英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

メゾン・ド・ポリス  第6話「伝説の刑事」

2019-02-18 14:16:38 | ドラマ・映画
≪見栄から身内(娘や妹)に嘘をつき、メンバーがその嘘につきあう≫というよくあるパターン…
 大概、その嘘はバレていたというのもパターンで、今話もその例に漏れず。


 ウザいキャラの高平(小日向文世)の嘘につきあうというストレスが溜まりそうな話だったが、意外とテンポがよく、高平のいい面も描かれていて良かった。
 お約束的真犯人だったが、フェイクの犯人の高平の娘の恋人・駿(水石亜飛夢)を懲らしめるシーンや強盗傷害も穏便に収まってよかった。
 でも、《盗みが発覚して殴打》した息子の嫁を許すのは心が大きすぎるような気がする(意識不明の重体だよ)。

 犯人の嫁も姑の世話のストレスを素直に爆発させればよかったのに。
 1000万円の花挿しのレプリカをどうやって用意したのだろう?

 

【ストーリー】番組サイトより
 ある日、メゾンに高平(小日向文世)の娘・小梅(水谷果穂)がやってきた。小梅はおじさまたちのことを高平の元部下、ひより(高畑充希)は伝説の刑事である高平に憧れてメゾンに出入りしていると言い出し、メゾンのおじさまたちに解決してほしい事件があると切り出す。どうやら高平は家族に盛大な嘘をついているらしい。高平の嘘に怒りを覚えるものの、迫田(角野卓造)らは小梅から事件の概要を聞く。

 解決して欲しい事件とは、彼氏・駿(水石亜飛夢)の祖母・春江(吉田幸矢)が自宅にいたところを何者かに頭部を殴打され金品を奪われた盗難事件だという。春江の息子たち家族が疑われるなか、彼女が現金を保管していたタンスから駿の指紋が検出されたことから孫の彼も疑われているという。
 事件以前に彼氏の存在にショックを受けた高平は思わず彼氏に会わせろと口走り、伊達(近藤正臣)のフォローもあって事件捜査を引き受けることに。伊達のとりなしもあり、後日疑われている春江の家族全員をメゾンに招き、そこで謎を解くことになった。
 嘘を根に持った迫田と藤堂(野口五郎)が協力しないと言い出す中、ひよりは夏目(西島秀俊)と事件を具体的に調べ始める。こうして高平が全てを解決するように見せかける前代未聞の捜査が始まった。

脚本:黒岩勉
演出:佐藤祐市
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刑事ゼロ 第6話

2019-02-16 15:03:38 | ドラマ・映画
今回は…容疑者が記憶喪失の女性
 名前、住所、仕事など一切覚えておらず、一般常識は覚えている状態

 記憶喪失の原因には2タイプあって
①心と身体にショックを受けた
②慢性的に心にストレスを受け続けていた
 ②の例としては親から虐待を受けていた(身体も痛めつけられると思うが)

 で、今回の容疑者(森口瑤子)の場合は、ケース①で、身体のショックはビルからの転落(自殺)。心因的ショックは何か?

 まず、女性の身元の判明が急務と、記憶回復のきっかけを求めて事件現場に行くがうまくいかない。
 そこで、京都の地図を見せ、覚えのある地名を尋ねると、いくつかの地名と最新の道路状況を把握していることが判明。
 それを突破口に、身元を判明していく様は面白かった。
 でも、他の何も思い出せないのに、地名だけ思い出すのは、少々ご都合主義。(医学知識も少し思い出していたが)

 捜査の結果、≪いじめによる息子の自殺をもみ消した(いじめの首謀者たちは謝罪しようとしていた)当時の校長に復讐しようとしていた≫ことが判明。
 しかも、単に殺害するのではなく、校長の悪行を突き止め公開し、社会的に抹殺したうえで殺害する計画だった。

 ところが、それを達成する前に、学年主任・関口に殺害されてしまった(学年主任は男女の関係を解消したかったが、校長の権限で解雇をちらつかせ、関係を強要していた)。
 復讐が成就できなかったことが“心因性のショック”となった。
 まあ、「人を刺して殺害した」ということも心因性ショックになるような気がするが…

 今回はここ数回に比べて突飛でなかった分、面白かった。

【ストーリー】番組サイトより
 進学校として有名な私立中学の校長・須藤公彦(阪田マサノブ)の刺殺体が、雑居ビルの屋上で発見された。事件直後、犯人と思われる女(森口瑤子)が屋上から飛び降り自殺を図ったが、植栽がクッションとなったため奇跡的に軽傷だった。遺体に突き刺さったままのナイフにはその女の指紋が付着しており、傷痕の状態から被害者に強い恨みを抱いていたことがうかがわれた。
 ところが、取り調べを受ける彼女の様子を見た時矢暦彦(沢村一樹)は、衝撃を受ける――。なんと容疑者の女は事件のショックから記憶を失ってしまったらしく、自らの名前さえ覚えていなかったのだ…!
 DNAや指紋のデータベースには該当者が見当たらず、女の素性すらわからない上、被害者との接点も不明――。“すべてが謎の女”に困惑した福知市郎(寺島進)らは、状況証拠は彼女の犯行を裏付けているのだから、さっさと送検して終わりにしようと言い出す。
 しかし、同じく刑事拝命以来20年間の記憶を失くしている時矢は自らの状況を重ね合わせ、「彼女の記憶が戻らない限り、真相はわからない」と主張。「これは自分が解くべき事件だ」と心に決め、新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)と共に彼女の記憶のかけらをつなぎ合わせるべく奔走するが――すると、その女は、弁護士、記者などいくつもの名刺を使い分けていたことが分かる!はたして謎の女は正体とは…!? 時矢がたどり着いた、驚くべき真相とは…!?

