小雪舞う 風誇らしく 走りけり
中村 梅士 Baishi
病み上がりと恐れていても情けないので久しぶりのジ
ョギングに駆けだした。
気温は3.5℃、小雪まじりの冷たい風だったが、快
調に走り抜けた。
筋肉が多少弱っていたが、また走れるようになった。
映画『まぼろしの邪馬台国』を見た。
吉永小百合主演だったので左翼作品であろう。
確かに、日中戦争勃発を憂い、魏志倭人伝で補おうと
言う趣旨程度の反戦映画ではある。
それはともかく、宮﨑康平の名は聴いていたが、邪馬
台国論争にもさして興味がなかったから良くは知らない。
しかし、邪馬台国の所在については、かなり真実に肉
薄していたのではないかと思う。
結局、島原が邪馬台国ということになっていたから少
しずれてはいるのだが、有明海沿岸を見ていたのは慧眼
である。
古代日本史は霊言でもその歴史的変遷や勢力図、日本
としての統一のありようなどは見えてこない。
邪馬台国の頃、志賀島を拠点としていた安曇族の謎も
ある。
謎は深まるばかりである。
古代史があると言うことは、国家のプライドである。
それを魏志倭人伝という伝聞の手抜き史書に依存する
必要はない。
新たな資料を探すことが、歴史ロマンとなるであろう。
もっとも、独立国家の気概を見失った国民には馬の耳
に念仏ではあろうが・・・。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party