《どうして、この棋士が女流○段?》と思ってしまう女流棋士が存在する。
いや、女流棋士に限らず、男性棋士にも《なぜ、この棋士が八段?》と思う棋士が多い。
横道に逸れてしまうが、連盟サイトのデータベースに現役の九段~四段や引退棋士、物故棋士、女流現役棋士、女流引退棋士、物故女流棋士が記載されている。(「現役女流棋士」「引退女流棋士」が正しいような気がする)
名前や顔(上半身)画像や段位を見て、《?》と思う棋士がいるので、念のため、通算成績を見てみた。
先崎学 九段 通算成績700勝562敗 0.555
A級2期、竜王戦1組6期、NHK杯戦優勝、700勝は九段に該当する実績である。これだけ指していての勝率.555も高い方だ。少し上の世代の“55年組”の高橋九段(890勝760敗 0.539)、中村九段(823勝738敗 0.527)、島九段(841勝763敗 0.524)、南九段(841勝752敗 0.528)、塚田九段(776勝701敗 0.525)よりも高い。ちなみに、同世代の谷川十七世名人は1376勝915敗 0.601。
ただし、A級を陥落してからは、ずっと低迷しているイメージがある。比較するのは適切ではないかもしれないが、55年組と同世代の井上九段(A級3期、新人王戦優勝、778勝660敗 0.541)の方が、ずっと上位で活躍されていた印象が強い。(先崎“九段”に異議を唱えているような感じになってしまったのは、先崎九段に対して期待値が高かったからなのだろう)
脇謙二九段 通算成績648勝717敗 0.475
竜王戦1組7期、若獅子戦優勝、早指し新鋭戦優勝2回で“脇システム”を開発するなど、強いイメージはあったが、勝率.475は“九段にしてはどうか?”と少し…
室岡克彦八段 通算成績450勝629敗 0.417
順位戦最高C1、竜王戦最高クラスは4組。八段として、はっきり疑問に感じる。
勝数規定で八段に昇段した棋士は、長年指しており、年齢を重ねるうちに負け数が増えて5割を切る棋士が多い。泉八段(623勝685敗 0.476)、神谷八段(592勝692敗 0.461)、浦野八段(539勝622敗 0.464)、富岡八段(595勝638敗 0.483)、長沼八段(583勝595敗 0.495)などがいるが、室岡八段は勝率が群を抜いて低く、順位戦や竜王戦の実績も、タイトル戦上位進出もほとんどない。
そして……
堀口一史座八段 通算成績417勝452敗 0.480
勝率はそこまで低くないが、何しろ、無気力としか思えない早指し、あっさり投了が続く。体調が不良なのかもしれないが、長期に亘って状況は変わらない。プロ棋士なら体調不良は改善すべきだ。
それに、中盤過ぎで勝ちが望めそうな将棋だと、一生懸命指している状況を見ると、体調が悪いとは思えない。(詳しくは「手を動かしただけだよね」)
上記のリンク記事は、2017~2018年度の頃について言及していたが、それは、現在でも同様だ。
2018年度成績 4勝20敗 .167 2019年度成績 4勝 22敗 .154
2020年度成績 3勝19敗 .136 2021年度成績 4勝21敗 .160
2022年度成績 3勝19敗 .136 直近5年間 18勝101敗 .151
酷い成績なのだが、昨年12月15日、第81期順位戦C級2組7回戦で佐藤紳哉に勝利し、勝数規定により八段昇段してしまった。(昇段まであと1勝になってから12連敗しており、さらに、順位戦では23連敗していた)
「昇級が甘いのは、囲碁棋士とのバランスを考えてのことだ」と聞いたことがある(かなり前…昭和だったかも)。
世間的には囲碁将棋は一括りと見られる。で、イベントなどで「○○八段(囲碁)です。△△七段(将棋)です」と並んで紹介される場合、将棋の七段棋士の方が低く観られてしまう。
かなり前は、八段はA級在位経験者で、九段はタイトル○期獲得と決められていたのに、現在では長く指していれば八段にはなれそうだ。それはそれで、大変だと思うが……(順位戦でC級2組から降級して10年間のうちに、一定の成績を上げてC2に復帰できないと引退。フリークラス宣言をすると15年棋士でいられるが、順位戦復帰はできない)
とにかく、昔は“八段”が一流棋士で、“九段”は“一流の上”と思われていた。
升田元名人は“九段”と呼ばれていたが、段位のインフレが始まり、《並の九段と一緒にされるのは面白くない》と“元名人”と名乗った。
現在の段位状況を見たら、升田元名人は何というのだろうか?「九段の大先生に将棋を教えてもらおう」と対局を誘うに違いない。
閑話休題。
その13「女流棋士の濫造?⑨ 中堅~ベテラン女流棋士と今期の降級点該当者(推定)」の時、段位や成績を確認する時、「昇段・引退・休場棋士のお知らせ」で、北尾女流二段などの引退を知ったが、同ページに、
松下舞琳 女流初段へ 年度成績指し分け以上(8勝以上)
岩佐美帆子 女流1級へ 年度成績指し分け以上(8勝以上)
とあった。
(佐々木海法女流1級 は2022年度成績は9勝10敗。勝ち星(黒星)1つの差で昇段を逃した。2021年の12月に女流棋士になっていて、2022年3月まで、つまり2021年度は 3勝 2敗。つまり、2022年度の少し前の期間を合わせると、12勝12敗の指し分けとなるというのに、昇段できない。……惜しい!)