ゲスト:森口瑤子 阪田マサノブ 舞羽美海

脚本:徳永友一
監督:兼崎涼介
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相棒 season17 第15話「99%の女」

2019-02-15 22:31:09 | ドラマ・映画
再登場の倉田映子(鶴田真由)
 相棒 season15 第8話「100%の女」では、検事として登場したが、右京と関わったおかげで辞職することになった。
 なぜ、辞職することになったのかと言うと………
………証言者に、目撃地点の場所を実際とは少し異なる地点に歪めて証言させたことを、右京に指摘されたから。
 目撃地点を変えたのは、
①明るい場所の方が証言に信憑性がある
②実際の地点はカラオケ店のそばで、証言者がなぜその地点にいたのかと言う追及を受ける可能性があり、目撃者が女性教師で教え子とそのカラオケ店にいたという事実が明るみに出ることを避けたかった(実際は男女関係とかというものではなく、甘えたかった生徒に一方的に呼び出されただけ)
③そのカラオケ店の建物には、映子がカウンセリングを受けていた心療クリニックがあり、万が一ではあるが、診療を受けていたことが明るみに出てしまうということを恐れた
 ①の理由は頷けないが、②は酌量の余地あり。そして、③は≪そんなことを心配しなくても≫というレベルだ。
 裁判関係者が「映子がカウンセリングを受けていた」という事実にたどり着く可能性が低いし、そんなことが問題視されることもないように思える。しかし、映子はそれを恐れた。
「実際、証人がそれまでどこで何をしていたかなんて、弁護側が裏を取るかどうかも分からない。ましてや、カウンセリングルームから出てくる私が発見される確率も限りなくゼロに近い。でも、100%保証されない限り、安心できなかったんです」
 “100%の女”と言うと、完璧な女性(人間)のように思われるが、“100%でないと安心できない人間”“100%でないことを許容できない人間”だったのだ。
 その目撃地点の虚偽を右京が指摘。
「このことは我々しか知らないわけですし、事件にも影響はない。今回だけは、不問に付してやるわけには…」という冠城に対し、
「冠城くん、それは我々が決めることではありません。倉田検事ご自身がお決めになることです」と右京。
 “右京は彼女自身が決めること”と言ったが、指摘の仕方は批判めいていた。“100%でないと安心できない人間”の映子が許容できるはずはない。
 この件で、映子を買っていた日下部(榎木孝明)が特命係に激怒。

「冠城くん、ありがとう。自分で蒔いた種だから、自分で拾う」
 “100%でないと安心できない人間”ということだが、やはり本当は“100%”を目指す強い人間だなあと感じた
【ここまで復習、詳しくは 「100%の女」




 で、今回のタイトルの「99%の女」は当然「100%の女」を意識していると考えられるが、“100%の女”=“完璧な女”というイメージが独り歩きしているように感じた。(前回登場時の“100%でないと安心できない人間”という設定は消え去っていた)
 ICレコーダー(録音)と小型盗撮カメラの二段構えと特命係の援護をおぜん立てした(かなり不確実)とはいえ、殺人犯2人相手には無謀に近い。(白紙の書類証拠や挑発発言もあっぱれ)
 『相棒』というドラマの主役の特命係という点を考慮しても“80%”がいいところで、特命係の救援が間に合うかという実践的な可能性を考えると25%が妥当だろう。とにかく、前回の辞職で生き方が変わったかもしれないが、“100%でないと安心できない人間”はどこに行ってしまったのだろうか?
 
 ラストシーンで
「自分で自分が許せなかったんです。冤罪を生んでしまったと判った以上、自分で落とし前をつけなければならない。
 隠蔽しようなんて思ってもいなかった」


 ……彼女の信念や行為が素晴らしい。それに加え、所作も綺麗で、声も透明感があり、きりっとした強さを感じ、とても魅力のあるキャラクターだ

 彼女のこの言葉に、冠城が
「キミらしいな。さすが100パーセン…いや、“99%の女”ってとこかな」
という言葉で締めたが、どういう観点から“99%”と判定したのだろうか?単なる言葉遊びのようにしか思えない。
 上述しているような彼女の心配性な性格を知る前回の当事者の冠城だが、脚本家同様、忘れ去ってしまったのだろうか?


 去っていく倉田映子を見て冠城が
「しかし、これから、手強い相手になりそうですねぇ」
と言い、彼女の登場が暗示されていたが、今回の彼女だと、右京たちと同方向を見ているので、対決と言うより共闘的なものになるかもしれない。
 


★その他の感想
気の毒な3人
遠山千鶴(末広ゆい)
 3年前には機密漏洩事件で有罪判決を受け(冤罪)、今回は殺人容疑で逮捕された(今回も冤罪)
西崎課長(佐藤滋)
 千鶴の元上司で千鶴とは肉体関係を持っていたが、千鶴の冤罪を晴らそうと動き、殺害される。
 クラウン・イノベーションの悪党二人に告発を予告しに行ったは不用心すぎる。「殺してください」と言うようなものだ。
片桐祐也(永山たかし)
 3年前、クラウン・イノベーションの不正を告発しようとして、悪党二人に自殺に見せかけて殺害される。
 西崎同様、なぜ、告発を予告しに行ったのか?自社のことを思って穏便に進めたかったのかもしれないが…

技術に人格が伴わなかった悪党2人
三谷社長(桜井聖)、経理担当・田淵(明石鉄平)
 経理担当の田淵はともかく、三谷社長は高性能AIチップ、人工網膜などの開発し(PCの遠隔操作、合成音声による隠蔽工作技術にも長けていた)“IT業界の頭脳”らしい。
 しかし、せこい助成金の不正取得。さらに、それを隠蔽するため機密漏えいで千鶴を嵌め、内部告発しようとした片桐を殺害。さらに、今回、千鶴の冤罪を晴らそうとした西崎をも殺害。そして、真相に近づいた映子にも危害を加えようとした。
 技術は凄いが、躊躇なく悪事に走る短絡的思考の持ち主だった。

杜撰な捜査
 千鶴の機密漏えいと片桐の自殺については、千鶴のPCを押収したのなら、片桐が送ったメールの猫の額の二次元コードに気づきそうなものである
 ついでに言えば、助成金の審査もザル過ぎる。


明るく語り過ぎる片桐の妹
 兄から別れの電話が本当に兄の声だったのかという問いに対し
「間違いありません。兄の声でした」
 さらに、
「お兄さんは、仕事に行き詰ったと聞きましたが」
という問いに対して
「会社の人はそう言っていました。だけど、そんなことないと思います。
 “新しいプロジェクトが成功した”って喜んでたくらいでしたから」
と答えていたが、その声が明るすぎた。
 “兄の声”だったというのならもっと暗い声で言う気がするし、“仕事に行き詰った”という言葉に反論するのなら、もっと興奮するはずである。

 


第1話「ボディ」第2話「ボディ ~二重の罠」第3話「辞書の神様」第4話「バクハン」第5話「計算違いな男」第6話「ブラックパールの女」第7話「うさぎとかめ」第8話「微笑みの研究」第9話「刑事一人」元日スペシャル 第10話「ディーバ」
第11話「密着特命係24時」第12話「怖い家」第13話「10億分の1」第14話「そして妻が消えた」


【ストーリー】番組サイトより
右京と互角に渡り合う“100%の女”再び…
今度は弁護士として特命係と対峙する!


 経済産業省のキャリア官僚が殺害され、第一発見者の遠山千鶴(末広ゆい)が警察に身柄を拘束される。千鶴は被害者の元部下で男女の関係にあり、3年前の機密漏洩事件で有罪判決を受けた曰く付きの人物。
 そんな中、かつて目撃者に偽証を促したことを特命係に暴かれ、検事を辞職した倉田映子(鶴田真由)が千鶴の前に現れる。弁護士に転身した彼女は、自ら弁護を買って出るが、3年前の事件では検事として厳しく千鶴を追及した因縁が。
 いっぽう、捜査に乗り出した右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、今回の殺人と3年前の機密漏洩事件の繋がりを疑う。調べを進めると、被害者と千鶴は当時、経産省で助成金事業に携わっていたことが判明。さらに、機密漏洩事件の被害者であり、多額の助成金を受けていたIT企業で、過労自殺した社員がいたことも分かる。
 右京は、2つの出来事が起きた時期が重なることから、一連の事件に何らかの関係があるとにらむが…!?

冤罪を主張する容疑者を弁護するのは、特命係と深い因縁がある元検事の女性
機密漏洩、過労自殺、そして官僚殺害…
絡み合った事件の謎を特命係が解き明かす!


ゲスト:鶴田真由 末広ゆい

脚本:金井寛
監督:内片輝
コメント (2)
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トレース ~科捜研の男~  第6話

2019-02-14 21:35:59 | ドラマ・映画
『河川敷ホームレス変死体事件』が、『武蔵野一家殺人事件』と関係があるようで、今回、今まで“フラッシュ画像”的にチラつくだけだった『武蔵野一家殺人事件』の真相解明に真野(錦戸 亮)が動き始めた。

Ⅰ.真相がはっきりしないまま捜査終了か?
・死因は溺死だが、遺体は濡れておらず、肺や喉、鼻の奥には液体が残っていただけ
・血中には2種類の向精神薬の成分が検出
・体内に残っていた液体は、河川敷のホームレスのリーダーの冷蔵庫の氷の成分と一致
・現場には血液のようなものが付着した軍手も落ちていた

 薬の過剰摂取による肺水腫が起こり、溺死の症状に診えた可能性もあるが、上からの圧力で捜査はストップ。有耶無耶に。
①「被害者の新妻はホームレスのリーダーから氷を貰っていた」という事実だけが判明。
②軍手の血痕は真野の両親と姉の血液のDNAと一致。軍手は『武蔵野一家殺人事件』の処分されたはずの証拠品で、なぜ、河川敷変死体の現場にあったのか?


Ⅱ.『武蔵野一家殺人事件』の真相を闇に葬ろうとする動き
a.十分な捜査や証拠品の検証をしないまま、真野の兄の犯行と断定。証拠品などを処分した
b.海塚(小雪)が真野の真相究明を妨害

・ホームレス変死事件を真野以外のものに任せようとした
・武蔵野事件の鑑定担当者(前課長)の遺族に口止め
・軍手に付着していた血痕のデータを改ざんしようとした(既に、真野が鑑定済みだった)
 一連の海塚の行動を問い詰め、前課長の残した手書きの鑑定の控えと捜査資料を書き写したノートを渡される
c.ホームレス変死事件も捜査打ち切りが指示される

Ⅲ.『武蔵野一家殺人事件』の真相への手掛かり
・変死したホームレスは当時兄を苛めていたグループの首謀者だった(当時の担任の早川:演/萩原聖人の告白)
・姉・仁美(夏子)は妊娠3ヶ月
・現場から不審な指紋が採取されていた




海塚はもっと糾弾されるべき!
 ホームレス変死事件で発見された軍手に付着していた血液データの改ざんだよ。
 第3話で証拠を捏造した鶴見(大地康雄)は虎丸(船越英一郎)に滅茶苦茶怒られ、逮捕されていたよね。
 海塚も虎丸か右京に激昂・ぷるぷるされないと駄目でしょう。

苦しい言い逃れとしか思えない……「あなたが心配だったからよ」というもっともらしい理由
 ≪どうすることもできない問題≫
 ≪納得できない事があったが、証拠がされてしまっていて、真実を追及しても答に辿りつくことは不可能≫
 ≪これ以上真野に苦しんでほしくない。どうか前に進んでほしい≫
など、もっともらしい理屈を並べたが、まったく、説得力はなかった

完全に矛盾する理屈
「苦しんでほしくなくて、“(事件に)近づけたくなかった”という気持ちは今でも変わらない。
 でも、どうするのか決めるのはあなただし、私はそれを止めることは出来ない」


 “それを止めることは出来ない”……はっきり阻止しようとしていたでしょう、あなた!


【その他の素朴な疑問】
河川敷のホームレースたちは多くの家電を使用していたが、電源は?電気使用代は?



【ストーリー】番組サイトより
 真野(錦戸 亮)のもとに、「君のお兄さんのことで話がある」という正体不明の男からの電話があった。真野は、指定された場所で男を待ち続けた。だが、そこには誰も現れなかった。
 そんな折、河川敷でホームレス男性の変死体が発見される。被害者は新妻大介。高校3年生のときに失踪して以来行方不明だった男で、捜索願も出されていた。死因は溺死だったが、肺や喉、鼻の奥には液体が残っていたものの、体には濡れた痕跡はなかった。また、現場には血液のようなものが付着した軍手も落ちていた。
 虎丸(船越英一郎)たちは、科捜研の海塚(小雪)に、遺体から採取した液体と軍手の検査を頼むとともに、臨場を依頼する。海塚は、それを英里(岡崎紗絵)に任せようとした。しかし、現場がホームレスのたまり場ということもあって若い女性ではない方が良い、という沖田(加藤虎ノ介)らの意見もあり、真野が担当することになる。そこに、何故かノンナ(新木優子)も加わることになってしまい…。

 鑑定の結果、液体は水道水で鉄の錆と思われる成分が検出された。一方、軍手にはいくつかの小さな穴が開いており、男性ひとり、女性ふたりの古い血液が付着していたが、データベースで照合しても身元は不明だった。また、軍手の内側から検出された皮膚片は、DNA鑑定の結果、被害者とは別の人物のものだった。
 臨場に向かった真野たちは、現場付近の水道から水を採取する。するとそこに、早川尚文(萩原聖人)が献花を持って現れた。早川は、新妻の高校時代の担任なのだという。虎丸は、新妻が失踪した理由を早川に尋ねた。そこで早川は、新妻の友人が家族を刺殺して自殺したことにショックを受けていた、と話す。それは、25年前、真野の家族が殺された『武蔵野一家殺人事件』のことだった――。

脚本:相沢友子
演出:三橋利行
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メゾン・ド・ポリス  第5話「メゾン・ド・ギルティ」

2019-02-11 13:12:22 | ドラマ・映画
 事件の真相や人間の業など深く、面白かった。
 『トレース』『相棒』『刑事ゼロ』などが沈降していくなか、回を追って面白くなってきている。
 ひよりとメゾンのメンバーの息が合ってきて、ストレスなく視聴できていることもあるが、ドラマとして深く丁寧に作られているからなのであろう。


 “面白い”と書いたが、今回は私の人徳と言うか人格と言うか情操と言うか……そういうものに自信がなくなってしまった。


 刑事ドラマ、サスペンスドラマには“クズ”、もっと言うと“クソ”のような人物がよく登場する。
 今回の加害者(被害者でもあった)もそういった類の輩であった。
 
事件の背景を説明すると……
 2週間ほど前に三崎(亀田佳明)という会社員が歩道橋から転落死する事故が起きていた。
 ひよりが声を掛けた年配女性・春子(島かおり)が「男を階段から落とした」と呟いたので、その関連を調べ始めた。
 春子の夫の工場の社員たちが突き落としたという供述を引き出したが、実は転落殺人と同じころに姿をくらましていた工員・安達が真犯人。
 しかも、安達が14歳の時に連続幼女誘拐殺害を犯していた(春子の娘も被害者)。改正される前の少年法だったので、早くに社会復帰していたが、30年たってもその性癖は変わらず、春子が街で幼女を盗撮しているのを見かけ、思わず階段から突き落としてしまった。
 転落のけが自体はそれほど重くなかったようだが、記憶を失っていて、記憶のない安達に復讐しても意味はないと考え、工場で雇うことにした。

 しかし、安達が三崎と揉めて階段から突き落とし殺害したのを目撃した際、記憶喪失は嘘だったということが判明し、背後から殴打。
 気絶した三崎をがんじがらめに縛り、掘った穴に生き埋めに……(安達も幼女を生きながらにして埋めた)
 意識を回復した安達が許しを懇願したが、「娘と同じ目に遭わせてやる」と土をかけ続けるので、安達は本性を現し、凶暴な言葉を吐くが、そのまま生き埋めにされる……


私は春子の復讐を後押ししたい気持ちで見ていたのだ

 よく“殺されても良い人間など、いない”という言葉を聞くが、本当にそうだろうか?
 今回の安達は、自分の性癖を満たすために4人の幼女の命を奪い、贖罪の気持ちも持たなかった。さらに、強請られていたとは言え、躊躇なく岬を突き落していた。生きていて悪行は留まらず、被害に遭う人間も増えていくだろう。

 加害者が少年であっても、心神喪失であっても、被害者の命、被害者の傷は変わらない。




【ストーリー】番組サイトより
 ある日、ひより(高畑充希)と伊達(近藤正臣)が愛犬バロンを散歩していると、ひとりの老人がフラフラと歩いてきた。その老人・金森春子(島かおり)はぼんやりとしていて、認知症を患っているようだ。伊達が声をかけると、人を殺したと言う。伊達とひよりに保護されメゾンにやってきた春子は非常連絡先のメモを持っていた。やはり認知症のようだ。そんな春子は男を階段から落としたと口にする。
 やがて、連絡を受けた丸山栄一(大谷亮介)が部下の西条(内藤大輔)・岡嶋(木下政治)とともにやってきた。3人は春子の亡き夫が創業した零細工場の社長と従業員だった。ひよりは春子の殺人発言を伝えるが、3人は表情を変えることもなく認知症のせいだと一蹴する。その態度に違和感を覚えたひよりは転落事故の有無を調べる。すると2週間ほど前に三崎(亀田佳明)という会社員が歩道橋から転落死する事故が起きていた。その三崎は営業職で取引先には春子の工場も…。事故として処理されていたがひよりはメゾンおじさまたちを巻き込んで捜査を始める。
 ひよりは夏目(西島秀俊)を伴い春子を訪ねるが、意識こそはっきりしているものの先日のことを覚えておらず…。また、最近工場を辞めた男の存在、さらには春子の過去など不可解な事実が次々と明らかになる。

脚本:黒岩勉
演出:城宝秀則
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刑事ゼロ 第5話

2019-02-10 12:25:33 | ドラマ・映画
『トリック』を彷彿させる雰囲気

事件のトリックも
「清めのフキノトウの代わりに、ハシリドコロを食べさせ幻覚作用を利用して転落死」
「上流で殺害し、死体を筏に括り付け流し、下流の八咫伝説の天罰の転落現場に激突、筏が壊れ、死体が残る」
という奇想天外なものだった。

 しかし、筏で下って1時間の地点に、都合よく到達するのは奇跡だ。
 村長も6時間もかけてそんな山奥に羽山敬太(尾上寛之)に会いに行くのはおかしすぎる。

 “トリック風”の話なので許容すべきなのかもしれないが、それなら、村でのやり取りもデフォルメして楽しませてほしかった。

 


【ストーリー】番組サイトより
 京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦(沢村一樹)はコンビを組む刑事、佐相智佳(瀧本美織)を連れて、京都の山奥にひっそりとたたずむ“八咫神村”に足を踏み入れた。八咫神村は、“神様が棲む”といわれる村…。そこで転落死亡事故が起きたと聞き、興味を抱いたのだ。やる気満々な時矢刑事に対し智佳は、「記憶を失う前の時矢刑事なら考えられない」ことと呆れるが…。
 崖の上から転落死したのは村役場の職員・浅木浩太郎(大高洋夫)で、第一発見者は村の住人・小野千秋(大後寿々花)と羽山敬太(尾上寛之)。所轄署は、足を滑らせて落下したものと断定。事件性はないと判断するが、村長の森幸介(佐戸井けん太)は「八咫神様の天罰が下った!」と叫び、村は騒然となる。
 八咫神とはこの村に古くから伝わる鳥の神様で、村人たちは代々、八咫神様が崖の上に建つ鳥居の上から村を見守ってくれている、と信じてきたという。森村長によると、500年前、村の乗っ取りを企んだ野武士が突然、苦悶しながら鳥居に向かって走り出し、まるで鳥のように崖から飛び降りたという伝説が村ではまことしやかに伝えられており、伝説どおりのことが村では度々起きていると打ち明ける。1年前にも村の消防団長だった飯田透(太田雅之)が村を裏切るような怪しげな行動を取りはじめた矢先、同じ崖から転落死したらしく、村長は天罰としか思えないと断言する。時矢は、ますますこの事件が気になってしまうが…!?

 その頃、時矢をライバル視する同僚刑事・福知市郎(寺島進)は、時矢の鼻を明かそうと、未解決事件の再捜査を開始。半年前、身元不明の女性が殺害された事件を改めて調べはじめたところ、八咫神村と意外なつながりが…!?さらに村では第二の事件が起こり…!?

ゲスト:大後寿々花 尾上寛之 佐戸井けん太

脚本:下亜友美
監督:兼崎涼介
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相棒 season17 第14話「そして妻が消えた」

2019-02-10 12:06:47 | ドラマ・映画
途中までは、坂崎(宮川一朗太)、妻の絵美子(東風万智子)がグルなのか、あるいは、恵美子とその妹の麻衣(佐藤みゆき)の共謀か、恵美子と田中小百合(樋口泰子)が結託して…などなど、いろいろな筋書きが考えられ、楽しめたが……
終わってみれば

Ⅰ.動機が幼稚
 坂崎の原稿の謝辞の「いつも私を影で支えてくれた愛する妻・絵美子へ捧ぐ」が引き金となった。夫を立てる女性を演じていたが、実は脚光を浴びていたかった。しかも、結婚の際、「ずっと支える」と誓った夫に言われてしまっては怒り爆発。
 「あなたを日の当たるところへ引き出してあげたのも、このあたしよね」
 「なのに、“陰で支えてくれた”って何よ。なんであたしがあなたの影なのよ。
  あたしは“おだえみ”なのよお!

……… 右京が言ったように“くだらないちっぽけな虚栄心”だった。

Ⅱ.浅はかな計略
 夫からドメスティックバイオレンスを受けていた悲劇のヒロインとして表舞台に立とうという目論見だった。
 しかし、騒動が大きくなり過ぎて狂言がばれるリスクも高い。そもそも、目論見が浅はか
 夫を陰から支えて輝かせたという事実は高く評価されていたのだから、普通に現場復帰すれば、脚光を浴びる事が出来そうで、浅はかとしか言えない。

 《床の血を拭いた跡》《蛇口の血の細工》《血の付いたゴルフクラブ(血の付いたままにしておくのは不自然)》《ストーカーのメールの発信元の細工》《SNSでの妹とのやり取りの偽装》など頑張ってはいたが、あれだけ血を流したのにDVを受けた傷痕はなく、どのような姿で記者会見を開くつもりだったのだろうか?(記者会見前に自傷するつもりだったのかもしれないが)


Ⅲ.理解しがたい事件関係者の心理とその描写の分かりにくさ
①絵美子(東風万智子)
 ちっぽけな虚栄心については上記のⅠで述べた通り。
 その心理描写の“肝”と言えるのが、坂崎の原稿の謝辞。その部分だけピックアップすれば巧みだとは思うが、映像では右京が一瞥(いちべつ)しただけなので、視聴時にはよく分からなかった。

②麻衣(佐藤みゆき)
 ≪小さいころから姉のことが死ぬほど嫌いだった≫と言うが、その描写は全くなし。ネタバレにならないようにするための都合だったとは思うが、麻衣のセリフだけでもいいから「こういうところが嫌い」とか「こういう嫌な思いをした」とかあっても良かった。
 姉に≪自作自演を告白すべき≫と説得に行ったと言うが、どういう気持ちだったのかも分かりにくい。姉が嫌いなら、説得せずに「SNSで姉とやり取りした覚えはない」と警察に訴えればよいと思うが…


(「絵美子のモノはすべて奪いたかった」という麻衣に対して)
「あなたは物だけでなく、人の命も奪ってしまった。この先あなたは、自分の犯した罪と一生つき合っていかなければなりません。いいですね」
 と、右京に糾弾されていたが、たまたま小百合と鉢合わせしなければ、殺人の罪を犯すことはなかったように思う。最近の右京の糾弾は方向が違うような気がする。
 正当防衛の証明は難しいが、直ちに救急車を呼べば、絵美子の狂言と言う事実もあり、正当防衛の主張に信憑性があるのでは?


③田中小百合(樋口泰子)
 絵美子の資産運用のアドバイスをしていたのだが、絵美子のキャスター時代からの信奉者(狂信者)で、今回、インサイダー取引で得た金を絵美子に渡そうとして、麻衣と鉢合わせ。
 麻衣がDV夫のところへ連れ戻しに来たと勘違いして、いきなりナイフを取り出し襲い掛かる。いきなりナイフか?ナイフを出すなら、構えて脅すだけでも良かったのに…
 そもそも、インサイダー取引をする必要があったのだろうか?

④坂崎(宮川一朗太)
「(麻衣とのことがなければ)絵美子はナイフなんかで人を刺したりしなかったのに」
 このセリフを聞いたとき、≪あぁ言っちゃったよ。お決まりの展開だな≫と思ったのだが、その真意が分からない。

 今回の騒動が坂崎の計画なら、“墓穴を掘った”で良いのだが、どうやら坂崎は妻に復讐を兼ねて利用されただけ。
 警察から釈放されて自宅に帰った時、麻衣と対峙したシーンがあったので、麻衣から事情を聴いたと思われるが、全てを聞いたのか、絵美子が刺したと嘘をつかれたのかが不明。全てを聞いて、麻衣を庇ったのかもしれないし、麻衣のついた嘘を信じたのかもしれない。


終わってみれば、脆弱で陳腐でありふれた事件の真相だった。
 小百合というフェイク的キャラが、偶発的に殺害(脚本的には強引に殺害)されて、アクセントはついたが……
 上記のように、共犯関係など色々フェイクストーリーの可能性があった。
 事件関係者の心理や行動を掘り下げて描写し、フェイクストーリーを捜一コンビに追わせ、特命がホワイトボードを使って論理的に検証するなどしたら、面白い話になったような気がする……



第1話「ボディ」第2話「ボディ ~二重の罠」第3話「辞書の神様」第4話「バクハン」第5話「計算違いな男」第6話「ブラックパールの女」第7話「うさぎとかめ」第8話「微笑みの研究」第9話「刑事一人」元日スペシャル 第10話「ディーバ」
第11話「密着特命係24時」第12話「怖い家」第13話「10億分の1」


【ストーリー】番組サイトより
失踪した元人気女性キャスターは夫に殺害された!?
“理想の夫婦”が隠す不都合な真実とは?


 ある夜、亘(反町隆史)は学生時代から懇意にしている犯罪心理学のコメンテーター・坂崎(宮川一朗太)から連絡を受ける。突然、妻の絵美子(東風万智子)が姿を消してしまったという。亘が右京(水谷豊)と共に坂崎家を訪れると、現場には絵美子のものと見られる血痕と何者かが侵入した形跡が残されていた。坂崎から事情を聞くと、絵美子は元人気キャスターで、最近ストーカーにつきまとわれていたらしい。
 ところが、その直後、ストーカーから送られてきたとされるメールが、坂崎のパソコンから発信されていたことや、坂崎が絵美子にDVをしていたことを示唆するSNSのやり取りが発見される。世間から「理想の夫婦」と評されていた2人だけに、亘もにわかには信じられないが、“坂崎の犯行”を裏づける証拠が次々に見つかり、元人気キャスターの失踪は一転、夫によるDV殺人の可能性が濃厚に。さらに、坂崎には世間を欺く“別の顔”があることも判明して…!?

冤罪を主張する容疑者を弁護するのは、
特命係と深い因縁がある元検事の女性
機密漏洩、過労自殺、そして官僚殺害…
絡み合った事件の謎を特命係が解き明かす!


ゲスト:宮川一朗太 東風万智子

脚本:根本ノンジ
監督:片山修
コメント (2)
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北海道最強寒気の影響で、ブログ記録更新?

2019-02-08 16:54:15 | 気象
記録的な北海道上空1500mの寒気が襲来しています。
本日(2019年2月8日)の午後1時現在の札幌市の気温は氷点下12.0℃、最高気温は氷点下10.1℃。
この最高気温は午前0時20分に記録したもので、寒気が入り続けたことを意味します。
この様子だと、札幌は一日中マイナス10℃以下ということになりそうです。


 で、この寒気が私のブログと何の関係があるのかというと……
 このブログのカテゴリーに『気象』というジャンルを設けるほど気象情報に関心がある……と書くと格好が良いのですが、まあ、≪雪かきしたくないよぉ≫、≪寒いのは嫌だ≫などと、愚痴や文句を言っているだけなのですが……
 そんな記事のひとつに、『「10年に一度の寒波」、あるいは「史上最強の寒波」と言われていますが』があり、それが爆発的なヒット数(PⅤ数)を記録しました。この記事の昨日一日の閲覧数は2,876PV。他にも『“最強寒気” or “数年に一度の寒気”?……2018年1月23~26日の寒波』が126pv、『今回の寒気(2017年1月14日、15日)』が42PV、『関東地方、大雪! 北陸も早くも積雪』34PVなどがあり、昨日一日の閲覧数4,707PV、訪問者は3,029IP(2月7日の訪問者数48位)に上りました。
 アクセスは午前7時台に集中しており、閲覧数は75%、訪問者数の90%を占めています。

 昨日、たまたま、リアルアクセス解析を覗いたら、瞬間アクセス数が1300を超えており、≪炎上か!?≫と焦りました。
 でも、アクセス集中記事が寒波の件だったので、報道番組で今回の寒気のことを大々的に取り上げ、視聴者がその情報をネットで確認しようと、検索を掛け、私の記事に行きついたようです。Googleで1,243 PV、YAHOOで1,016 PVありました。
 なぜかこの2つの検索サイトの「最強寒気」か「最強寒波」の上位に挙がっていたようです。

 でも、この『「10年に一度の寒波」、あるいは「史上最強の寒波」と言われていますが』は2016年1月の記事なのですが……。辿り着いた人には申し訳ないことをしました。

 せっかくなので、今日の寒気予想図とアメダスデータを挙げておきます。
 まず、昨日段階の8日(今日)の寒気予想図と、今日現在の明日(9日)の寒気予想図です。


 この寒気、今日がピークのようです。
 でも、ここしばらくは寒い日が続くようです

 次にと今日午後1時の北海道の気温のデータです。(北海道が広いので1つの図に収まっていません)




 午後1時でこの気温、無茶苦茶寒いですね。
 

 
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gooブログのリニューアルについて

2019-02-06 17:15:44 | その他
 リニューアルの第一弾がなされたようです。
 スマホ画面がかなり変わったのが一番目立つ変更点です。

 gooブロガー限定なのか、普通の方も覗けるのかわかりませんが、「スタッフブログ」というのがあって、不具合や仕様変更などをここで知ることができます。
 今回もリニューアルのお知らせとして
「リニューアル第1弾リリースのお知らせ」という記事がアップされていました。

で、その記事の冒頭部分に下記の一文があります
 「gooブログ」から「goo blog」への名称表記変更および利用規約の改定を、本リリースと合わせて行いました。

 でも、そのスタッフブログのブログ名が『gooブログ スタッフブログ』となっていて、“gooブログ”のままなのです。他の編集ページなどはgooblogに変更されているのですが、お知らせのページがそのままなのはちょっと……
(スマホで見ると「goo blog スタッフブログ」と表示されます)


 それはさておき、名称やスマホ画面の他にもいろいろ変更点があったのですが、気になったのは
【以下引用】
(5)アプリ版、スマートフォン版における終了機能
1. ブックマーク
2. フォトチャンネルへのリンク
3. コメント欄の「タイトル」「URL」項目
 本リニューアル前に投稿されたコメントでは表示されます。

※1~3いずれの機能もPC版ではご利用いただけます。【引用終】


 というわけで、スマホからコメントする場合、タイトルとURLを入れることができなくなりました。(コメント画面で“タイトル欄”“URL欄”が消滅)
 いろいろ機能を充実させたので、(スタッフが)重要ではないと思っているらしい機能を削っていくみたいですね。以前のトラックバックもそうでした。


 それから、スマートフォンからブックマークでたどれなくなったのも不満です

 今回一番の不満(というか改悪と言っていい)は
 スマホでブログ記事を読むと行間、文字の間隔が広すぎて、読みづらい点です。
 元に戻してほしいです

 別にリニューアルなんてしてほしくないのですが…

 それと、メンテナンスの度に毎回発生する不具合も何とかしてほしいです。(今回も細かな不具合が発生しているようです)
 そして何より不満なのは、スタッフブログに書き込まれたコメントに対し、まったく無反応なことです。
(コメントを読んで、見えないところで対応作業をしているとは思いますが……)
 
