四万十市最大のお祭り、「一條大祭」。
その昔、応仁の乱を避けた一條教房公が下向し、土佐一条家の基をつくったと云われており、
四万十市(旧中村)は土佐の「小京都」と呼ばれています。
(街並みが碁盤の目であったり、大文字の送り火を焚いたりもします)
そんな一條氏を偲び建立されたのが「一條神社」。
「いちじょうさん」と呼ばれるお祭りは、秋の大祭として幡多一円から人が集まります。
稚児行列や神楽などもありますが、
何といっても屋台が立ち並ぶ風景は「お祭りムード」一色となり、
大人になっても結構ワクワクするものです。
初日(祭りは3日間)の夜店を覗いてみました。
出店は夜の方が雰囲気ありますね。
懐かしのお面です。
子供が小さい時によく買わされました。
(ビミョーに偽物っぽい感じが・・)
射的です。
実はやったことないんです・・
(ビミョーに倒れにくいんです・・)
うなぎ釣り。
(ビミョーに糸が切れやすくなっています・・)
ガムの型抜き。
これは上手に型を抜くと配当金がゲットできます!
配当金表。
1000円のヤツ何故か簡単そう(笑)、3000円のヤツってホントにある?
一條神社は石段を登ります。
一條神社です。
昔は「おきゃく」と言って、町の家は遠方から祭りに来る人を皿鉢料理やお酒を無礼講でおもてなしをしました。
どの家にも知らない酔っ払いおじさんが上がり込んで、私の家でも祭りのときはトイレに列が出来たもんです。
この酔っ払いおじさん達は家のおもてなしに気を遣って、その家の子供達にお小遣いを渡してくれました。
子供達はそのお金を握りしめて出店に足繫く通うわけです・・。
今現在はもう「おきゃく」をしている家も少なく、祭りの出店の数もかなり減りました。
いいお洋服を着て、小遣いを握りしめ、出店のクジをひき、学生相撲を見たり、イベントに参加したり、
賑やかだったお祭りが随分と懐かしいものです・・・。
夜の出店の甘~い匂いの中で、少しだけ売り上げに協力しました・・。
明日も何か買いに行こうかな・・。