まず、《初段昇段と1級昇級のハードルが同じ高さというのはおかしい》。
それと、《年度成績指し分け以上(8勝以上)で昇級・昇段は甘いのでは?》
実際、岩佐女流2級の2022年度成績は9勝9敗。対戦相手は……
●上川女流二段(2022年度 7勝15敗 .318、直近5年間 25勝53敗 .320)
●藤井女流初段(2022年度 10勝15敗 .400、直近5年間 43勝56敗 .434)
●川又女流初段(2022年度 11勝14敗 .440、直近5年間 45勝55敗 .450)
○佐々木女流1級(2022年度 9勝10敗 .474、直近2年間 12勝12敗 .500)
●山口稀女流1級(2022年度 9勝10敗 .474、直近3年間 18勝25敗 .419)
○梅津女流2級(2022年度 4勝6敗 .400、直近1年間 4勝6敗 .400)
○村田女流二段(2022年度 5勝13敗 .278、直近5年間 35勝54敗 .397)
●山根女流二段(2022年度 25勝13敗 .658、直近5年間 116勝68敗 .630)
●山口稀女流1級(2022年度 9勝10敗 .474、直近3年間 18勝25敗 .419)
○宮宗女流二段(2022年度 4勝 9敗 .308、直近5年間 29勝43敗 .403)
○高浜女流1級(2022年度 3勝10敗 .278、直近5年間 26勝51敗 .338)
○大島女流初段(2022年度 15勝10敗 .600、直近2年間 28勝18敗 .609)
●佐々木女流1級(2022年度 9勝10敗 .474、直近2年間 12勝12敗 .500)
●川又女流初段(2022年度 11勝14敗 .440、直近5年間 45勝55敗 .450)
○中澤女流二段(2022年度 15勝15敗 .500、直近5年間 65勝56敗 .537)
○榊女流2級 (2022年度 2勝10敗 .167、直近1年間 2勝10敗 .167)
○和田はな女流1級(2022年度 8勝15敗 .347、直近3年間 18勝37敗 .327)
●水町女流初段(2022年度 14勝12敗 .538、直近5年間 55勝53敗 .509)
18局のうち、14局の対局相手が勝率5割未満の棋士。4割以下は8局、さらに、.350以下に絞っても6局、.300以下でも4局。これらを、6割以上の棋士に対しては《負け》、0.540~.440の棋士に対しては《勝ったり負けたり》、0.440未満~0.333の棋士には《2勝1敗》、0.333以下の棋士に対しては《勝ち》と仮定して、昨年度の勝敗を推定すると、それぞれ《0勝2敗》、《4勝4敗》、《2勝1敗》、《5勝0敗》となり、合計11勝7敗となる。楽々、条件クリア。
このデータは、《昇級規定が甘い》ことを示しているのと同時に、《強くない棋士がたくさんいて、お互いに勝ち星を供給し合っている(一方的に勝ち星を供給している棋士も少なくない)》という状況を示している。
降級システム、昇級システムがともに甘い。
《なんでこの棋士が八段なんだ?》《なぜ、この女流棋士が四段なんだ?》と以前から思っている。
実は、この記事を書いていて、その12「女流棋士の濫造?⑧ 新人、若手~中堅棋士」で、考察の掘り下げが足りなかったことに気づいた。次記事で書きます。
その1「女流棋士独断ランキング」
その2「トーナメントにおける抽選の偏り① 清麗戦予選トーナメント」
その3「トーナメントにおける抽選の偏り② 女流名人戦予選トーナメント」
その4「トーナメントにおける抽選の偏り③ その他の棋戦」
その5「女流棋士の濫造?➀ 女流棋士になる条件(女流棋士でいられる条件)」
その6「女流棋士の濫造?② 女流棋士の降級点の検証(勝率、勝数)」
その7「女流棋士の濫造?③ 女流棋士の降級点の検証…年度終了時の勝率(勝数)」
その8「女流棋士の濫造?④ 女流棋士の降級点の検証…降級点の人数の妥当性」
