夏本番も間近(と言うよりもう来ている?)ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私はと言いますと、来週の土曜日(7/23)に放送大学大学院の前期試験が控えていまして、にも関わらず来週は週を通じて出張が入っており、一体いつ勉強すればいいんだ~~状態です。(苦笑)
幸い今週はカレンダー通り3連休なので昨日から試験勉強をしていますが、少し飽きてくるとやっぱりつい漢字の方に目がいってしまいます。28-1 を受検できないことが判明した6月の初旬以降、あまり漢字には触れておらず、こんなことでは 28-2 が思いやられるということで、今朝は少し熟字訓に目を通していました。そんな中から、きょうは「読みの文字数より漢字の文字数の方が多い熟字訓」という変なテーマで30問ほどご紹介します。(結構あるものですね。)
どれも「漢検 漢字辞典」の見出し語かつ巻末索引に載っているものですから全問正解といきたいところです。
1. 【五倍子】
2. 【豆腐皮】
3. 【似而非】
4. 【狗母魚】
5. 【青花魚】
1. ふし (「漢検 漢字辞典」初版 P.457/第二版 P.462)
2. ゆば (1129/1139)
豆腐の皮だから「ゆば」という、「そのまんま族」の熟字訓。こういうのはすぐ覚えられますね。
3. えせ (628/633)
23-2 では書き取り問題として出題されたという点で、珍しい熟字訓。【似非】 とも書きます。
4. えそ (364/367)
22-1、25-2 で出題。国字では 【魚+曾】 ですね。
5. さば (848/855)
19-3 で出題されています。
6. 【蕎麦葉貝母】
7. 【石伏魚】
8. 【臭牡丹樹】
9. 【胡頽子】
10. 【胡枝子】
6. うばゆり (338/341)
珍しい五文字熟語。国名地名以外では他には 【水蠟樹蠟虫(いぼたろうむし)】 くらい。いずれ出題されることはあるのでしょうか。
7. ごり (866/874)
8. くさぎ (683/689)
9. ぐみ (450/454)
10. はぎ (451/455)
11. 【八角金盤】
12. 【蝦虎魚】
13. 【石陰子】
14. 【海州常山】
15. 【石花】
11. やつで (1237/1250)
12. はぜ (157/159)
28-1 で出題されたばかり。皆さん、できましたか? それ以前では、24-3 でも出されています。
13. かせ (866/874)
14. くさぎ (174/176)
15. せ (866/874)
読みは一文字という、なんとも印象的な語。甲殻類の生物の名だそうです。
「辞典」初版では 【花】 の代わりに 【
】 と書いた熟語も 【石花】 と並んで見出しにも巻末索引にも載っていたのですが、第二版になって小さく「~とも書く」とだけ書かれるという記載に「格下げ」されています。【
】 がそもそも漢検対象外の漢字だからでしょう。
16. 【曹白魚】
17. 【海鷂魚】
18. 【金翅雀】
19. 【老海鼠】
20. 【土当帰】
16. ひら (932/939)
17. えい (172/175)
21-2 で出題。
18. ひわ (357/359)
25-1、26-3 と、比較的最近2度出題されています。
19. ほや (1597/1613)
13-3、25-3 で出題。
20. うど (1121/1131)
21. 【蜘蛛抱蛋】
22. 【山毛欅】
23. 【大口魚】
24. 【牛尾魚】
25. 【胡枝花】
21. はらん (1027/1035)
22. ぶな (577/582)
12-2 から始まって5回出題の頻出問題。最近では 27-1 で出ています。
23. たら (988/996)
20-1、22-2 で出題。
24. こち (310/314)
これも頻出ですね。最近では 25-1、27-3。
25. はぎ (450/455)
26. 【桃花鳥】
27. 【鉄脚梨】
28. 【七葉樹】
29. 【野木瓜】
30. 【飯匙倩】
26. とき (1134/1143)
【朱鷺】 の方は 23-3 で出ていますね。
27. ぼけ (1096/1106)
【木瓜】 とも書きますが、【木瓜】 はもちろん「きゅうり」とも読み、さらに「マルメロ」とも読むのでややこしい・・。「きゅうり」、「マルメロ」、「ぼけ」は全部別の植物です。念のため。
28. とち (639/645)
