3連休も今日で終わり。今年もあと1週間ですが、明日からは2泊で出張が入っていて、最後までバタバタした日々になりそうです。この3日間、やるべきことがたくさんあったのですが昨日までは余り捗らず、ただなんとなく過ごしてしまいました。勉強の方もこのところなぜか今一つ身が入らないのですが、思えば年末年始の時期はいつもそんな感じだったかもしれません。漢検ももちろんなのですが、1月下旬には大学院の後期試験も控えていますので、気合を入れなおしたいところです。
さて今日は「無用」な事柄や物、役に立たない人物などを表す四字熟語をまとめてみました。意味内容は「無用」を表しますが、漢検対策としては結構「有用」なものが多いように思います。
まずは、意見や考え、文章などが役に立たないことを表す熟語。
1. だんてんちょうりょう
2. あんずさくき
3. あめいせんそう
4. かんびゃくふういつ
1. 【談天雕竜】 (「漢検四字熟語辞典」 P.327)
弁舌や文章などが広大で見事なこと。広大だが実用には適さない無用の議論や行為のたとえ。
相反する意味を併せ持つような熟語ですね。意味問題で出されたら迷いそう・・・
2. 【按図索驥】 (66)
理論だけの実際には役に立たない考えや意見。
同義の 【按図索駿】 は準1級配当。
3. 【蛙鳴蟬噪】 (64)
役に立たない議論や、内容に乏しく下手な文章。
少し古いですが、過去 12-3、15-2 で出題されています。「完全征服」にも載っていますね。
4. 【勧百諷一】 (140)
害になること、無用のことばかりが多く、益になること、役に立つことが少ないこと。特に言葉や文章について言う。
続いて、無用で役に立たない人や物を表す熟語。会社でこんなことを言われないようにしないと・・(汗)
5. かろとうせん
6. べんぼしし
7. ぎゅうしゅうばぼつ
8. ちょれきさんぼく
9. ふぜいけんゆう
10. じんぱんとこう
11. としえんばく
5. 【夏鑪冬扇】 (132)
無用なもの、役に立たないもののたとえ。
6. 【駢拇枝指】 (430)
無用なもののたとえ。
【駢拇】【枝指】はそれぞれ手足の指の奇形を表す言葉。本試験にはまず出ないでしょう。
7. 【牛溲馬勃】 (151)
無用なものや役にたたないもののたとえ。
これも出そうにないですね。
8. 【樗櫟散木】 (342)
役に立たない人や物。
【樗櫟之材】 も同義。 【樗櫟】 は音読みや書き取り問題での出題もありそうに思えます。
9. 【附贅懸疣】 (418)
無用なもののこと。
10. 【塵飯塗羹】 (274)
実際には何の役にもたたないもの、とるに足りないもののこと。
11. 【菟糸燕麦】 (367)
有名無実のたとえ。役に立たないもののたとえ。
【菟糸】 はねなしかずらのことで、熟字訓としても押さえておきたいところ。【燕麦】 はからすむぎ。菟糸は「糸」がついているのに織ることができず、燕麦は「麦」がついているのに食べることができないことから。
最後は少し毛色が違って、「そんなことをしても無駄だよ~」的なもの。
12. たいろぶきん
13. きじんてんゆう
14. かそうさいり
15. そうじょうのじん
12. 【対驢撫琴】 (322)
愚かな者に物の道理を説いても役に立たないたとえ。
これはかなり最近、27-2 で出題されました。
13. 【杞人天憂】 (146)
無用の心配。取り越し苦労。
縮めて 【杞憂】 と言いますね。杞の人々が、いつか天が落ちてくるのではないかと心配したという故事から。
14. 【禍棗災梨】 (-)
無用の本を刊行すること。
これは「漢検 四字熟語辞典」にも「漢検 漢字辞典」にも掲載がないにも関わらず出題された (26-2) 珍しい熟語。
