皐月晴れ 晴れぬ心を 野に広げ
梅士 Baishi
今こそは端午の節句、皐月である。
皐月は梅雨の季節でもある。
その梅雨の晴れ間を皐月晴れと言う。
昨日は黄砂に曇りつつも、よい五月晴れだった。
仕事も梅雨の晴れ間のように休みにした。
読まねばならない本が山積している。
その一角を申し訳程度にリュックに押し込んで、外に飛
び出した。
思わぬ発見があった。
新しい散策コースである。
久山にある九州大学農学部の広大な演習林である。
一般に開放しているらしい。
広大な広葉樹林、野原、大きな池もある。
二時間歩きとおして汗びっしょりになった。
演習林を出ると、すぐ近くにはホテル・レイクサイド久山
の「湯の湖温泉」がある。
客の少ない広々とした露天風呂に手足を伸ばして、贅沢
な時間を過ごした。
風呂上りの酒は、めずらしい福島の酒を枡酒にして堪能した。
新鮮な刺身、烏賊の活け作りにうまい酒・・・。
人生、悪いことばかりは続かないと悦に入った。
たまには、そんなこともないとねえ。
一人酒 悲しくもなし 皐月星
梅士 Baishi
一人酒といえば、演歌調だが、旅には定番の楽しみで
ある。
篠栗は博多からは6っつ目の駅だろうか。
それでも、風景は緑豊かである。
近場であっても、旅の気分を演出できる異郷がある。
まして、風呂上りに一杯というのは最高の贅沢である。
ピアノ演奏つきのレストランでと思っていたが、和風に
納まった。
そんな選択肢があるのも、都会に近い異郷のよさである。
今度は少し足を伸ばして九重に行きたいものだが・・・。
【 嘘と椅子とりゲームの政治に幕引きを 】
今回の内閣不信任案否決という茶番劇には、民主党政権
の嘘と茶番政治の本性が露呈した実験であった。
もはや、疑いの余地はなくなったであろう。
それをバックアップした経団連の親方さんたちのみっとも
ない名誉欲にも辟易とした。
名誉を受勲と勘違いしているらしい。
サラリーマン社長上りの財界人とは、経済人ではない。
形骸の「名誉」に執着する老いぼれなど、早々にこの世
からも退場するが良い。
清教徒革命を求めるわけではないが、政治はもう少し潔い
ものであってほしいものだ。
政治を汚すモノノケどもよ、退散せよ！
悪霊・悪魔、撃退！
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi
