風なくば めざしのごとし 鯉のぼり
梅士 Baishi
ずらっと並んだ串刺しの鯉のぼりがあった。
天日干しのめざしのようだった。
やはり、千切れそうな風が吹かなければ、鯉のぼりも
やる気が出ない。
端午の節句は旧暦で行かなければならない。
今年の節句は、6月16日である。
それまでは、千切れるほど風の滝を吹き上って欲しい。
が、博多の風の川には泳いでいない。
博多の川にもかつてはシャケが遡上していたという。
同様にと言うべきか、博多の町に鯉のぼりが上がらな
くなった。
密集した町並みに鯉の泳ぐ住処もないのであろうが、
山笠を呼ぶ風に鯉のぼりをあげたいものである。
さて、元寇というべき事態が迫っている。
勇壮であっても、伝統祭りの山笠では国を護ることは
できない。
禍を祓うというのが山笠の由来であるならば、護国の
筥崎宮に結集し、海辺に向かって集団山見せしたいもの
である。
そうした護国鎮護の心意気こそは、主宰神の思いでも
あろう。
博多祇園山笠を、平和ボケした祭りとして見たくはな
いものである。
大川隆法著 幸福の科学出版刊『民主党亡国論』にお
けるチャーチルの霊言も衝撃的な日本滅亡の予言であっ
た。
この平和ボケをみれば、霊言ならずといえども予想の
つくところではあるが、あらためて客観的な霊言に現れ
ると暗澹たる思いになる。
歴史に名を残す高級指導霊というべき方々が一致して日
本を護り発展させたいと思っていても、地上の人間がそ
の気にならなければどうにもならないのが修行のこの世
のルールである。
いかに天が味方しても、それほどの大義があっても、
この世の私利私欲には通用しない。
私利私欲は不幸を選択するものである。
人は一人では生きていないが、私利私欲から見れば他
人から奪うということを意味している。
不幸とは他人から嫌われ、恨まれる、あるいは他人を
嫌い、恨むということであるから、結局、私利私欲は不
幸である。
不幸とは、奪おうとする者がまいたチョコレート風の
餌でもある。
奪おうとする者は、餌として与えるくらいの「愛」を
持っている。
そこが、奪う者と奪われる者の知略の違いというべき
であろう。
是に対して幸福は、ほしければあの山越えて取りに来
て、それを人に与えよというのである。
一人で間に合わなければ、死体の山を越えてゆけと。
それを天命と心得、やりがいがあると思う者はいつも
少数の「変人」である。
幸福の科学とは、そうした変人か、変人の卵の集まり
ということになろうか。
みなさん、幸福の科学の洗礼を受けませんか。
死に甲斐は見つかると思いますよ。
【自由責任論】
自由とは自業自得を意味することはあっても、身勝手
を意味しない。
まして人権としての自由は、尊重されるべきものであ
る。
無責任な自由を尊重すべきもとは認めない。
無責任な自由とは神からの自由である。
神を不都合とする自由とはおぞましいことであろう。
自由人権として尊重されるべきは神への自由である。
自由とは神聖でなければならない。
働くということは尊いことである。
なぜなら、働くということは愛であり、他人に与える
努力であり、神聖な仕事だからである。
職場は神聖であり、仕事も神聖である。
だからこそ、職場は清潔でなければならず、身なりも
ふさわしいものでなければならない。
ビジネスフォーマルとは必ずしも機能的ではない。
しかし、礼儀としてあえて身を慎む美学によって整え
られているものである。
うっとうしい髪型を自分らしさだからといって忠告を
受け入れない者がいる。
自分が職場の神聖、仕事の神聖を害しているという認
識がないのである。
自由とは責任を意味している。
世の為人の為に働く自由と、他人に迷惑をかけない責
任である。
自由人権の尊重すべき価値とは、前者であり、後者は
自由の内在的制約として説明されるところでもある。
沖縄の基地問題は、世の為人の為に自由を用いるべき
責任を問われている。
左翼活動家からすれば、「戦争反対」というお題目の
日本国防衛反対、日本国独立反対こそが世の為人の為だ
と言うのであろう。
それは詭弁である。
それは、国家という制度を破壊するものであり、それ
自体が矛盾した権力闘争であり、殲滅されるべき詭弁勢
力といわざるを得ない。
わが世代は、学生運動の残り火があった時代であり、
高校の担任も、身を寄せた教会の牧師もバリバリのマル
クス主義者であった。
マルクスの資本論全巻を原書で読んだと豪語していた。
しかし、勉強嫌いが幸いして、薦められた資本論もエ
ミールも毛沢東語録も読まなかった。
洗脳はされなかった。
キリスト教社会主義には付き合ったが、何か変だと思
う部分は洗脳されなかった。
貧困者の救済は貧困者がやるべきことではない。
それは愛ではない。
経済努力が貧困を救うのだ。
キリストを貧乏神にしてはなるまい。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi