昔、とてつもない高値で取引されていたという土佐寒蘭。
乱獲が相次ぎ、山は掘り返され、今現在でも草も生えない土地があるのだそうだ。
しかし大量に出回った蘭は値崩れをおこし、寒蘭バブルは徐々に下火になりました。
(それでも愛好家は意外と多い)
今回、完全な好奇心で山に入ってみました。
どんな場所に寒蘭は存在しているのか?
ご年配の方々から情報を収集して、ヘビやら虫やらがおとなしくなるこの時季に出掛けました。
(軽装なんでマダニだけが怖い・・)
安易な気持ちで山を駆けずり回ってみたが、当然まるで見つけることが出来ない・・。
それどころか、ジョギングシューズは滑りまくって全く山には不向き(笑)。
こんな事ならもう少しマシなところをトレイルランでもして遊べばよかった・・、
などと疲れてきた頭でぼんやりとしていたところ・・、
ついに出会いました。
いや~、かなりな幸運です。
大きな木の近くに人差し指程度の寒蘭がいました。
慎重に掘り起こすと、当たり前ですが綺麗な「根」をしています。
完全なビギナーズラックですが、マラソンで鍛えた運動量の勝利ですね(笑)。
自宅に持ち帰り、亡き親父の空鉢と土を使って鉢植えにしました。
上手く育てても、花が咲くまで10年コースです(笑)。
10年後も健康でいられるように、これからもジョギングは続けていきたいと思います!