間もある。中間には中間なりの思いがある」
ところで、遺失物係への異動は発令されなかったのだろうか?
そして、タイトルの「怪物と聖剣」
怪物……一岡(怪物の頭は一つではないけれど)
聖剣……現場の警察官たちの揺るぎなき正義の心―――「警察を舐めるな」
前篇の右京のナレーションでは
「この怪物は、ひとつの胴体からいくつもの頭が生えている。与党、野党、財界、官僚、イデオロギーや宗教、外国の思惑……
表向き分断しているかのように見える勢力が、大きな利権を分け合うために共生している。
頭同士には、戦いが存在し、勝ち残った頭は主導権を握り、一番大きな餌を食らう。その他の頭もおこぼれを食らい、結果的に胴体は太り続ける。
この怪物の餌は、税金だ」
とあり、一岡は頭のひとつにすぎないようだ。一岡は“表向きの頭”として、担がれただけ。
前篇で「この男をここで止めておかないと、大変なことになる」と言ったのは、一岡が怪物として凄いのではなく、《とっても馬鹿なので大変なことになる》のようだ。
一岡が印象通り薄っぺらな男で、“怪物のひとつの頭”に過ぎない…いや、それ以下の人物で、その裏にいたのが浦神鹿
フィクサー・浦神鹿
そもそも、私、“フィクサー”の意味が分からない。
検索すると……
・面倒な出来事を調停する人(特に、黒幕)
・政治・行政や企業の営利活動における意思決定の際に、正規の手続きを経ずに決定に対して影響を与える手段・人脈を持つ人物を指す
・「fixer」、事件などを陰で調停・処理して報酬を得る人
・事件などのまとめ役。調停役。多くは悪い意味でつかわれる
………“事件や面倒ごとの調停役”だが、陰からいろいろ操る……所謂“黒幕”。
社会の裏にいる場合だけでなく、非公式ではあるが政界や財界に影響を与える人物であるケースも。
(この浦神鹿、姓は「浦」? 「浦神」?……よく分からないので、フルネームで記します)
美彌子によると、彼は総理も浦神鹿の意向を気にするほどの影響力を持っているという。
レアメタル鉱脈を所有しているらしい。
右京を前にしても、不敵なふるまい。底知れぬ不気味さを感じさせる。
鶏入れ墨男・木原健二
“男気”を勘違いしている。
なんだかんだ言っても、金の為に人を殺害するのも全く厭わない。
一岡を都知事にならせて、大金をせしめるために、現職知事を放火して殺害。
捜査を逃れるため。匿流グループの手下を殺害……悪事は尽きない
この最終話で一番気になったのは、一岡の成り上がりぶり。最大の疑問なのが、どのようにして総理なる算段だったのか?
総理になるには、国会議員の投票で過半数を獲得しなければならない。
当然、与党の党首が選ばれることになるが、少数与党の場合、確実ではなく。野党が連合すれば、連合候補が総理になることもできる。
一岡は与党に所属しているのだろうか?
浦神鹿の影響力が絶大で、与党野党問わずに支配力が及んでいるのなら、党所属に関係なく、総理就任も可能かな。
現実では、党の総裁選に立候補するための推薦議員20人を確保するのも大変だった。
国民の人気が絶大であるようなので、与党議員がそれに乗っかろうと思えば、追い風が吹くかもしれない。
政治ドラマではないので、その辺りを描く必要はないかもしれないが、私は気になってドラマに入り込めなかった。
★取り調べ中、亀山が一岡に殴りかかったのは、不自然
亀山は正義感が強く、情に厚い男なので、先走る傾向があるが、あの取り調べでの一岡の態度程度で、殴りかかるとは思えない。
あとの流れを見ると、美彌子が右京から送られた取り調べの動画を、浦神鹿に見せるためだったと想像できる。
★不正助成金について告発しようとした石田さんは気の毒すぎる
勇気を振り絞って告発したのに、殺害されてしまった。
右京は犯人を「あまり頭はよくありません」と断言していたが、告発した石田さんを保護もせず、護衛もつけなかったのは迂闊すぎ。「僕としたことが」って……
「上からの指示・命令」や「警察を舐めるな」の頻出。「聖剣」という言葉の使用。亀山の沸騰。……脚本家の嗜好や意図を実現させるために、登場人物の言動に不自然さを感じることが多かった。
事件自体はありきたりで、シーズン最終エピソードとしては不満が多い内容だった。
【その他の感想】
①世間の動きが都合よすぎ
・橋迫都議以外は、助成金不正に見ないふり、或いは加担?
・都職員・石田心の死亡報道も慎重さに欠ける(一味の操作があったとしても)
・それで一気に、橋迫都議に避難殺到(一味の情報操作があったとはいえ)。でも、最近はネット情報に影響される傾向はある
②右京・亀山小劇場
・亀山が浮浪者を装い、木原の手下に接近
・“怖い刑事”“優しい刑事”劇で、違和感バリバリの右京の“怖い刑事”ぶりだった。面白かったが。
・一岡との公開対話で、小手鞠が名演技。それに便乗して、右京と亀山も白々しい演技
③ラストの「こてまり」シーンでは浦神鹿の登場がない方が、話としてはすっきりしていた。
次期シーズンへの前振りの意図もあるのだろうが、シーズン最後なのでもう少し気持ちよく終わってほしかった。
④美彌子が、私利私欲、権力の為ではなく、国益の為に動くらしい
ちょっと、うれしい。
都議たちに文書を送ったのは美彌子だった。右京を事件に当たらせたのも美彌子だった。
第1話「警察官A~要人暗殺の罠!姿なき首謀者」(初回拡大SP)
第2話「警察官A~逆転殺人!真犯人は二人いる!!」(拡大スペシャル)
第3話「楽園」
第4話「2つの顔」
第5話「幽霊ホテル」
第6話「薔薇と髭の夜明け」
第7話「復讐者は笑わない」
第8話「瞳の中のあなた」
第9話「最後の一日」(元日SP )
第10話「雨やどり」
第11話「33人の亀山薫」
第12話「細かいことが気になる患者」
第13話「レジリエンス」
第14話「中園照生の受難」
第15話「キャスリング」
第16話「花は咲く場所を選ばない」
第17話「盗まれた死体」
最終回SP前篇・第18話「怪物と聖剣」
【ストーリー】番組サイトより
次々に消されていく関係者たち
背後には世論すら操る謎の人物が
各地で若者の遺体が相次いで見つかり、全員が、右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)の追っていた連続強盗事件の実行犯であることが判明。ただ、不正な利権を追及していた都議・橋迫倫子 (愛希れいか)の家が襲われた件には、別の犯人が関与している可能性が高いと思われた。
いっぽう、都知事の一岡(片桐仁)は、派手なパフォーマンスで熱狂的な支持を集め、総理の椅子に少しずつ近づいていた。そんな中、利権が絡んだ凶悪な事件が発生。世論さえ操られている危険な状況に。そして、不自然に右京に接近してきた浦神鹿(毎熊克哉)にも動きが。さらに、強盗事件の主犯格として木原健二 (平山祐介)という男が浮上して…!?
日本を飲み込む“怪物”の正体は!?
倒すための“聖剣”は存在するのか
力を持たざる者たちの逆襲が始まる!
ゲスト:毎熊克哉 片桐仁 平山祐介 愛希れいか
脚本:真野勝成
監督:橋本一
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