goo

移植時の食事~⑧退院直後

2006年2月17日、退院。


退院後、体調の悪さ(痛み、倦怠感、むくみなど)以外に、日常生活の中で
大変だったのが、

・薬の服用

・食事

・水分の摂取

・血糖値測定とインスリン自己注射


が、4本柱。



薬は退院直前に6種類減ったものの、退院時で8種類。


・プログラフ(免疫抑制剤)        ~ 0.5mg×朝・晩2錠
・プレドニゾロン(免疫抑制剤、ステロイド)~ 5mg×朝2錠
・ゼフィックス(ウイルス抑制剤)     ~ 100mg×朝1錠
・ラクツロース(減アンモニア、整腸剤)  ~ 30mg×4回
・アミノレバンEN(肝機能改善)     ~ 50g×朝・昼・晩3回
・ウルソ(肝機能改善)          ~ 100mg×朝・昼・晩2錠
・ガストローム(胃粘膜保護)       ~ 1.5g×2回
・スローケー(カリウム補充)       ~ 600mg×朝・晩2錠


中でもアミノレバンは厄介で、これを飲むと一食分位のボリュームがあり、、
食事がままならなくなる。


結局、薬の為に食事が充分に摂れない、妙な状況だった。


おまけに、水分を最低でも毎日2リットル摂る指令(?)を受けていたので
それだけで腹が膨れる。
そもそも、ほとんど動かない(動けない、が正しい)ので腹の減りようがない。



それでも、移植後の食事の原則、

・感染症予防の為、生ものは厳禁(魚、野菜、卵など全て)。

・二時間以上作り置きしたものは食べない。

・野菜も必ず熱を加える(温野菜)。

・調味料は極力使わない。

・塩分控え目。


などは守ねばならず、食材にも気を使った。(妻が。)

何しろ退院したとはいえ、その後入退院を繰り返すぐらいだから、体調が良
いとはいえず、少しの事でも心配でならなかった。



アレはどうか、コレはどうか、と迷った時に参考になったのは、病院食の
メニュー。

元々、朝の回診で前夜のメニューを聞かれ、それに答えられないのが悔しく
て、ズルして付け始めた食事メニュー。


これが、退院後、メニューに悩んだ時に非常に役に立った。




病院で出されたものは、絶対に大丈夫だろうと。
コメント ( 8 ) | Trackback ( )