流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

浜松工場 「新幹線なるほど発見デー 2012」

2012-07-21 | JR系統
7月21日(土曜日)、JR東海・浜松工場にて「新幹線なるほど発見デー」が開催されました。

浜松工場は、JR東海の車両工場として、新幹線鉄道事業本部の管轄下にあります。
同社が所有する全ての新幹線車両の全般検査及び一部の在来線車両の検査などの各種車両検修を実施しています。
会場内は子供連れの来場者が多く、非常に賑わっていました。


「浜松工場創立70周年記念」


「トラバーサー」
トラバーサーは、重量物を平行移動させるための装置です。


本装置は、鉄道の車両基地などで複数線路間で鉄道車両を移動させる遷車台を指すそうです。
ロケット基地でロケットを発射台に移動させる装置等もトラバーサーと呼ばれるとの事です。


「新幹線電気軌道総合試験車」
通称、ドクターイエローと呼ばれている車両です。


東海道・山陽新幹線(東京~博多間)を走行し、軌道などの検査をしています。


「新幹線N700系電車/中間電動車786形」
普通席の車両です。


「新幹線N700系電車」(Z23編成)
16両編成、約400メートルの長さです。
説明板によると現在、浜松工場内にて検査中とのこと。
7月23日に検査が終わるそうです。


「700系T台車」
工場内では、新幹線車両の各種部品が展示されていました。


「車体傾斜制御装置」
カーブでの走行速度を向上させる装置


「真空遮断器」
パンタグラフから受けた電気を新幹線に取り込むためのスイッチ


「主変圧器」
パンタグラフから取り入れた電気を各機器に適した電圧に変換する装置


「ブレーキ制御装置」
運転士がブレーキ操作をした時に状況に応じたブレーキ力を制御する装置
列車の速度や重量等によって号車ごとブレーキの強さが変わるそうです。


「空気圧縮機」
ブレーキや出入口ドア、ワイパー等に必要な圧縮空気を作る装置


「700系戸開閉装置カットモデル」


「パンタグラフ」
パンタグラフは、屋根上に搭載されており、新幹線が走るために必要な電気を
架線から取り入れるための機器


「静電アンテナ」
両先頭車両に設置されており、電車線電圧検知及び構内無線用アンテナとして
の機能を有しているそうです。


「行先表示」
“こだま・浜松”行きを撮影しました。


本イベントの目玉である「新幹線車体上げ・載せ作業実演」が行われました。


「新幹線N700系先頭車両」が実演で使われました。


天井クレーンが新幹線車両を持ち上げ、移動します。


『空飛ぶ新幹線』とアナウンスされていました。


迫力あるシーンを見れたことに感激です。


新しい台車に載せるために車両を降ろして実演が終了しました。


来場記念「N700系オリジナルポーチ」

このイベントを見るのは、昨年に続き3回目でした。
普段見れない新幹線の整備工場を見れたことに感激しました。
ありがとうございました。
*:+゜・。*ヾ(●´∀`●)ノ*。・゜+:*ワァィ♪

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画「BRAVE HEAR... | トップ | エアーパーク 夜間開館 »

コメントを投稿

JR系統」カテゴリの最新記事