29. むべ (1478/1493)
【郁子】 とも書きます。どちらも覚えづらいですねぇ・・
30. はぶ (1253/1266)
4度出題の頻出語ですが、最後に出たのは 23-3。なのでそろそろ怪しい?(笑)
は、島根県立大学e漢字フォント
の漢字フォントを使用しました。
幸い今週はカレンダー通り3連休なので昨日から試験勉強をしていますが、少し飽きてくるとやっぱりつい漢字の方に目がいってしまいます。28-1 を受検できないことが判明した6月の初旬以降、あまり漢字には触れておらず、こんなことでは 28-2 が思いやられるということで、今朝は少し熟字訓に目を通していました。そんな中から、きょうは「読みの文字数より漢字の文字数の方が多い熟字訓」という変なテーマで30問ほどご紹介します。(結構あるものですね。)
どれも「漢検 漢字辞典」の見出し語かつ巻末索引に載っているものですから全問正解といきたいところです。
1. 【五倍子】
2. 【豆腐皮】
3. 【似而非】
4. 【狗母魚】
5. 【青花魚】
1. ふし (「漢検 漢字辞典」初版 P.457/第二版 P.462)
2. ゆば (1129/1139)
豆腐の皮だから「ゆば」という、「そのまんま族」の熟字訓。こういうのはすぐ覚えられますね。
3. えせ (628/633)
23-2 では書き取り問題として出題されたという点で、珍しい熟字訓。【似非】 とも書きます。
4. えそ (364/367)
22-1、25-2 で出題。国字では 【魚+曾】 ですね。
5. さば (848/855)
19-3 で出題されています。
6. 【蕎麦葉貝母】
7. 【石伏魚】
8. 【臭牡丹樹】
9. 【胡頽子】
10. 【胡枝子】
6. うばゆり (338/341)
珍しい五文字熟語。国名地名以外では他には 【水蠟樹蠟虫(いぼたろうむし)】 くらい。いずれ出題されることはあるのでしょうか。
7. ごり (866/874)
8. くさぎ (683/689)
9. ぐみ (450/454)
10. はぎ (451/455)
11. 【八角金盤】
12. 【蝦虎魚】
13. 【石陰子】
14. 【海州常山】
15. 【石花】
11. やつで (1237/1250)
12. はぜ (157/159)
28-1 で出題されたばかり。皆さん、できましたか? それ以前では、24-3 でも出されています。
13. かせ (866/874)
14. くさぎ (174/176)
15. せ (866/874)
読みは一文字という、なんとも印象的な語。甲殻類の生物の名だそうです。
「辞典」初版では 【花】 の代わりに 【


16. 【曹白魚】
17. 【海鷂魚】
18. 【金翅雀】
19. 【老海鼠】
20. 【土当帰】
16. ひら (932/939)
17. えい (172/175)
21-2 で出題。
18. ひわ (357/359)
25-1、26-3 と、比較的最近2度出題されています。
19. ほや (1597/1613)
13-3、25-3 で出題。
20. うど (1121/1131)
21. 【蜘蛛抱蛋】
22. 【山毛欅】
23. 【大口魚】
24. 【牛尾魚】
25. 【胡枝花】
21. はらん (1027/1035)
22. ぶな (577/582)
12-2 から始まって5回出題の頻出問題。最近では 27-1 で出ています。
23. たら (988/996)
20-1、22-2 で出題。
24. こち (310/314)
これも頻出ですね。最近では 25-1、27-3。
25. はぎ (450/455)
26. 【桃花鳥】
27. 【鉄脚梨】
28. 【七葉樹】
29. 【野木瓜】
30. 【飯匙倩】
26. とき (1134/1143)
【朱鷺】 の方は 23-3 で出ていますね。
27. ぼけ (1096/1106)
【木瓜】 とも書きますが、【木瓜】 はもちろん「きゅうり」とも読み、さらに「マルメロ」とも読むのでややこしい・・。「きゅうり」、「マルメロ」、「ぼけ」は全部別の植物です。念のため。
28. とち (639/645)
29. むべ (1478/1493)
【郁子】 とも書きます。どちらも覚えづらいですねぇ・・
30. はぶ (1253/1266)
4度出題の頻出語ですが、最後に出たのは 23-3。なのでそろそろ怪しい?(笑)


詩を書く者としては失格ですね。
勉強しなければいけません!