15. 【宋襄之仁】 (308)
無用の情けをかけること。
【宋襄】 は人名なので、多分出ないですね。
私のところはきのう、きょうと冬らしい寒さ。風邪などひかないよう気を付けつつ、きょうは年賀状作りなどに勤しみます。
さて今日は「無用」な事柄や物、役に立たない人物などを表す四字熟語をまとめてみました。意味内容は「無用」を表しますが、漢検対策としては結構「有用」なものが多いように思います。
まずは、意見や考え、文章などが役に立たないことを表す熟語。
1. だんてんちょうりょう
2. あんずさくき
3. あめいせんそう
4. かんびゃくふういつ
1. 【談天雕竜】 (「漢検四字熟語辞典」 P.327)
弁舌や文章などが広大で見事なこと。広大だが実用には適さない無用の議論や行為のたとえ。
相反する意味を併せ持つような熟語ですね。意味問題で出されたら迷いそう・・・
2. 【按図索驥】 (66)
理論だけの実際には役に立たない考えや意見。
同義の 【按図索駿】 は準1級配当。
3. 【蛙鳴蟬噪】 (64)
役に立たない議論や、内容に乏しく下手な文章。
少し古いですが、過去 12-3、15-2 で出題されています。「完全征服」にも載っていますね。
4. 【勧百諷一】 (140)
害になること、無用のことばかりが多く、益になること、役に立つことが少ないこと。特に言葉や文章について言う。
続いて、無用で役に立たない人や物を表す熟語。会社でこんなことを言われないようにしないと・・(汗)
5. かろとうせん
6. べんぼしし
7. ぎゅうしゅうばぼつ
8. ちょれきさんぼく
9. ふぜいけんゆう
10. じんぱんとこう
11. としえんばく
5. 【夏鑪冬扇】 (132)
無用なもの、役に立たないもののたとえ。
6. 【駢拇枝指】 (430)
無用なもののたとえ。
【駢拇】【枝指】はそれぞれ手足の指の奇形を表す言葉。本試験にはまず出ないでしょう。
7. 【牛溲馬勃】 (151)
無用なものや役にたたないもののたとえ。
これも出そうにないですね。
8. 【樗櫟散木】 (342)
役に立たない人や物。
【樗櫟之材】 も同義。 【樗櫟】 は音読みや書き取り問題での出題もありそうに思えます。
9. 【附贅懸疣】 (418)
無用なもののこと。
10. 【塵飯塗羹】 (274)
実際には何の役にもたたないもの、とるに足りないもののこと。
11. 【菟糸燕麦】 (367)
有名無実のたとえ。役に立たないもののたとえ。
【菟糸】 はねなしかずらのことで、熟字訓としても押さえておきたいところ。【燕麦】 はからすむぎ。菟糸は「糸」がついているのに織ることができず、燕麦は「麦」がついているのに食べることができないことから。
最後は少し毛色が違って、「そんなことをしても無駄だよ~」的なもの。
12. たいろぶきん
13. きじんてんゆう
14. かそうさいり
15. そうじょうのじん
12. 【対驢撫琴】 (322)
愚かな者に物の道理を説いても役に立たないたとえ。
これはかなり最近、27-2 で出題されました。
13. 【杞人天憂】 (146)
無用の心配。取り越し苦労。
縮めて 【杞憂】 と言いますね。杞の人々が、いつか天が落ちてくるのではないかと心配したという故事から。
14. 【禍棗災梨】 (-)
無用の本を刊行すること。
これは「漢検 四字熟語辞典」にも「漢検 漢字辞典」にも掲載がないにも関わらず出題された (26-2) 珍しい熟語。
15. 【宋襄之仁】 (308)
無用の情けをかけること。
【宋襄】 は人名なので、多分出ないですね。
私のところはきのう、きょうと冬らしい寒さ。風邪などひかないよう気を付けつつ、きょうは年賀状作りなどに勤しみます。