雨ほどの 文字の雫の 沁みてゆき
梅士 Baishi
今年の梅雨は例年になく長い。
しかし、ダムや湖や池は大いに水を湛えて安心したこと
であろう。
田んぼも水不足を心配しないですんでいる。
蛙たちは温泉気分にちがいない。
雨のおかげで、昨日は少し読書が進んだ。
一歩も外には出なかった。
雨露をしのげると言うのはありがたいことである。
『現代の法難③ ハトホル信仰とは何か』が出版された。
総裁の妻から手のひらを返して、教団に敵対するに至った
「裏切りのKYOUKO」の化けの皮が、魂の生地からはが
された。
ヘルメスの妻・女神アフロディーテを名乗っていたが、嘘
だった。
実は、アフロディーテを暗殺した謀略家メノスと知れた。
釈迦の有力な弟子である文殊菩薩を名乗っていたが、
これも嘘だった。
文殊は男であったことが明らかになったし、自分の息子
として転生していたのである。
クリミア戦争の女神・ナイチンゲールを名乗っていたが、
それも嘘だとばれてしまった。
実は、ナイチンゲールの看護活動を手伝う素人看護婦
としてついていった者たちの一人に過ぎなかった。
それ以外の転生としては、裏切りのユダであることも明ら
かにされた。
今回は、エジプト、アフリカで信仰を集めた女神・ハトホル
を名乗っているらしい。
そこで、ハトホルを呼び出してリーディングした結果が公開
されたわけである。
その正体は、マゼランゼータ星から地球に移住したレプタ
リアンの一族だった。
しかも、荒神・エンリル、悪魔・ルシフェル、悪魔・ベルゼベ
フの仲間であり、同格の念力を持った、「ハトホル」であるこ
とが自白された。
その仕業は、キリストの三代の過去世である、アガシャー
大王(アトランティス末期)、クラリオ(紀元前2千数百ころの
エジプト)、イエスキリストという救世主殺害のリーダーだっ
たことを誇ってもいた。
弱すぎるから教育してやったのだ、殺されたから有名にな
れたのだなどと嘯くのである。
幸福の科学会員は、もはや裏切りのKYOUKOのことなど
信仰を揺るがせる問題ではなくなっているが、新潮社との
戦いは、マスコミの横暴を抑止するためにも手抜きはでき
ないであろうし、真相は認識していないといけないであろう。
そういう問題に過ぎない。
それにしても、救世主の妻とはいかがなものかと思って
いたが、救世主殺しのカルマを持つレプタリアン、悪魔の
仲間(自分がもっとも偉いと言う)だったとはおぞましい限
りである。
【 一夫一婦制の功罪 】
気になる発言があった。
一夫一婦制は、悪魔「ハトホル」が苦心して定着させた
女のための制度なのだ、というものである。
少なくとも、一夫一婦制を支持していることはまちがいな
いのだろう。
すると、一夫一婦制は、悪魔的な面をもっているのかと
いう疑問である。
嫉妬心や独占欲を制度的に封じて家庭に規律をもたらす
という意味では、合理性をもっているだろう。
しかし、絶対的ではない。
原則は強制ではなく、自由市場主義だからである。
制度に安住すれば、腐敗しやすくなるものだ。
女が社会的に強くなり、伝統の家制度という父親の権威が
失われた現代、一夫一婦制の合理性も失われたと言うべき
かも知れない。
それでも、大半は、夫婦愛、家族愛に結合されるものだ。
故に、制度的縛りは緩めてよいのではないか。
通い婚の時代もあったのである。
母子家庭の時代である。
乳母に育てさせるのも子育ての方式の一つでもあった。
一夫一婦制度もまた、諸行無常、自由市場主義による
「みえざる手による調和」にゆだねられることになるのであ
ろう。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi