エルソル飛脚ブログ ~Run 4 Fun~

四万十川周辺をチョロチョロしている飛脚の記録です。

マラソン後のダメージ(CK値)と回復期間

2016年11月11日 | 故障・リハビリ

先日行われた四万十川ウルトラマラソン、

後日、気分がすぐれずに病院に向かう人達がいるらしく、

その多くの人がCK値の値に異常があるようです。

CK(クレアチンキナーゼ)とは骨格筋や心筋に多く存在する酵素で、

筋肉・細胞の損傷や破壊によってその数値は上がるのだそうです。

CK値は、ざっくり言うと「筋肉・細胞がどれぐらい壊れているかをみる数値」という感じでしょうか・・。

正常値は男性の場合で57~197という数値が、

ウルトラマラソン後では何と10000をも超える異常な数値になることもあるとか・・。

マラソン後、クレアチンキナーゼの増加は7日ほど続くそうで、

私がレース後に一週間も心臓まわりがしんどく感じたのも、そういうことなのでしょう。

細胞が完全に回復するには少なくとも7~10日程度かかるようで、

その期間はできるだけ安静に過ごしたほうがいいようです。

低下した免疫力の回復期間が3日位。

細胞の回復期間が10日位。

炎症・壊死した筋繊維・筋力の回復が2週間位。

やっぱり、フルマラソン・ウルトラマラソン後の休養回復期間は2週間位は必要ですね。

レース中には十分なエイドでの水分・エネルギー(カロリー)補給と、必要に応じたサプリメントの積極的摂取。

レース後には十分な休養。

せっかくのマラソンを長く楽しむためには、そういう基本的なことが大事なのかもしれませんね・・・。

コメント
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