その9「女流棋士の濫造?⑤ 降級点消去条件の検証」
その10「女流棋士の濫造?➅ 成績不振による過去の引退女流棋士」
その11「女流棋士の濫造?⑦ 成績不振による過去の引退女流棋士の補足」
その12「女流棋士の濫造?⑧ 新人、若手~中堅棋士」
その13「女流棋士の濫造?⑨ 中堅~ベテラン女流棋士と今期の降級点該当者(推定)」
いや、女流棋士に限らず、男性棋士にも《なぜ、この棋士が八段?》と思う棋士が多い。
横道に逸れてしまうが、連盟サイトのデータベースに現役の九段~四段や引退棋士、物故棋士、女流現役棋士、女流引退棋士、物故女流棋士が記載されている。(「現役女流棋士」「引退女流棋士」が正しいような気がする)
名前や顔(上半身)画像や段位を見て、《?》と思う棋士がいるので、念のため、通算成績を見てみた。
先崎学 九段 通算成績700勝562敗 0.555
A級2期、竜王戦1組6期、NHK杯戦優勝、700勝は九段に該当する実績である。これだけ指していての勝率.555も高い方だ。少し上の世代の“55年組”の高橋九段(890勝760敗 0.539)、中村九段(823勝738敗 0.527)、島九段(841勝763敗 0.524)、南九段(841勝752敗 0.528)、塚田九段(776勝701敗 0.525)よりも高い。ちなみに、同世代の谷川十七世名人は1376勝915敗 0.601。
ただし、A級を陥落してからは、ずっと低迷しているイメージがある。比較するのは適切ではないかもしれないが、55年組と同世代の井上九段(A級3期、新人王戦優勝、778勝660敗 0.541)の方が、ずっと上位で活躍されていた印象が強い。(先崎“九段”に異議を唱えているような感じになってしまったのは、先崎九段に対して期待値が高かったからなのだろう)
脇謙二九段 通算成績648勝717敗 0.475
竜王戦1組7期、若獅子戦優勝、早指し新鋭戦優勝2回で“脇システム”を開発するなど、強いイメージはあったが、勝率.475は“九段にしてはどうか?”と少し…
室岡克彦八段 通算成績450勝629敗 0.417
順位戦最高C1、竜王戦最高クラスは4組。八段として、はっきり疑問に感じる。
勝数規定で八段に昇段した棋士は、長年指しており、年齢を重ねるうちに負け数が増えて5割を切る棋士が多い。泉八段(623勝685敗 0.476)、神谷八段(592勝692敗 0.461)、浦野八段(539勝622敗 0.464)、富岡八段(595勝638敗 0.483)、長沼八段(583勝595敗 0.495)などがいるが、室岡八段は勝率が群を抜いて低く、順位戦や竜王戦の実績も、タイトル戦上位進出もほとんどない。
そして……
堀口一史座八段 通算成績417勝452敗 0.480
勝率はそこまで低くないが、何しろ、無気力としか思えない早指し、あっさり投了が続く。体調が不良なのかもしれないが、長期に亘って状況は変わらない。プロ棋士なら体調不良は改善すべきだ。
それに、中盤過ぎで勝ちが望めそうな将棋だと、一生懸命指している状況を見ると、体調が悪いとは思えない。(詳しくは「手を動かしただけだよね」)
上記のリンク記事は、2017~2018年度の頃について言及していたが、それは、現在でも同様だ。
2018年度成績 4勝20敗 .167 2019年度成績 4勝 22敗 .154
2020年度成績 3勝19敗 .136 2021年度成績 4勝21敗 .160
2022年度成績 3勝19敗 .136 直近5年間 18勝101敗 .151
酷い成績なのだが、昨年12月15日、第81期順位戦C級2組7回戦で佐藤紳哉に勝利し、勝数規定により八段昇段してしまった。(昇段まであと1勝になってから12連敗しており、さらに、順位戦では23連敗していた)
「昇級が甘いのは、囲碁棋士とのバランスを考えてのことだ」と聞いたことがある(かなり前…昭和だったかも)。
世間的には囲碁将棋は一括りと見られる。で、イベントなどで「○○八段(囲碁)です。△△七段(将棋)です」と並んで紹介される場合、将棋の七段棋士の方が低く観られてしまう。
かなり前は、八段はA級在位経験者で、九段はタイトル○期獲得と決められていたのに、現在では長く指していれば八段にはなれそうだ。それはそれで、大変だと思うが……(順位戦でC級2組から降級して10年間のうちに、一定の成績を上げてC2に復帰できないと引退。フリークラス宣言をすると15年棋士でいられるが、順位戦復帰はできない)
とにかく、昔は“八段”が一流棋士で、“九段”は“一流の上”と思われていた。
升田元名人は“九段”と呼ばれていたが、段位のインフレが始まり、《並の九段と一緒にされるのは面白くない》と“元名人”と名乗った。
現在の段位状況を見たら、升田元名人は何というのだろうか?「九段の大先生に将棋を教えてもらおう」と対局を誘うに違いない。
閑話休題。
その13「女流棋士の濫造?⑨ 中堅~ベテラン女流棋士と今期の降級点該当者(推定)」の時、段位や成績を確認する時、「昇段・引退・休場棋士のお知らせ」で、北尾女流二段などの引退を知ったが、同ページに、
松下舞琳 女流初段へ 年度成績指し分け以上(8勝以上)
岩佐美帆子 女流1級へ 年度成績指し分け以上(8勝以上)
とあった。
(佐々木海法女流1級 は2022年度成績は9勝10敗。勝ち星(黒星)1つの差で昇段を逃した。2021年の12月に女流棋士になっていて、2022年3月まで、つまり2021年度は 3勝 2敗。つまり、2022年度の少し前の期間を合わせると、12勝12敗の指し分けとなるというのに、昇段できない。……惜しい!)
まず、《初段昇段と1級昇級のハードルが同じ高さというのはおかしい》。
それと、《年度成績指し分け以上(8勝以上)で昇級・昇段は甘いのでは?》
実際、岩佐女流2級の2022年度成績は9勝9敗。対戦相手は……
●上川女流二段(2022年度 7勝15敗 .318、直近5年間 25勝53敗 .320)
●藤井女流初段(2022年度 10勝15敗 .400、直近5年間 43勝56敗 .434)
●川又女流初段(2022年度 11勝14敗 .440、直近5年間 45勝55敗 .450)
○佐々木女流1級(2022年度 9勝10敗 .474、直近2年間 12勝12敗 .500)
●山口稀女流1級(2022年度 9勝10敗 .474、直近3年間 18勝25敗 .419)
○梅津女流2級(2022年度 4勝6敗 .400、直近1年間 4勝6敗 .400)
○村田女流二段(2022年度 5勝13敗 .278、直近5年間 35勝54敗 .397)
●山根女流二段(2022年度 25勝13敗 .658、直近5年間 116勝68敗 .630)
●山口稀女流1級(2022年度 9勝10敗 .474、直近3年間 18勝25敗 .419)
○宮宗女流二段(2022年度 4勝 9敗 .308、直近5年間 29勝43敗 .403)
○高浜女流1級(2022年度 3勝10敗 .278、直近5年間 26勝51敗 .338)
○大島女流初段(2022年度 15勝10敗 .600、直近2年間 28勝18敗 .609)
●佐々木女流1級(2022年度 9勝10敗 .474、直近2年間 12勝12敗 .500)
●川又女流初段(2022年度 11勝14敗 .440、直近5年間 45勝55敗 .450)
○中澤女流二段(2022年度 15勝15敗 .500、直近5年間 65勝56敗 .537)
○榊女流2級 (2022年度 2勝10敗 .167、直近1年間 2勝10敗 .167)
○和田はな女流1級(2022年度 8勝15敗 .347、直近3年間 18勝37敗 .327)
●水町女流初段(2022年度 14勝12敗 .538、直近5年間 55勝53敗 .509)
18局のうち、14局の対局相手が勝率5割未満の棋士。4割以下は8局、さらに、.350以下に絞っても6局、.300以下でも4局。これらを、6割以上の棋士に対しては《負け》、0.540~.440の棋士に対しては《勝ったり負けたり》、0.440未満~0.333の棋士には《2勝1敗》、0.333以下の棋士に対しては《勝ち》と仮定して、昨年度の勝敗を推定すると、それぞれ《0勝2敗》、《4勝4敗》、《2勝1敗》、《5勝0敗》となり、合計11勝7敗となる。楽々、条件クリア。
このデータは、《昇級規定が甘い》ことを示しているのと同時に、《強くない棋士がたくさんいて、お互いに勝ち星を供給し合っている(一方的に勝ち星を供給している棋士も少なくない)》という状況を示している。
降級システム、昇級システムがともに甘い。
《なんでこの棋士が八段なんだ?》《なぜ、この女流棋士が四段なんだ?》と以前から思っている。
実は、この記事を書いていて、その12「女流棋士の濫造?⑧ 新人、若手~中堅棋士」で、考察の掘り下げが足りなかったことに気づいた。次記事で書きます。
その1「女流棋士独断ランキング」
その2「トーナメントにおける抽選の偏り① 清麗戦予選トーナメント」
その3「トーナメントにおける抽選の偏り② 女流名人戦予選トーナメント」
その4「トーナメントにおける抽選の偏り③ その他の棋戦」
その5「女流棋士の濫造?➀ 女流棋士になる条件(女流棋士でいられる条件)」
その6「女流棋士の濫造?② 女流棋士の降級点の検証(勝率、勝数)」
その7「女流棋士の濫造?③ 女流棋士の降級点の検証…年度終了時の勝率(勝数)」
その8「女流棋士の濫造?④ 女流棋士の降級点の検証…降級点の人数の妥当性」
その9「女流棋士の濫造?⑤ 降級点消去条件の検証」
その10「女流棋士の濫造?➅ 成績不振による過去の引退女流棋士」
その11「女流棋士の濫造?⑦ 成績不振による過去の引退女流棋士の補足」
その12「女流棋士の濫造?⑧ 新人、若手~中堅棋士」
その13「女流棋士の濫造?⑨ 中堅~ベテラン女流棋士と今期の降級点該当者(推定)」
先崎九段は意外な勝率の高さでした。
井上九段は気概を感じます。
>ここ10年以上は藤井先生が超・急速に衰えない限り、勝ち星を積み重ねないと『九段』になれないと言うことになりそうで、
確かに。
群雄割拠も面白いですが、絶対王者がいるのも面白いですね。
渡辺、豊島、永瀬らが反撃するのか、伊藤匠ら同世代が藤井六冠に追いつくのか、それとも、次世代申請が現れるのか。
楽しみです。
なかなか面白い記事で楽しかったです。
先ちゃん(先崎先生)は、うつ病にかかった事も
あるのに、まだこんなに勝率が高いのか・・・・
と、別の意味で驚きました。
『書き手』としては面白いので、
芹沢先生みたいなポジションで頑張って
いただきたいですねぇ~~~~。
うんうん。
井上先生の頑張りは、
やっぱあれなんでしょうかねぇ~~~~。
""弟子を取っている以上、師匠として
不甲斐ない将棋は指せない""
って感じなのでしょうかねぇ~~~~。
昔、実際に見た、井上先生は、ぼやいてばかり
でしたけど(笑・普及にむっちゃ熱心な
イメージがあります。)
おっと、本題の方を・・・・。
藤井先生がタイトルをたくさん取って
しまうので、
次の男性の『九段』は、
ここ10年以上は藤井先生が超・急速に
衰えない限り、
勝ち星を積み重ねないと
『九段』になれないと言うことに
なりそうで、
本物の『九段』と言われるのは、藤井先生から
タイトルを奪った者、
しかなれないような気がしてきました。
新鋭・八段陣受難の時期となって参りました。
ああ・・・・。
どれだけの棋士がモチベーションを
落とさずに戦えるのだろうか・・・・。
本当に将棋好きな棋士が、
この10年~20年の間に
わかるのかもしれませんね。
ではではっ。