みんなのブログからきました。
いつも「初めまして」と言っていただきますが、コメントいただくのは3回目です。(笑)
これからもごひいきに (^^
熟字訓は平素なかなか集中して取り組む気になれません。覚えれば覚えるほど混乱をきたしてしまいますので(笑) 試験前1ヶ月間くらいで毎日眺め、7点取れれば良しと考えて今まで臨んできました。28-1はおそらく9点で、過去問をとにかく落とさないスタンスで当面は対応しようと思います。
ところで28-1の正式結果は154点でした。残念は残念なのですが、受からないことはわかってましたから落ち込むこともなく、凛太郎様のアドバイスを参考に過去問・問題集・四字熟語辞典を総復習しています。もちろんこちらの過去記事もです。
今年は8月後半~9月一杯まで仕事が相当忙しくなりそうで、今のうちに本腰入れて取り組まねば28-2も覚束なくなりそうです。自分にとっての既出は落とさず、とにかく知識が曖昧にならないよう丁寧に取り組むことを意識しています。お互いに、というのは大変烏滸がましいですが、頑張ってまいりましょう!
いつもありがとうございます。「向学心」と言うより、私の場合は勉強することがほとんど「趣味」なので、単に好きなことをやっている、という感じです。我ながら「変わり者」ですね。(笑)
28-1 、残念でした。すでに合格実績のある月に惟う様でもその点数ということは、やはり合格率はかなり低くなりそうですね。
「烏滸がましい」なんてことはまったくないです。お互いに頑張っていきましょう!
凜太郎氏の漢字を楽しむ視点に驚かされました。
読み<漢字の字数
で抽出なんて面白い発想ですね。
私はまだまだ頭が堅い。漢字を楽しむということが
できてない、と感じました。
一昨日 スーパーマーケットの駐車場で車止めに
躓いて転んだんです。
「あ~れ~、お代官様。お許しください。」
みたいな派手な転び方だったけど幸いにも擦り傷で
済みました。
転んでもタダでは起きないということで
「躓」「転」 のつく四字熟語を集めて書いてみました。
漢字を手の中で転がして楽しむくらいの気持ちで
取り組んでいきたいです。
暑い折からご自愛ください。
しばらく、ということは、「猫の飼い主」さまでしょうか。こちらこそご無沙汰しております。
確かに「楽しんで」はいるかもしれないですね。いろいろ手を出し過ぎですけれど。(笑)
「躓」のつく四字熟語なんてあるんですね。検索してみましたけど見つかりませんでした。楽しみ方は人それぞれ。自分には思いつかないアプローチを知るのも、ブログ探索の楽しみですね。^^
先日の日本語検定の認定証とレーダーチャートのようなものが送られてきて、どの分野が弱いかなどの。
それが特にどこも飛びぬけて悪いところはなく、後は語彙や漢字をきっちりすることだなと思いました。
ところが、日本語検定の公式テキストには語句の読み仮名が載っていないのです。
読み方が分からないと勉強しにくいのです。
そこで、漢検のテキストも片手に語検の勉強をしようかと。
漢検のテキストは、読み仮名があるのでしょうか?
又、その場合どのテキストがいいのか教えていただければ幸いです。
いつもご来訪ありがとうございます。
「特にどこも飛びぬけて悪いところはない」とのこと。バランス良く知識が身についていらっしゃるということだと思いますから、総合力が問われる語検では強力な武器になりますね。 ^^
さてお問い合わせの件ですが、「テキストに読み仮名がふってあるか?」という意味であれば、漢検のテキストにもそういうものはありません。一方、漢検では漢字や熟語の読みを問う問題もたくさん出題されますので、問題集には必ず読み問題も掲載されています。問題集としては、漢検協会から出ている「漢検●級 分野別精選演習」が基礎的で良いのではないかと思います。ただ語検での問題文中の文書の読みの学習が目的でしたら、上記問題集は1級のものではなく、2級ないし準1級のものの方がむしろ良いかもしれません。ぜひ書店で実物をご確認いただければと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。