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トレース ~科捜研の男~  第5話

2019-02-06 10:03:24 | ドラマ・映画
Ⅰ.事件関係者の行動が不可解極まる………
1.島本優(山本舞香)
 18年前に誘拐され、そのまま消息不明になっていた。発見された奈津美の遺体のそばで優の毛髪が発見され、容疑者となった
 自分の父親が極悪非道の誘拐犯・神崎徹(石垣佑磨)だと知り、島本家に自分が現れることで不幸にしたくないと海東奈津美(滝沢沙織)殺害の罪を被る


 自分の父が(戸籍上の父ではなく)他の男、しかも極悪非道の男だった。このことが知られれば、母が責められ、島本家が壊れてしまうと考え、海東奈津美(滝沢沙織)殺害の罪を被ることにしたというが……
 ≪母親が他の男と関係を持ち生まれた子ども≫という事より、≪自分の娘が殺人犯≫ということの方が家庭が壊れるのではないだろうか。

 そもそも、なぜ死体の遺棄を手伝ったのだろうか?
 この時点では、両親がビラ配りをして自分を探している姿を見ていないのだから、死体遺棄に協力する理由は薄いはず。
 
 さらに、死体を掘り起し発見させて、わざわざ自首しなくてもいいのでは?


2.海東奈津美(滝沢沙織)
  神崎に良いように利用され、18年前の誘拐の際には乳児の優の世話を強いられる。神崎の子を身ごもったが、堕胎を強制され、その際、子宮がんが発見、子宮を摘出しており、その心の傷口に塩を擦り付けられるような言葉を吐かれ逆上、神崎を刺殺する。優と身代金を持ち去ったが、その後、身代金と共に優を上野郁子(安藤玉恵)に押し付ける。
 さらに、「誘拐された子供をかくまったことがばれれば、施設が大変なことになる」と強請り続け、ついには殺害されてしまった。


 神崎を殺害した理由は怒りからだろうが、優に情が移ったということもあったと思われる。でなければ、身代金だけを持ち去り逃亡すればよかったはず。
 面倒を見切れなくなったのなら、島本家にそっと優を返せばよかった。
 身代金を郁子に渡しておいて、後に強請るのは不合理。誘拐に加担し神崎殺害(推察は容易)をネタに郁子から脅される可能性もある。


3.島本彩花(矢田亜希子)
 彰との結婚後、神崎から学生時代の肉体関係をネタに、肉体関係を強いられる。さらに、優を出産後、脅されて誘拐に協力。 

 学生時代の神崎との肉体関係の件は結婚前の事なので、夫に相談すれば許してくれた可能性大(隠しておきたい気持ちは分かるが)。

Ⅱ.事件を複雑にして、真野(錦戸 亮)に活躍させるための死体遺棄&掘り起し
 「奈津美の服のポケットの中にまで土が入っていたことから、一度埋められた可能性が高い」
 「奈津美の遺体付近にあった髪の毛はすべて毛根鞘があったことから、故意に引き抜き自分の犯行と思わせる優の偽装だ」
という考察を披露する為の死体遺棄&掘り起しだった。

Ⅲ.「それって、警察が無能なだけでしょ」(by 優)……確かに(笑)
・優はのセリフは現捜査陣のことを指しているのだが、18年前の警察が無能すぎる。
 神崎が暴力団の準構成員なので、人脈?は豊富なので大変だったのかもしれないが、奈津美との接触も頻繁だったので捜査線に浮上しなかったのだろうか?乳児の優の世話をしていたはずだし。
・「奈津美が18年前に鶴竹町に住んでいた」と猪瀬刑事(矢本悠馬)が勢い込んで叫んでいたが、戸籍に記載されていたのなら、もっと早く気づけよ!

Ⅳ.いろいろとがんばったノンナ(新木優子)
・胃腸が弱い?…以前も野外臨場で催していた。そこら辺で処理したのだろうか?
・デート服で勝負したが、作業服で土堀。真野の性格から臨場の予想は容易だが、面白かった。
・DNA照合の結果に驚きすぎ。あの声はわざとらしい


【ストーリー】番組サイトより
 科捜研の 真野(錦戸 亮)のもとに、捜査一課の刑事・虎丸(船越英一郎)から鑑定依頼が届く。黒鷹山の山道付近で殺害遺体が発見されたのだ。被害者は、スナックに勤める海東奈津美(滝沢沙織)。死因は頭部を強打されたことによる脳挫傷で、死後3日が経過していた。また、遺体の周辺からは、被害者とは違う人物の毛髪が見つかっていた。
 毛髪のDNA鑑定を行ったノンナ(新木優子)は、それが18年前に誘拐され、そのまま行方不明になっている幼児のものであることを知る。18年前に起きた『鶴竹町幼児誘拐事件』は、スーパーで買い物中の母親・島本彩花(矢田亜希子)が目を離した隙に、娘・ユウちゃんが誘拐された事件だった。彩花と父親の彰(山中 聡)は、誘拐犯からの指示に従って身代金を届けた。だが、ユウちゃんがいるというコテージにはその姿はなく、代わりに誘拐犯と思われる暴力団の準構成員・神崎徹(石垣佑磨)の遺体があったのだ。彩花たちはそこで初めて警察に通報したが、結局ユウちゃんは行方不明のまま。身代金も消え、神崎を殺した人物の正体もわかっていなかった。

 虎丸は、今も娘の行方を探して街頭でビラ配りをしている彩花たちに事情を伝え、協力を要請した。そんな折、遺体で見つかった奈津美が、18年前に鶴竹町に住んでいたことが判明する。
 一方、真野は、明日が休日だというノンナに、予定がないなら付き合ってほしい、と声をかけ…。

脚本:岡田道尚
演出:松山博昭
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