goo

移植時の食事~⑨自宅での食事

移植後の食事制限の原則以外に、自分の中で、ボーダーラインが難しいと考
えていたものがある。



1つは卵。
生卵はサルモネラ菌に感染する危険性があるということで、H大病院の術後
パンフでも、移植後6ヶ月間は厳禁、それ以降も食べない方が良い、となっ
ている。

じゃぁ、熱し方はどの程度で良いのか、と。
というのも、固めより生、生より半熟、というくらい半熟が好き。
自分の性格のようだ。

でも妻は、当然のように充分熱を加え、固くてバリバリ卵。




他に、牛乳(乳製品)
牛乳は必ず加工乳。そしてヨーグルトと共に病院食としてよく出された。
ヨーグルトがいいのかダメなのか、医療機関によっては食べない方が良い、と
されているところもあるようだ。

ヨーグルト、実はあまり好んで食べる方ではなかったが、自宅では3食以外
ではヨーグルトしか食べない、というくらい食べていた。
退院後、一番口に合ったものだ。
(ちなみに今はあまり食べたくありません)




そして納豆。
納豆はあまり食べない方が良い、という話しをどこかで耳にしていたが、病
院ではよく出た。
感染、という意味ではあまり良くないような気もするが、病院で出たものは
いいだろう、というのもあり、納豆好きとしては助かった。




あと、病院で良く出たのがほうれん草。
ほうれん草のおひたしは昼夜問わず、良く出された。
(おひたしを訛って言うと「おしたし」となるそうです)

これにオマケ程度に付いてくる醤油を垂らして食べると美味しかった。

よって自宅でもメインの副材。





醤油で思い出したが、絶対に醤油が必要な食材に醤油が付いてくる時と付か
ない時がある。
無い時は味も素っ気も、当然無い。

で、売店で自分で醤油を購入。一応薄味。





果物で良く出されたのが「朝バナナ」。
しかも一本丸ごと。

ご飯さえろくに食べられないのに、バナナまでは手が届かず。

果物といえば、グレープフルーツが薬との関係で駄目なのは周知の通り。
そしてもう1つ、入院中、イチゴが同じような理由で突然禁止になった。

それまで何度か食べていたので??

ところが看護師さんが外国の文献で色々調べた結果、問題無しとなり解禁。
移植後の食事、奥が深い、と実感。




・・・・・・・・・
2月の退院後、3月にかけて少し仕事が出来るようになった。
決して肝機能値が良くなっているわけでもなく、繁忙期で、働かないと大変
だったから。

食欲はほとんど無く、忙しさにかまけて昼食を抜くということも。



食事以上に問題は両足のむくみ。

足首が太ももみたいで満足に歩くことが出来なくなった。


週一の検診では先生に「出来るだけ足を高くして寝てください。」って。

それにも限界があるんですけど・・・
コメント ( 3 ) | Trackback ( )